2022年8月28日に公開され、テレビで紹介されたことにより話題となった「お絵描きばりぐっどくん」。
この記事では、LINEでAIが絵を書いてくれる機能「お絵描きばりぐっどくん」の詳細と使い方、著作権や商用利用の可否などについて解説していきます。
Contents
お絵描きばりぐっどくんの詳細
LINEでAIが絵を書いてくれる機能「お絵描きばりぐっどくん」の詳細について解説していきます。
Stable Diffusionを利用
「お絵描きばりぐっどくん」は、AI Stable Diffusionを利用したAIお絵描きサービスです。
LINEで友達登録をし、トークでキーワードを指定したり、文章を入れたりするだけで自動的に絵を描いてくれます。
日本語で使える
「お絵描きばりぐっどくん」は、英語はもちろん、日本語にも対応しています。
ただし、英語の方が精度が高いため、よりキーワードに近いイラストを望むなら英語表現がお勧めです。
また、詳しい内容を明記した方が、よりイメージに近くなる傾向にあります。
Stable Diffusionにおける呪文についての詳細と呪文ルール、イメージに近いイラストを生成するコツなどを解説
お絵描きばりぐっどくんの使い方
LINEでAIが絵を書いてくれる機能「お絵描きばりぐっどくん」の使い方について解説していきます。
導入方法
LINEでAIお絵描きをしてもらうには、お絵描きばりぐっどくんのアカウントを友達登録する必要があります。
LINEからの友達検索で探すのではなく、QRコード検索またはリンクから友達登録を行ってください。
QRコードでLINE友達を追加したい場合は、こちらのページにPCなどでアクセスし、スマホからQRコードを読み取りましょう。
なお、QRコードのページをPCなどで開いたら、LINEアプリを起動し、ホームタブを開いてください。
友達の追加ボタンを選択しQRコードをタップします。
QRコードを読み取って友達登録をしましょう。
また、リンクから友達追加したい場合は、スマホからこちらをタップしてください。
友だち追加をタップします。
または、追加ボタンをタップすれば友達登録出来ます。
使い方
トークを開きます。
または、トークタブからお絵描きばりぐっどくんを開きましょう。
後は、送信欄に書いて欲しい内容を記入し、送信してください。
10秒くらいで絵が描きあがります。
なお、日本語対応していますが、英語での記入も可能で、後者の方が精度が高くなっているため、英語に堪能な場合は英語で入力してみることをお勧めします。
PCでStable Diffusionを利用したい場合は下記の記事をご覧ください。
画像生成AIのStable Diffusionを無料で使う方法について解説
Stable Diffusionの使い方やラフ画の清書方法について解説
画像一覧を見る
作成した画像一覧を見るには、作成したイラストをどれでも良いのでタップしてください。
左右にスワイプすることで画像の切り替えが可能です。
アイコンをタップしてください。
これまで作成したイラスト一覧が表示されます。
拡大して表示したい場合は、拡大したい画像をタップしましょう。
シェア
作成された絵をLINEの友達やその他SNSなどにシェア出来ます。
シェアしたい画像を開いたら共有アイコンを選択し、送信相手を選択して転送をタップしましょう。
他のSNSなどに共有したい場合は、他のアプリから共有したいアプリを選択してください。
画像ダウンロード
作成された画像をデバイスにダウンロード保存したい場合は、その画像を開いてからダウンロードをタップしてください。
画像削除
作成した画像を削除したい場合は、その画像を開いてからゴミ箱アイコンをタップしてください。
削除をタップします。
なお、画像を削除しても1日に作成出来る枚数は増えません。
著作権、上限枚数、商用利用の可否などの注意点について
LINEでAIが絵を書いてくれる機能「お絵描きばりぐっどくん」の著作権、上限枚数、商用利用の可否などの注意点について解説していきます。
ユーザー自身または第三者にとって有害、残酷なコンテンツの作成は禁止
禁止事項
- 差別的な内容
- 人、環境、文化、宗教などを卑下、非人間的、有害に表現する
- 承認を得ずになりすますこと
- 閲覧する可能性のある人の同意がない性的な内容
- 偽情報
- 著作権またはライセンスに基づく素材を利用条件に反して共有する
- 著作権または許諾を得た素材を改変する
作成の上限枚数
お絵描きばりぐっどくん公開当初は、1日10枚まで画像を作成可であったとされています。
しかし、2022年8月31日14時現在では1日に2枚までしか作成出来ません。
1日3枚目のキーワードを指定すると、「ごめんなさい!今日はもうおしまいだよ!」と表示されて絵が表示されなくなります。
この表示がされた場合は、日にちを跨いでから再度利用するようにしましょう。
著作権の扱いについて
Stable Diffusionの作成した絵は、パブリックドメイン扱いとなっています。
パブリックドメイン(public domain)とは、著作権など知的創作物に対して知的財産権が発生していないまたは消滅した状態のことを言います。
つまり、著作権はAIやAI作成者のものではなく、作成指示を出した利用者が持つため、自由に利用することが可能です。
商用利用について
お絵描きばりぐっどくんは、Stable Diffusionを利用したサービスです。
商用利用の可否などは、Stable Diffusionの規約に準ずるため、ライセンスを明記すれば商用利用も可能となっています。
詳しい情報については下記の記事をご覧ください。
画像生成AIのStable Diffusionを無料で使う方法について解説
Stable Diffusionの使い方やラフ画の清書方法について解説
現在画像作成AIのStable Diffusionが注目を集めています。 今回の記事では、Stable Diffusionの使い方についてご紹介していきます。 Contents1 画像作成AIの「St ...
続きを見る