LINEアップデート後にLINE通話がすぐに切れてしまったり、上手く繋がらなかったりするケースがあります。
この記事では、2011年11月4日のアップデート後から発生しているLINE通話がすぐに切れる不具合を中心に通話が切れる原因と対処法について解説していきます。
LINEアプデ後に通話がすぐ切れる現象が発生
2021年11月4日アップデート後から、通話がすぐに切れる現象が多発している状況です。
通話が出来ない、声が聞こえない不具合が発生したことも
以前、Android11へアップデート後に、LINEの通話で相手の声は聞こえるのに自分の声が相手に届かない、会話が出来ないといった不具合が発生したこともあります。
2021年11月4日のアップデートに関しては、OSではなくLINEアプリのアップデートによるものと考えられます。
通話しながら他のアプリを開くとLINEが強制終了して通話が切れる
2021年11月4日のLINEアップデート後にLINE通話中、他のアプリを開くと、つまりLINEがバックグラウンドアプリの状態になると、LINEが強制終了状態になり通話が切れてしまいます。
Androidの最終更新日が2021年11月1日、iOSの最終更新日が2021年11月4日であり、この不具合が報告され始めたのが2021年11月4日であることから、この不具合が発生しているのはiPhoneユーザーと言えるでしょう。
短時間で通話が切れる
LINEで通話を始めて10秒~数分で切れてしまうというユーザーが多く、30分の通話で10回以上切れたという報告をしている人もいます。
LINE側の不具合によるもの
2021年11月4日のアップデート後からの報告であるということから、LINE側の不具合であると考えられます。
iOSユーザーはLINEで通話したい場合、気をつけるようにしましょう。
LINEアプデ後に通話がすぐ切れる原因
LINEアプデ後に通話がすぐ切れる原因は下記の通り。
原因
- 誤操作で自分で通話終了してしまった
- インターネットに繋がっていない
- インターネット環境が極端に悪い
- パケット不足
- ストレージがいっぱい
- スリープモードになってしまった(iPhone)
- 電話回線に電話が来た
- LINEアプリにデータ破損が発生した
- LINEアプリが重い
- LINEの設定に問題がある
- アプリとの相性が悪い(Android)
- 音が聞こえないことを切れていると誤認
- LINE側の不具合
インターネット環境が原因である可能性
インターネットに繋がっていない・インターネット環境が極端に悪いことが原因で、通話が途切れたり、通話が自動的に切れてしまったりすることもあります。
通信環境を見直して再度通話を行ってみてください。
パケット不足の可能性も
パケット容量が不足していることが原因で、通信制限が発生し通話がすぐに切れてしまう可能性もあります。
モバイルデータ通信に繋いでいる場合は、Wi-Fiに切り替える、パケット容量を追加するなどの対処法があるでしょう。
ストレージ容量に余裕がないケース
ストレージ容量が不足していると、LINEの電話が切れてしまうことがあります。
これは、LINEで通話する場合、一時的なデータを保存していくためです。
SDカードにデータを移す、不要なデータは削除するなどしてストレージ容量に余裕を持たせるようにしましょう。
スリープ状態になっている
iPhoneユーザーは、LINEの設定で「iPhoneの基本通話と統合」がオンになっている状態でデバイスがスリープモードになると通話が切れてしまいます。
「iPhoneの基本通話と統合」をオンにすることでスリープ状態で通話が切れなくなります。
電話回線に電話が来た
スマホでは、インターネット回線を利用した通話より、電話回線を利用した通話が優先されるため、固定電話や携帯電話から電話回線を利用して電話がかかってくるとLINE通話中でも自動的に切れてしまいます。
LINEアプリにデータ破損などがある
LINEアプリなどのデータ破損などがあると、様々な不具合をもたらします。
こうした不具合の中に、通話を不安定にさせるものや通話が切れてしまう不具合が発生してしまうケースもあるでしょう。
LINEアプリが重くなっている
LINEアプリのデータが蓄積していき、アプリ全体が重くなってしまっている可能性があります。
これが原因である場合は、LINEアプリのキャッシュとデータを削除することで解決する可能性が高いです。
詳しい手順については下記の記事をご覧ください。
LINEの設定に問題がある
LINEの設定が原因でLINE通話がすぐに切れてしまっている可能性もあります。
「通話の着信許可」という項目がオフになっていると、LINE電話の着信や不在通知メッセージが拒否されてしまい電話がすぐに切れてしまうため、この項目をオンにするようにしましょう。
この設定は、通話の送信側・受け手側両方がオンになっている必要があります。
操作ミスで電話を切ってしまった可能性も
操作ミスで通話を切ってしまった可能性もあります。
特にヘッドセットなどを利用していないケースだと、耳にスマホを当てて会話することが多いです。
耳や頬がちょうど切るボタンに当たってしまい通話が切れてしまった可能性があります。
アプリとの相性が悪いケースも
以前はLINEで不具合など発生しなかったとしても、LINEアプリのアップデートによって特定の機種と特定のバージョンの相性が悪くなってしまうケースもあります。
これが原因である場合は、次のバージョンアップで解決する可能性が高いです。
音が聞こえないことが原因で切れてしまっていると誤認しているケース
音が聞こえない、相手の声が聞こえないことで通話が切れてしまったと誤認しているケースもあるでしょう。
LINEアプリを見てみて、通話状態になっているのに声が聞こえないという場合は、イヤホンやヘッドホン、音量に問題がある可能性が高いです。
LINE側の不具合である可能性
LINEの不具合が原因ですぐに通話が切れてしまう可能性もあります。
特にアップデート後は不具合が起こりやすいので、アップデート後のタイミングであればこれを疑うと良いでしょう。
LINE側の不具合である場合、運営が問題を改善するまで時間を置くしか対処法はありません。
LINEアプデ後に通話がすぐ切れる場合の対処法
LINEアプデ後に通話がすぐ切れる場合の対処法について解説していきます。
通話の着信許可をオンにする
LINEアプリの「通話の着信許可」をオンにすることで、相手とLINE通話することが出来ます。
なお、この設定は電話する両者がオンにしていなければいけません。
「通話の着信許可」をオンにするには、ホームタブから歯車アイコンを選択し通話をタップしてください。
通話の着信許可をオンにすればOKです。
iPhoneの基本通話と統合をオフにする
iPhoneユーザーは、デバイスがスリープ状態になることが原因で通話が切れてしまうという現象が起こるため要注意です。
スリープモードでもLINE通話が切れないようにするには、ホームタブから歯車アイコンを選択し通話をタップしてください。
iPhoneの基本通話と統合をオンにすればOKです。
スリープモードの解除
スリープモードを解除するには、月アイコンをタップしてグレー状態にすればOKです。
モバイルデータ通信に切り替える
自宅でWi-Fiを使っている状態でLINE電話が切れてしまうようなら、Wi-Fiが通信制限にかかっている可能性もあります。
Wi-Fiの中でも、例えばWiMAXなら3日で10GB以上で通信制限が発生するなど通信制限が発生するものもあります。
Wi-Fiの通信制限が原因なら、スマホのWi-Fiボタンを押してモバイルデータ通信に切り替えたり、通信制限が解除されるのを待ったりするなどの対処法があるでしょう。
Wi-Fiに切り替える
モバイルデータ通信を利用してLINE通話が切れてしまうという場合は、モバイルデータ通信の通信制限が発生している可能性があります。
Wi-Fiボタンを押してWi-Fiに接続してみましょう。
4Gに切り替える
5Gスマホを使っているという場合は、4Gに切り替えることで通話が安定するケースもあります。
回線の切り替え方法については下記の記事をご覧ください。
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ボリュームをチェックする
相手の声が聞こえないことが原因で通話が切れていると勘違いするケースもあります。
こうした問題の多くは、ボリュームが0になっていたり、0ではなくてもかなり小さな数値になっていたりすることが原因で声が聞こえないケースが多いです。
特にヘッドホンやイヤホンなどをしていないのに音が聞こえないという場合はボリュームを調整することをおすすめします。
イヤホン・ヘッドホンの接続を確認する
音が聞こえないことで通話が切れていると誤認したケースで、イヤホン・ヘッドホン・ヘッドセットなどを使っている場合は、まずはこうした機器がきちんと接続されているかチェックしてみてください。
また、有線の場合はプラグ部分を抜き差ししてみましょう。
マイクの権限をオフにしてオンに戻す
接続に問題がない・ボリュームに問題がないのに聞こえないという場合は、LINEアプリのマイクをオフにしてオンに戻す作業をおすすめします。
設定からアプリと通知を選択しLINEをタップしてください。
許可を押したらマイクの項目をオフにします。
再度マイクをタップしてマイクをオン状態に戻しましょう。
Googleへの許可を取り消す
LINEアプリのマイク設定をオフにしてオンに戻す作業をしても解決しない場合は、Googleへの許可をオフにしてオンに戻す作業を試してみてください。
まず、設定からアプリと通知を選択しGoogleをタップします。
許可を選択してマイクをタップし、一度オフにしたら再タップしてオンに戻せばOKです。
SDカード・オンラインストレージなどに移動する
デバイスのストレージがいっぱいで通話が切れてしまうようなら、SDカードにデータを送信したり、オンラインストレージサービスに預けたりすることをおすすめします。
特にオンラインストレージサービスは一定の容量以下は無料で使えるところもあるため、積極的に利用すると良いでしょう。
おすすめのオンラインストレージサービスについては下記の記事をご覧ください。
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テレビ電話機能は控える
テレビ電話をたくさん使っていると、それだけパケット量を使い、通信制限にかかりやすくなります。
通信制限にかかると電話が切れたり、音が途切れ途切れになったりするため、テレビ電話をモバイルデータ通信下で使うことは控えるようにしましょう。
Wi-Fi環境下でLINE電話する
なるべくなら、テレビ電話はもちろん、LINE電話であってもWi-Fi環境下で積極的に利用することをおすすめします。
テレビ電話ほどではありませんが、LINE電話も十分パケット量を消費するため、モバイルデータデータ通信下でLINE電話すると通信制限の原因となります。
いざという時にLINE電話が繋がらないといった問題が起こらないように、普段はWi-Fi環境下で使うようにしましょう。
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