国産のオンラインストレージサービス「Sendy」
無料で10GBのストレージを利用することができ、様々なファイルを簡単に取り扱うことが出来ます。
第15回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021を受賞し、これからオンラインストレージサービスを使う方にはSendyがオススメです。
Contents
Sendyとはどんなアプリなのか
Sendyとは株式会社センディが運営するオンラインストレージサービスです。
オンラインストレージサービスには、GoogleDriveやDropboxなど海外サービスなどが多くありますが、国産で使い勝手の良いサービスはあまり有りませんでした。
Sendyは国産のサービスで、使い勝手もよく、無料で10GBのストレージを利用できるためオンラインストレージサービスを初めて使う人でも満足できるサービスです。
Sandyの生い立ち
SandyはGoogle出身のエンジニアが立ち上げたサービスで、2019年6月にリリース開始されたばかりの勢いのあるサービスです
Sendyの特徴
Sendyには沢山の機能があり、初めての人には混乱してしまうと思われるため、ここではSendyの代表的な特徴についてまとめていきます。
写真や動画、音声などあらゆるファイルに対応している
Sendyでは写真や動画、音声など、どのようなファイルでもアップロードすることができます。
写真や動画なども、圧縮することなくアップロードできるため、画質を落とす必要がありません。
また、これらのファイルをスマートフォンやパソコン間で共有することもできます。
大容量のファイルを高速転送できる
1つのファイルを最大10GBまで転送することができます。
もし、10GB以上のファイルを転送したい場合は、Proプランにすることで無制限の容量を転送することができます。
このような大容量のファイルを簡単に転送できることもSendyの大きなメリットです。
安全性が高い
Sendyでは、ファイル転送時は常に暗号化が行われ、ファイルがSendyのサーバーに保存される際にも暗号化が行われます。
そのため、データが流出して解読されてしまったりする心配がないため安全性が高いと言えます。
また、サーバーも複数箇所にバックアップされているため、天災などによるデータ消失の心配もありません。
アカウント登録なしでダウンロードできる
Sendyでは、アップロードしたファイルを第三者の方にダウンロードしてもらうためのリンクを作成することができます。
通常のサービスであれば、ダウンロードする側にもアカウントが必要ですが、Sendyではダウンロードの際にはアカウント登録が必要ありません。
誰かとファイルを共有する際に非常に便利な機能です。
メールアドレスにリンクを貼って送信できる
ビジネスでのメールなどでファイルを添付する際に、ファイルの容量が大きすぎてメールに添付出来ない場合にもSendyが活躍します。
Sendyでファイルをアップロードして、そのリンクをメールアドレスに添付して送信することができます。
リンクにパスワードを掛けることもできるため、メールに直接ファイルを添付するよりも安全な方法です。
Sendyのリンクから動画をダウンロードする方法
SNSなどにあるSendyのリンクから動画をダウンロードする方法について解説していきます。
Sandyアプリ下部のタブから設定をタップしてください。カメラロールに保存するという項目がありますのでタップしてONにしてください。これにより、Sandyに保存された写真や動画が自動的にカメラロールに保存されます。
次に、Sendyのリンクをブラウザで開いてください。このような画面が表示されますので、高速ダウンロードをタップしてください。Sendyのアプリに遷移しますので、一括ダウンロードをタップしてください。
iPhoneの写真アプリを開くとダウンロードした動画が追加されています。Sendyでは、動画ファイルをリンクからダウンロードすると自動的にカメラロールに追加されます。
ネット上の動画をSendyに保存する方法
Sendyのアプリをインストールして、 ネット上にある動画を保存する方法について解説していきます。
アプリストアからSendyをインストールしましょう。インストール後、起動すると写真へのアクセスが求められるためすべての写真へのアクセスを許可をタップしてください。次に、プッシュ通知の許可を求められるため許可をタップしてください。
Sendyのログイン画面が表示されますので、アカウントを持っていない方は下部にあるアカウント登録をタップしてください。登録画面に遷移したら、お名前、メールアドレス、パスワードを入力して新規登録をタップしてください。GoogleアカウントやFacebookのアカウントをお持ちであれば、そちらで登録することも出来ます。
アカウント登録が完了するとSendyのホーム画面が表示されます。次に、ネット上にある動画をダウンロードするために「DManager」というアプリをインストールしてください。
DManagerを開くとこのような画面になっています。DManager内のブラウザで、ダウンロードしたい動画のページにアクセスして動画を再生してください。再生するとこのようなダイアログが表示されますのでダウンロードをタップしてください。
次に、DManagerアプリ下部にあるタブからDManagerをタップしてください。先ほどダウンロードした動画が表示されています。その動画を長押しすると、このようなメニューが表示されますので以下のアプリで開くをタップしてください。
外部アプリ選択の画面が表示されますので、Sendyをタップしてください。Sendyのアプリに遷移し、ホーム画面上部にある動画をタップすると先ほどダウンロードした動画がSendyに送られていることが確認できます。
次に、ダウンロードした動画の左側にチェックを入れてください。チェックを入れると下側に黒いバーが表示されますので、・・・をタップしてください。メニューが表示されますのでエクスポートをタップしてください。
ビデオを保存という項目がありますのでタップしてください。iPhoneのカメラロールを確認すると、先ほど保存した動画が追加されています。
このようにSendyでは、動画を簡単に保存できるため、これから沢山の写真や動画を保存してみてください。
アップロードする際の注意点
携帯回線でアップロードすると速度制限などになる可能性がありますので、Wi-Fi環境下で行うことをおすすめします。
注意点
ここからはSendyを使うにあたっての注意点について解説していきます。
動画を保存する際の注意点
SendyではLinkという機能を使って、動画をURLからダウンロードすることができます。
しかしながら、SNS上ではダウンロードが出来ないという人が散見されます。
原因
・リンクの有効期限が切れている
Sendyではリンクに有効期限が設定されており、その有効期限を過ぎてしまうとリンクは無効になってしまいダウンロードすることができなくなってしまいます。
・ダウンロード数が多すぎて制限が掛けられている。
SNSなどで公開されているリンクには、ダウンロード数や閲覧数が多すぎてダウンロードに制限が掛けられている可能性があります。
Sendyで動画を閲覧できない場合の対処法
Sendyアプリ内で自分の保存した動画や写真などを閲覧できない場合、Sendyからスマートフォンへのアクセス権限が許可されていない可能性があります。
Sendyにアクセス権限を付与する方法について解説していきます。
iPhoneの設定を開き、アプリ一覧からSendyを探してタップしてください。Sendyのアプリ設定画面が表示されますので、写真という項目をタップしてください。
写真のアクセス許可画面が表示されますので、すべての写真をタップしてください。これでSendyからスマートフォンの写真にアクセスすることができます。
ネット上の動画を保存できない場合
動画サイトによっては、動画を正常に保存できない場合があります。
保存できない原因の一つとして、リンクが間違っていることが考えられます。
手動で動画URLをコピペするのではなく、動画ページで動画を再生してから表示されるダイアログでダウンロードをタップしてください。
空き容量が不足している場合の対処法
Sendyでは写真や動画などを簡単に保存できますが、大きな容量の動画などを保存していると空き容量が不足してしまう場合があります。
今どれくらいの容量を使用しているのか確認する方法を解説していきますので、定期的にどれくらいの容量を使っているか確認してみてください。
Sendyアプリ下部にあるタブから設定をタップしてください。設定画面のクラウドストレージというところでどれくらいの容量を使用しているのか表示されます。
画像の状態だと、5GBのストレージ中3.7MBを使用しているとわかります。
Sendy PRO
Sendy Proにアップグレードすることで1TBまでクラウドストレージを利用することができます。
Sendy Proの料金は12ヶ月間で14,800円になっています。
Sendy Proでは、1TBのストレージだけでなく広告が削除されたり、1つのファイルで50GBまでアップロードすることができます。
スマホ版のGoogleドライブにアップロードできない場合の原因と対処法をご紹介
スマホ版のGoogleドライブでファイルや画像、動画がアップロードできない問題が発生しました。 今回はスマホ版のGoogleドライブでファイルなどがアップロードできない場合の原因と対処法についてご紹介 ...
続きを見る