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ChatGPTで会話履歴が消えた場合の原因と対処法を解説

現在ChatGPTでは、過去にした会話履歴が全て消えてしまう問題が起きています。

今回は、会話履歴が消えてしまった原因と対処法について解説していきます。

ChatGPTで会話履歴が消えてしまった

ChatGPTではアカウントに対して会話履歴が保存されます。

こちらは基本的には消えることがなく、新しいチャットを作成しても履歴として保存されていくシステムです。

ですが現在、過去の会話履歴が全て消えてしまったという利用者が多発しています。

過去の会話履歴が全て消えた

今回起きている問題は、過去に行った質問が全て消えてしまったというものです。

過去に質問したものに関しては、自動的に保存される仕組みになっています。

同じチャット内であれば上に遡ることでログを見れますが、全て消えてしまい閲覧できないという状況になっています。

左側のメニューバーの会話も消えてしまった

今回起きている問題では、本来左側に表示される会話履歴も全て消えてしまっています。

会話をして新しいチャットを作成した場合や、ログインし直した場合には、左側に会話履歴が保存されるようになっています。

履歴に保存された過去の会話は閲覧することができますが、履歴が全て消えてしまったので、過去のログを遡ることができなくなってしまっています。

有料無料関係なく消えてしまっている

今回の問題では、登録状況が有料・無料関係なく履歴が消えてしまっています。

そのため無料ユーザーは履歴が保存できなくなったというわけではなく、利用者全体で起きてしまっているものとなっています。

復元機能はないのか?

残念ながら公式からは、会話履歴の復元機能は用意されていません。

また会話がリセットされるとAI側の会話もリセットされるようなので、過去の質問に関して聞いてみてもChatGPTの回答ではわからないとしか答えてもらえません。

「そのうち戻る」というメッセージがある

左側のメニューバーから会話履歴が消えてしまいましたが、代わりにメッセージが表示されています。

Not seeing what you expected here? Don't worry, your conversation data is preserved! Check back soon.

日本語訳:期待したものが表示されない?ご安心ください、会話データはそのままです。すぐにご確認ください。

直訳すると「すぐにご確認ください」となりますが、「Check back soon.」には「近日中にご確認ください」という意味もあります。

近日中に復元するかもしれないので、チェックしておいてください。

会話履歴が消えた原因

会話履歴が全て消えてしまった場合、次からご紹介するような原因が考えられます。

不具合

会話履歴はほとんどのユーザーの間で消えてしまっているため、不具合による影響も考えられます。

仕様変更はない

特に公式側から仕様変更のお知らせなどがあったわけではなく、また「会話データはそのままです。」というメッセージも残っています。

仕様変更があったわけではなく、不具合で履歴が表示されなくなっている・読み込みができない状態になっていることが考えられます。

別のアカウントで入り直した

別のアカウントで入り直した場合には、会話履歴が消えてしまっているように見えます。

ですがこちらは実際にデータが消えたわけではなく、アカウントごとに履歴が紐づいているので、見えないだけです。

元のアカウントでログイン

過去に質問や会話をしたアカウントで入り直すと履歴が見れるようになります。

会話履歴が消えてしまった場合の対処法

会話履歴が消えてしまった場合でも、次からご紹介する方法で復元できることがあります。

ブラウザの履歴から復元する

履歴が消えてしまった場合でも、ブラウザの履歴に保存されている場合には復元可能です。

Chromeを開いて右上の・・・をクリックします。

履歴をクリックしてください。

履歴をクリックしたら過去のブラウザの履歴を閲覧できます。

ここから2023年3月7日以前のChatGPTの履歴をクリックすれば会話を復元できます。

履歴URLを叩いてアクセスする

ブラウザの履歴は「chrome://history/?q=https%3A//chat.openai.com/chat/」にアクセスすることですぐに探すこともできます。

上記であればChatGPTの会話履歴に絞ってブラウザ履歴を探すことができるので、効率よく探すことができます。

検索ブラウザのURL欄に「chrome://history/?q=https%3A//chat.openai.com/chat/」を貼り付けて履歴が表示されれば、2023年3月7日以前の会話履歴を探します。

復元したい履歴をクリックします。

該当のチャットでの会話履歴を復元することができます。

Unable to load history Retryで復元を試す

左側のメニューバーに「Unable to load history Retry」が表示されている場合には、こちらを押すと履歴が復元したというケースがあります。

また一度クリックしても復元しない場合には、一度ログアウトした後に再ログインしてからUnable to load history Retryをクリックしてみてください。

ログアウトとログインの手順に関しては以下の関連記事でご紹介しています。

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VSCodeのプラグインを活用する

VSCodeのプラグインを活用しても履歴が復元されるというケースがあります。

手順としてはVSCodeを起動して左側からプラグインアイコンをクリックします。

検索窓をクリックして「ChatGPT」を入力してください。

表示されればインストールをクリックします。

インストールが完了したらChatGPTのアイコンが追加されるのでクリックしてください。

プラグインを利用するにはAPIキーが必要になります。

API keys取得サイトを開いてCreate new secret keyをクリックします。

キーが発行されるのでコピーアイコンをクリックしてコピーしてください。

VSCodeに戻ってLog inをクリックしてください。

警告が表示されるのでStore in sessionをクリックします。

入力バーが表示されるので、先ほどコピーしたAPIキーを入力してEnterを叩きます。

Loginに成功したら左下の入力コマンドにある・・・をクリックします。

Show conversationsをクリックすれば履歴が復元されます。

今後会話履歴が消えてしまう場合の対策

今後もエラーなどが原因で会話履歴が消えてしまうことが考えられます。

履歴が消えてしまった場合に焦らないように、次からご紹介する方法を行っておくことをおすすめします。

SaveGPTで会話を保存する

拡張機能を入れて定期的に会話を保存しておくことで、会話履歴が消えてしまった時でも焦らずに対応できます。

会話履歴を保存できる拡張機能は「SaveGPT」というものが用意されています。

拡張機能のインストール方法に関しては以下の関連記事でご紹介している方法とほぼ同じなので、参考にしてみてください。

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重要な会話はメモ帳などで残す

拡張機能でも不具合が起きてしまうこともあるので、確実にログとして残しておきたいものに関してはメモ帳などで残しておいた方がいいでしょう。

特に技術系の質問をした場合や、創作系の質問をした場合など、なくなってしまうと困るものに関しては、手動でコピペをしてメモに保存しておくことで履歴が消えても閲覧できます。

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