アレクサの開発者が手がけた、猫の話している事がわかる「MeowTalk」というアプリが現在ネット上で人気を集めています。
今回の記事では猫と楽しくコミュニケーションを取りたい人に向けて、MeowTalkの使い方や本当に猫の話している事がわかるのかについて解説していきます。
Contents
猫の話している事がわかる「MeowTalk」とは
MeowTalkはアレクサの開発者の一人が手がけた、猫の鳴き声を翻訳するアプリです。
MeowTalkでは人工機能を利用して猫の鳴き声を11種類に分類します。
防御
戦闘
怒り
幸せ
狩り
交尾
ママ・パパを呼ぶ
具合が悪い
休み
注意を払ってください
警告
上記の11種類に分類した後で、「かまって」や「大好き」などのように猫の言葉を人間の言葉に翻訳するという内容のアプリとなっています。
MeowTalkはiOSとAndroidの両方で利用する事ができるので、興味のある方はそれぞれ下記のダウンロードリンクからアプリをインストールしてみてください。
マイクを利用して猫の言葉を自動翻訳
MeowTalkではアプリ内のマイクを利用して、猫の鳴き声の聞き取りを行います。
約5秒ほどの聞き取りを行った後に、自動的に人間の言葉に翻訳し、翻訳結果として表示させます。
長押し保存で複数の鳴き声を翻訳する事ができる
MeowTalkではワンフレーズだけでなく、複数の鳴き声を翻訳し続けることも可能です。
アプリ内のマイクを長押しする事で、猫の鳴き声に合わせて複数の翻訳結果を表示してくれるという機能です。
猫が鳴き声を発するタイミングが掴めずにワンフレーズだけの翻訳が難しいなどの場合には、こちらの機能を利用することで猫の鳴き声を聞き取りやすくする事ができます。
猫の状態に合わせて鳴き声翻訳を学習させる
MeowTalkでは通常の人工知能学習などと異なり、人工知能に鳴き声と翻訳後の結果を学習させているというものではありません。
そのため個々の猫に合わせて、シチュエーションなどをもとに飼い主側で翻訳結果を手動編集する事で、より精度の高い翻訳を行う事ができるようになります。
あくまで最初は猫とのコミュニケーションを楽しむ目的で利用し、積極的に翻訳後の結果をMeowTalkに学習させていってください。
MeowTalkを実際に使ってみた!
ここからはMeowTalkの基本的な使い方を、画像と共にご紹介していきます。
インストール/アプリへのログイン
MeowTalkを利用するには、プライバシーポリシーに合意し、アプリにログインする必要があります。
MeowTalkを起動するとプライバシーポリシーが表示されるので、同意をタップしてください。
確認のためのポップアップが表示されるので、同意をタップして先に進みます。
次にMeowTalkの使い方の説明が表示されます。
使い方は後から確認することもできるので、今回は先にログインを行うためにスキップをタップしてください。
MeowTalkにログインするための方法を選択する事ができるので、設定したいログイン方法を選択し、手順に沿って登録を行ってください。
猫の登録設定
MeowTalkでは翻訳を行いたい猫の設定をする事ができます。
こちらの設定を行わない場合でもMeowTalkを利用することはできますが、設定しておくことで猫の状態に合わせて翻訳の自動学習を進める事ができます。
設定を行う場合には、以下の情報を入力して作成をタップすれば完了です。
入力情報
- 猫の名前
- 猫の性別
- 猫の年齢
- 猫の品種
翻訳
ワンフレーズの猫の鳴き声の翻訳を行う場合には、猫の吹き出しマークをタップします。
約5秒ほど聞き取りが開始され、翻訳が完了すると自動的に翻訳結果が表示されます。
翻訳が完了するまでマイクをタップしない
ここで翻訳結果が表示される前に猫の吹き出しマークを再度タップして聞き取りを終了させてしまうと、鳴き声が翻訳されずに最初からやり直しになっています。
自動的に翻訳結果が表示されるまで、猫の吹き出しマークをタップしないように注意してください。
猫の登録を行っている場合には、翻訳結果が正しいか正しくないかをフィードバックする事ができます。
猫の状態を見て、翻訳結果が正しいと感じた場合には翻訳結果は正しいです。をタップしてください。
翻訳結果が正しくないと感じた場合には、手動で実際の猫の状態に近い翻訳結果をフィードバックする事で今後の翻訳の精度が向上します。
翻訳結果を編集するをタップして、猫の状態に近い翻訳をタップしてください。
今回の場合はアタックするよ!をタップすれば完了です。
複数のフレーズの鳴き声を翻訳したい場合には、猫の吹き出しマークを2〜3秒長押ししてから指を離してください。
聞き取りが開始され、猫の鳴き声に合わせて複数の翻訳が表示されます。
翻訳を終了したい場合には、再度猫の吹き出しマークをタップすれば完了です。
翻訳履歴
MeowTalkでは、翻訳した履歴をアプリ上で確認することも可能です。
画面下部から記録をタップすると、過去に翻訳を行った結果を表示させる事ができます。
また再生マークをタップする事で、その翻訳の元になった猫の鳴き声を再生する事ができます。
MeowTalkで複数回同じ鳴き声を聞かせてみた
ここからは実際にMeowTalkで本当に猫の言っている事がわかるのかについて検証してみました。
今回はYouTubeの動画で2種類の状態の猫の鳴き声を聞かせ、それぞれの翻訳結果をもとに精度を検証しています。
1匹目
まず1匹目は、ご飯を催促する猫の鳴き声の動画を2回MeowTalkに聞き取らせ、1回目と2回目の結果に相違がないかを確認しました。
1回目に翻訳を行ったところ、翻訳結果は「無視しないで」という内容になりました。
ご飯の催促で発した鳴き声であることから、的外れな翻訳結果ではないと判断できます。
同じ鳴き声で2回目の翻訳を行うと、翻訳結果は「かまって」と表示されました。
実際のシチュエーションとは異なる翻訳結果ですが、1回目と2回目で翻訳後の意味が類似しているため、MeowTalk側で一定の基準をもとに翻訳を行っている可能性が高いです。
2匹目
2匹目ではお風呂を嫌がっている鳴き声というシチュエーションの動画で、同じ鳴き声を2回翻訳しました。
1回目の翻訳結果は「私の愛がわかる?!」となり、実際のシチュエーションとは異なる結果となりました。
2回目の翻訳でも「大好きだよ!」という結果が表示され、1回目と内容は類似しているものの実際のシチュエーションとは異なる翻訳結果が表示されています。
実際の内容とかけ離れてしまっているため、今回は2回目の翻訳後に翻訳結果を「いやだ」という内容に編集し、3回目の翻訳を行いました。
そうすると3回目の翻訳では「しんどい」という結果が表示されました。
1回目や2回目と異なり、翻訳結果の編集を行った事で、本来のシチュエーションに近い翻訳結果が表示されています。
学習させていく事で精度が上がっていく
今回の検証結果から、MeowTalkでは初回から猫の鳴き声を正しく翻訳するのは難しい可能性が高いです。
一方で何度か翻訳結果の編集を行い、MeowTalkに情報を与えていくことで、翻訳の精度が高くなっていく可能性があります。
あくまで猫とのコミュニケーションを楽しむことを目的として、ぜひ積極的にmeowtalkを利用していってみてください。
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