PlayScore2は、楽譜を読み取り演奏させることができるアプリです。
今回の記事では、PlayScore2がどのようなアプリなのか詳しく解説すると共に、使い方や安全性などについても解説していきます。
PlayScore2とは
PlayScore2は、簡単に分かりやすく説明すると、楽譜をスキャンして、アプリに演奏させるアプリです。
楽譜をスキャンできる
まず、PlayScore2の楽譜スキャンの機能ですが、以下のような機能・特徴があります。
さらに詳しく
- ピアノだけでなく、他の楽器、歌の楽譜にも対応
- スキャンした譜面はMusicXMLという形式でエクスポート可能
- スキャンした譜面は編集できる
- スキャンした譜面で自分のパートのみ練習も可能
- ページの並び替えも可能、不要な部分は削除もできる
PlayScore2は楽譜をスキャンできる便利なアプリですが、スキャンだけでなく再生ができたり、編集もできたりと作曲や練習にもピッタリのアプリです。
スキャンだけでなくインポートも可能
カメラから楽譜をスキャンするだけでなく、画像やPDFからのインポートも可能です。
インポートした楽譜もアプリ上で再生できます。
自分のパートを練習するためにも使える
PlayScore2は、複数のパートが書き込まれた楽譜も読み込むことができ、他パートとの同時再生も可能です。
さらに、パートごとに音量を設定できるので、自分の音を消し、他のパートを伴奏代わりにすることで練習相手にもなってくれます。
iOSやAndroid、Windowsでも使える
現在のところ、iOSとAndroid、Windowsで利用が可能です。
無料で使えるのか(有料プランもある)
残念ながら、全ての機能が無料というわけではありません。
以下の機能については、有料プランへ課金する必要があります。
- 複数のページを読み込む
- PDFのスコアにする
- MusicXML形式にする
- 画像からインポートする
実際に試してみると、無料では楽譜1ページ分しか読み込めませんでした。
さらにスマホ内にある画像から楽譜を読み取ろうとしても課金してくださいと表示され読み込めませんでした。
無料版だと、基本的な機能しか使えないので、本格的にこのアプリを利用したいという方には有料版への課金をおすすめします。
PlayScore2の安全性について
ここからは、PlayScore2の安全性について解説していきます。
製作会社について
PlayScore2を製作している会社は、Organumというイギリスの会社です。
OrganumはPlayScore2のみリリースしている状況でした。
それ以外の情報が残念ながら乗っておらず、会社から安全性を見極めるのは難しい状況でした。
口コミについて
先ほどもお伝えした通り、アプリの口コミは良く、全体の評価もiOSで★4.2、Androidの評価で★4.0でした。
また、口コミからは個人情報が流出するなどのコメントは見受けられませんでした。
無料で利用する分には会員登録する必要がないので、個人情報流出などの不安はないと考えていいでしょう。
PlayScore2の使い方
ここからは、PlayScore2の使い方について解説していきます。
PlayScore2を使う際の注意点
PlayScore2で楽譜を読み取る場合、以下のことに注意して読み取りましょう。
- 楽譜に影が映っていないか確認する
- 楽譜が曲がっていないか確認する
- 楽譜を横にして撮影していないか確認する
- 他に余計な楽譜が映り混んでいないか確認する
- 明るい場所で撮影しているか確認する
上記のことに気を付けて撮影してください。
実際に楽譜を撮影したのですが、明るい部屋で影が映っていなければ、しっかりと反応してくれます。
なお、楽譜を横で撮影すると、何も反応せず、再生もできなかったので注意をしましょう。
楽譜を写真で読み取る
それでは、早速PlayScore2で楽譜をスキャンする方法について解説します。
PlayScore2を開き、右下の📷をタップします。カメラが起動するので、明るい部屋で楽譜が曲がらないようなところで撮影してください。
読み取った楽譜の再生や速度を変更
以下のような操作が可能です。
- work title:楽譜のタイトル
- composer:作曲者
- 🔓:編集できないようにロックできる
- 📷:再度撮影して読み込みさせる
- ▶:再生/一時停止
- 下のバー:速度を調整(楽譜の速度に合わせるといい)
なお、楽譜の再生させたい場所をタップすると、指定した部分から再生してくれます。
また、特定の部分を長押しタップすると、その部分を何度も繰り返し再生してくれます。
この機能を使えば、苦手な部分を何度も再生して克服できます。
楽器を変更する
初期設定では、演奏する楽器がピアノになっていますが、楽器は変更も可能です。
読み取った楽譜の左下にある〇部分をタップします。Pianoの部分をタップすると、他の楽器が表示されます。ここから、楽器を選んでください。
楽器を選んだ後は、右上のSAVEをタップします。そうすることで、楽譜を再生したときの音が選択した楽器になります。
読み取った楽譜で必要のないパートをミュートにする
読み取った楽譜で、複数のパートがある場合、他のパートの音量を変更することも可能です。
楽器を選択する画面から、1、2、3、など数字が並んでいるので、必要のないパートのボリュームを下げてみましょう。
例えば、自分のパートの音量をオフにして、他のパートの音を残しておくことで、伴奏代わりになり、練習として使えるようになります。
楽譜をインポートする(有料機能)
画像をインポートさせたい場合は、PlayScore2を起動させ、右下にあるインポートマークをタップします。
それから、画像もしくはPDFを選んでください。なお、これは有料機能なので、無料の状態ではできません。
実際にPlayScore2で楽譜を読み取って再生させてみた!
— appstory (@app_story22) April 18, 2023
こちらが、実際にPlayScore2で楽譜をスキャンして再生させた動画です。
綺麗に楽譜を撮影できれば、しっかりと読み取って再生してくれる便利なアプリです。
さらに速度変更もできるので、練習したい場合はゆっくり再生して、アプリの音に合わせて練習するという方法も試せます。
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