インスタの連絡先の同期をオフにしても友だちにバレるかを解説

インスタに備わっている「連絡先の同期」はとっても便利な反面、予期せぬ相手に自分のアカウントがバレてしまう可能性を非常に高くしてしまいます。

しかも連絡先の同期をオフにしているからといって、「これで誰にもバレない」と安心することはできません。

この記事では、インスタの連絡先の同期をオフにしていても本当に知人にアカウントがバレてしまうのか、その可能性を少しでもなくす方法はないのかを解説していきます。

インスタの連絡先の同期をオフにしても友だちにバレるか

インスタは、連絡先の同期をオフにしても他のインスタ利用者にバレてしまいます。

これはインスタそのものの仕様が原因であり、利用者側からできるのは「相手のアカウント上に表示されないように工夫する」という対処にとどまります。

まずは「連絡先の同期」の仕組みや、バレてしまう流れについて解説していきます。

インスタの連絡先の同期とは

そもそもインスタの連絡先の同期とは、スマートフォンの「連絡先」とインスタとを連携させて、連絡帳に登録している相手をインスタ上でも見つけやすくするための機能です。

連絡先から参照するのは「電話番号」「メールアドレス」の2つです。

インスタのアカウントは作成時にいずれかの連絡先を必ず登録する必要があります。

登録している連絡先と同期させられている連絡先を照合し、一致した相手を「知人」として認識して「知り合いかも」として表示するようになっています。

相手が連絡先の同期をオンにしてたらバレる

「連絡先の同期」をオフにするとは、あなたのアカウント上のみで、連絡先を知っている知り合いを表示させなくなるだけの設定で、双方からの照合をオフにする機能ではありません。

つまり連絡先の同期をオフに設定しても、あなたの連絡先(電話番号・メールアドレス)を知っている他のインスタユーザーからは、あなたのアカウントが「知り合いかも」として表示されているままで変わらないということです。

連絡先の同期をオフにしても全く安心できない理由はここにあります。

自分も相手も連絡先の同期をオフにしていたら表示されなくなる

連絡先の同期オフは自分のアカウントの表示にのみ変化を与えるので、相手も同様に同期オフにして初めて双方にアカウントがバレる恐れが無くなると言えます。

しかし、バレたくない相手に「連絡先の同期をオフにしてください」とは言えるはずもないため、できるだけバレないように工夫をして自己防衛するしかアカウントがバレるのを防ぐ手立てがありません。

インスタの連絡先の同期をオフにしても相手にバレる原因

インスタの連絡先の同期をオフにしても「個人を特定させない」という点では大きな効力は発揮してくれません。

問題は連絡先の同期機能そのものにありますが、どのようにして相手にバレるかを解説していきます。

相手が連絡先の同期をオンにしている

前述通り、相手が連絡先の同期の機能をオンにしていると、そのユーザーがスマートフォンの連絡先に登録している相手を読み取ってインスタのアカウントと結び付けてしまいます。

その結果がしっかりと「知り合いかも」に反映されて表示されるので、これを見つけた相手が、あなたに気づいてしまうという流れが一番多い原因でしょう。

インスタの仕様上、原則はバレるようになっている

インスタのサービス概念は、オンオフ問わずに多くのユーザーに対して効率よくリーチし、利用者にとって有益なコミュニティーを構築・拡大の後押しすることにあります。

この考えが基本理念にあるので、すでに構築されたコミュニティーの結晶である「連絡先」を踏襲するというのは非常に合理的なのです。

そのため連絡先の連結を無効化をするにはコツが必要で、簡単に行うことができない仕様となっています。

自分のアドレス帳から消した相手も表示される

以上のような仕様なので、仮に自分の連絡先からアドレスや電話番号を削除しても、相手の連絡先にあなたのアドレスや電話番号が残っていればあなたのアカウントも自動的に結び付けられてしまいます。

インスタのアカウントを友だちから見つかりにくくする方法

インスタのアカウントをリアルの友だち・知人から見つかりにくくするには、登録している情報を外部から触れられたことがない情報にしてしまうことが大切です。

非公開アカウントにすることがもっとも確実な方法ですが、これではコミュニティーを広げていくことが出来ません。

この項目では、リアルの知人からアカウントを隠すコツについて解説していきます。

誰も知らないメールアドレスに変更する

アカウント同士が知り合いかどうかを照合するには、必ずアカウント作成時に登録しているメールアドレスか電話番号を元にしています。

つまり、メールアドレスでアカウントを作成している場合は、誰も知らない・使ったことがないアドレスに変更することで、見つかる可能性を大幅に下げることができます。

電話番号は登録しない

メールアドレスと違って電話番号は複数所持することも変更することもできません。

登録時は電話番号の登録を控え、尚且つ二段階認証もSMSを利用せずに推奨の認証アプリを使うように心がけましょう。

二段階認証で登録する電話番号は一時的でSMS送信にのみ使われますが、規約変更などで一度入力した電話番号が別の目的に利用される可能性もあります。

インスタ内で電話番号を入力すること全般を避けた方がもっとも安心です。

電話番号やメールアドレスを教えない

これから知り合う職場の人やリアルの友だちに、インスタに連携させているプライベートのアドレスや電話番号を教えるのを控えるというのも有効です。

特に「職場の人からいいねが来て趣味がバレた」「プライベートが筒抜けになってしまった」と頭を抱えている人が後を絶ちません。

自分のアカウントからは連絡先の同期をオフにしていると「知り合いかも」には表示されませんが、相手にはしっかり見えてしまっている可能性があります。

連絡先を教える際には、結び付けているアカウントの扱いをしっかり考慮しましょう。

見つかりたくない相手のアカウントを先にブロックする

自分を見つけられたくない相手が特定できている場合は、相手に見つかる前にブロックをしてしまいましょう。

ただし、相手があなたのプロフィール画面を見ると「自分がブロックされている」と感づかれるので、アイコンや名前、IDは個人を特定されないものにしておくことが安心です。

インスタのブロック機能については以下で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

インスタで新しいブロック機能の詳細や使い方など解説！裏垢が分かるのか？に関しても解説！

身バレするような投稿をしないように注意する

すでに相手のアカウント上にあなたが表示されていても、個人を特定させないような投稿を心掛けることでスルーされる可能性もあります。

というのも「知り合いかも」と表示されるユーザーの中には、全く接点がなかったり面識もない人が沢山表示されることが日常茶飯事です。

顔出しをしなかったり、リアルを感じさせない投稿を重ねていると、「このユーザーが誰か」と深く考えずに見逃されることもあります。

連絡先が周りの人に知られてしまっている場合やアカウントの引っ越しができない場合は、早めに投稿内容を見直しておきましょう。

非公開アカウントにする

最終手段でアカウントを非公開にすると、原則フォロワー以外はあなたの投稿やプロフィールを見ることが出来ません。

ただしブロックしていてもプロフィールアイコンは見えてしまうので、それも知られたくない場合は見られても差し障りがない写真に変更をしましょう。

TikTokも同じ仕様なので使用時は要注意

このような連絡先との同期でアカウントがバレてしまうのはTikTokでも同様です。

こちらも自分は同期をオフにしていても、同期をオフにしていない相手からはあなたのアカウントが見つけられてしまいます。

インスタと同様に、登録するメールアドレスは他で使用していないものにしておき、なおかつ他のSNSと連結させるのも控えておくことをおすすめします。