追加することで仕事やネットサーフィンを便利にすることができる拡張機能(アドオン)。
便利なものもありますが、勝手に追加されて悪さをする拡張機能もあります。
この記事では、こうしたchromeの拡張機能の設定方法や管理方法について解説していきます。
Contents
Chromeの拡張機能による設定の変更でどうなるのか
chromeの拡張機能を追加することで、下のように様々なメリットが得られます。
- データ使用量を抑える(Data Saver)
- 広告表示を無効化(AdBlock)
- 検索一覧にプレビュー(SearchPreview)
- 情報をクリップ、スマホアプリと連携(Evernote Web Clipper)
カッコの中身はアドオンの名前です。
このように、拡張機能によって様々な追加機能を付け加えることができます。
もちろん、アドオンにはこれ以外にも色々あるため、他の追加機能を加えることも可能です。
逆に悪さをする拡張機能をそのままにしておくと、下のようなアクシデントが起こる可能性も。
- 個人情報を盗まれる
- 検索エンジンが勝手に変更
- chromeが重くなる
追加した覚えのない拡張機能は、どういった機能なのか調べたうえで削除するようにしましょう。
そうすれば、こうしたトラブルが起こらなくなります。
ココに注意
必要なアドオンを削除または無効化してしまうと、レイアウトが崩れてしまったり、有用な機能が使えなくなったりしてしまいます。
そのため、しっかりその拡張機能がいらないものか確認してからの削除をおすすめします。
なるべくなら、調べてから無効化を試してみて、大丈夫そうなら削除がおすすめです。
chrome拡張機能の設定方法
ここでは、下記のようなchromeアドオンの基本的な設定方法について解説していきます。
- 追加
- 削除
- 設定を変更
- 設定を元に戻す
- ショートカット(アイコン)に設定
- ショートカット(キー)に設定
追加(拡張機能をインストールして保存)
拡張機能を追加するには、まずはchromeを立ち上げます。
「アプリ」をクリックしてください。
「ウェブストア」をクリックしましょう。
「chromeウェブストア」にアクセスできました。
今回は「Authy」というアドオンを追加していきます。検索窓に「Authy」と打ち込み、「Enter」をクリック。
表示された拡張機能から「Authy」を探して「chromeに追加」をクリックしましょう。
上のようなポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックしてください。
chromeの右上に「Authy」のショートカットが表示されるようになるので、これをクリックします。
すると、上のように表示されるため、「Download」をクリックしましょう。
「chrome」に追加をクリックします。
ポップアップが表示されるので、「アプリを追加」をクリック。
拡張機能の一覧を確認してみると、確かに「Authy」が追加されていることが確認できました。
こちらのページでも反映されています。
ココに注意
ストアを通さず直接インストールする方法もありますが、これはおすすめできません。
というのも、マルウェアが混入する可能性があるからです。
もし、どうしても直接インストールしたい場合は、プログラムの出所が確かなのか確認しましょう。
削除
拡張機能を削除したい場合は、いくつかの方法があります。
上の画像の青枠(ショートカット)、赤枠(メニュー)を使った方法です。
chromeをまず起動します。
最も簡単なのはショートカットから行う方法で、消したいアドオンを右クリックし「chromeから削除」を選択しましょう。
表示されたポップアップの「削除」をクリックすれば削除できます。
アドオンの一覧を見てみると、なくなっているのが分かりますね。
2つ目の方法
2つ目の方法は、まずメニューをクリックし「設定」を選択します。
「拡張機能」をクリック。
削除したいアドオンの「削除」を選択しましょう。
表示されたポップアップの「削除」をクリックすれば削除できます。
3つ目の方法
3つ目の方法は、まずショートカットを右クリックし「拡張機能を管理」を選択します。
「拡張機能を削除」をクリック。
表示されたポップアップの「削除」をクリックすればOKです。
拡張機能の一覧を見てみると、なくなっているのが確認できます。
削除できない拡張機能を消す
削除しようとすると、ポップアップが出て削除できないということもあります。
こうした場合の対処法を紹介していきます。
まずはchrome立ち上げ、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」の順番で選択していきます。
デベロッパーツールをオンにしてください。
あとは消したい拡張機能のIDをコピーします。
Cドライブを開いてください。
検索窓にコピーしたIDを貼り付けて検索します。
出てきたフォルダごと「右クリック」「削除」で削除すればOKです。
アドオン一覧をチェックしてみると、なくなっているのが分かりますね。
設定を変更
よく使う設定方法については、個別に解説していきます。
ここでは、設定を一括で変更できるページの紹介をしていきますね。
chromeを起動したら、「メニュー」から「設定」をクリックしましょう。
「拡張機能」をクリックします。
設定の変更を行いたいアドオンの「詳細」をクリック。
上のようなページにアクセスできます。
紫の枠にあるバーをオン(色付き状態)にすると「有効」に。
赤枠ではアドオンをどの範囲のURLまで反映するか、変更することが可能です。
①はシークレットモードでも、そのアドオンの機能を反映されるか変更することができます。
バーが色付き(オン)ならシークレットモードでも利用できるようになり、色なし(オフ)なら利用できません。
なお、拡張機能の一覧ページへは、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」からもアクセスできます。
独自の設定画面のケース
独自の設定手順があるものもあります。
たとえば「AutoPagerize」という拡張機能であれば、左クリックをし「オプション」を選択することで、独自の設定画面を出すことが可能です。
上の画像が「AutoPagerize」特有の設定画面です。
こちらに設定して「保存」「サイト情報を更新する」をクリックすれば設定できます。
2つ目の例として「はてなブックマーク」を挙げてみます。
こちらも右クリックをして「オプション」を選択すれば、独自の管理メニューが表示可能です。
こちらが設定画面です。
様々な機能を設定することができます。
独自の設定画面は、そのアドオンによって千差万別です。
ほとんどの場合、設定したらどうなるか書かれているので、自分の理想通りにカスタマイズしてみましょう。
さらに詳しく
もし説明不足でどうなるか分からないアドオンがあったら、ネットで検索してみましょう。
有名どころなら設定方法が紹介されているはずです。
設定を元に戻す
設定を元に戻したい場合は、アドオンを削除するか無効化するようにしましょう。
削除の手順は「削除する」、無効化する手順は「無効にする」で解説しています。
ショートカット(アイコン)に設定
オン状態にすれば、自然にショートカットに追加されます。
今回は「Avira Safe Shopping」をショートカット(アイコン)に追加していきます。
chromeを起動し、メニューから「設定」をクリックしてください。
「拡張機能」をクリック。
「管理」をクリックします。
管理画面の上にあるバーをオフにすると、ショートカット(アイコン)が消えます。
「Avira Safe Shopping」のアイコンが非表示状態になりました。
色付き(オン)状態にしてみます。
カートのアイコン(Avira Safe Shopping)が表示されていますね。
拡張機能の一覧からもオン・オフが可能です。
オン状態にするとカートマーク(Avira Safe Shopping)が表示されるのが分かります。
アドオンの一覧には「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」の順にクリックすることでもアクセス可能です。
ショートカット(キー)に設定
キーを押すことでアドオンを起動させるように設定することもできます。
この設定を行うには、まず「メニュー」から「設定」をクリックしてください。
「拡張機能」をクリックします。
「ハンバーガーメニュー」をクリックしてください。
表示されたメニューから「キーボードショートカット」をクリックします。
赤枠にカーソルを合わせます。
なお、割り当てる際は「Ctrl」あるいは「Alt」キーが必要なので、「Ctrl」または「Alt」を押しながらキーを押しましょう。
今回は「Ctrl」+「A」としました。
これを設定しておけば、このキーを押したときに「Authy」が起動するようになります。
ショートカットキーの設定をなくしたい場合は、そのままバツマークをクリックすればOKです。
なお、拡張機能の一覧ページへは、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」の順番でクリックすることでもアクセス可能です。
chrome拡張機能の設定方法【管理】
この項目では、下のようなchromeの拡張機能の管理手順について解説していきます。
- 無効にする
- 有効にする
- 修復する
- アクセスの許可
無効にする
拡張機能を無効化したい場合は、まずchromeを起動します。
起動できたら、chromeの「メニュー」「設定」を選択してください。
「拡張機能」をクリックします。
バーをクリックして、色がなくなったら無効化の状態です。
2つ目の方法
こちらはショートカットから行う方法です。
まずは消したい拡張機能を右クリックし「拡張機能を管理」を選択してください。
そのアドオンの様々な設定が変更できます。
無効化したい場合は、ページ上の方にある赤枠で囲ったバーをオフにすればOKです。
色が付いている状態はオン状態なので、上のように色がなくなった状態にします。
ショートカット(アイコン)からなくなりました。これで無効化されたはずです。
有効にする
無効化されている拡張機能を有効にするには、まず「メニュー」の「設定」を選択してください。
「拡張機能」をクリックします。
有効にしたいアドオンのバーをクリックして色付き状態にしましょう。この状態がオン(有効)の状態です。
2つ目の方法
2つ目の方法は、「メニュー」から「設定」を選択します。
「拡張機能」をクリック。
有効化したいアドオンの「詳細」をクリックしてください。
クリックして赤枠部分をオン(色付き)状態にすれば、有効になります。
なお、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」からもアドオンの一覧ページにアクセス可能です。
修復する
破損している拡張機能を修復したい場合は、まず「メニュー」から「設定」をクリックします。
「拡張機能」をクリックしてください。
修復したい拡張機能の「詳細」をクリック。
修復が必要なアドオンなら、このページで「修復」という表示が出ます。
それをクリックし「拡張機能を修復」をさらにクリックすればOKです。
なお、アドオンの一覧ページへは、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」の順に選択することでもアクセスできます。
アクセスの許可
特定のアドオンの適用範囲を広めたり狭めたりするには、「メニュー」から「設定」をクリックしてください。
「拡張設定」をクリックします。
適用範囲を変更したい拡張機能の「詳細」をクリックしましょう。
あとは「サイトへのアクセス」という項目のチェックを変更すればOKです。
アドオン一覧のページへは「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」からもアクセスできます。
chrome(シークレットモード)拡張機能の設定方法
シークレットモードで特定の拡張機能を使いたい場合は、まず「メニュー」から「設定」を選択します。
「拡張機能」をクリック。
シークレットモードで使いたいアドオンの「詳細」をクリックしましょう。
ページ下に「シークレット モードでの実行を許可する」があるので、そこのバーをクリックしてください。
上のように色が付いている状態がオン状態です。
ちなみにアドオン一覧のページへは、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」からもアクセスすることができます。
chrome拡張機能の設定【その他】
今までで紹介しきれなかったchromeの拡張機能の設定について解説していきます。
拡張機能や設定が消えてしまったとき
chromeをアップデートしたときに、拡張機能が消えていたり、設定が消えていたりすることがあります。
こうした場合は、ログインしているGoogleアカウントを一度ログアウトさせてから、再度ログインすると直ります。
まずはアイコンをクリックし「ログアウト」をクリックしてください。
ログアウトしたら再度ログインします。「ログイン」をクリックしましょう。
ログインしたいアカウントを選択します。
パスワードを入力して「次へ」をクリックしてください。これで再ログインできました。
消えた拡張機能や設定が戻っているはずです。
拡張機能はどこに保存されているのか
拡張機能が自分のパソコンのどこに保存されているか確認する手順を解説します。
まずはchrome立ち上げ、「メニュー」「その他ツール」「拡張機能」の順番で選択してください。
デベロッパーツールをオンにしてください。
あとは探したい拡張機能のIDをコピーします。
Cドライブを開いてください。
検索窓にコピーしたIDを貼り付けて検索します。
表示されたフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択しましょう。
赤枠部分が保存されている場所です。
その他のアドオンや探している拡張機能のフォルダの入っているフォルダを探したい場合は、「フォルダの場所を開く」をクリックすると良いでしょう。
上のように探しているフォルダの入っているフォルダを開くことができます。
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions
基本的には、上のようなディレクトリ下に、chromeの拡張機能は保存されています。
そのため、この表記のままフォルダを開いていって、保存されている拡張機能を探しても良いでしょう。
Chrome(クローム) 拡張機能を削除する手順に関して解説!
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