Google Chromeからサイトやサービスのフォームなどにパスワードや住所・電話番号などを入力しようとすると、自動入力出来ないという現象が発生しています。
この記事では、Chromeで自動入力が機能しない・ダイアログ設定が出来ない原因と対処法について解説していきます。
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Google Chromeで自動入力が機能しない、ダイアログ選択が出来ない現象が発生
Google Chromeからサイトやサービスの入力フォームにパスワードやクレジットカード情報を入力しようとすると、自動入力が機能しない、ダイアログ選択が出来ない、入力の候補をタップしても反応しないなどの不具合が発生しています。
2021年11月23日頃から報告が増えたことから、Chrome側の問題と考えられますが、一部のサービスやサイトに関してはフォームの仕様変更により自動選択が上手く認識されなくなった可能性もあります。
候補として表示されるのにタップしても無反応
クレジットカードや住所、電話番号、パスワードの候補が表示されるにも関わらずタップしても無反応で入力出来ないという報告がされています。
Chromeの不具合か
こうした自動入力が機能しない不具合に関しては、2021年11月23日頃から発生しているという報告もありますが、それよりさらに数日前から発生しているという声もあります。
以前は自動入力が機能したサービスでいきなり機能しなくなったことから、サイトやサービスの不具合というよりChrome側の問題であると考えられるでしょう。
Google Chromeで自動入力が機能しない、ダイアログ設定が出来ない原因
Google Chromeで自動入力が機能しない、ダイアログ設定が出来ない原因は下記の通り。
原因
- 不正なソフトウェアが悪さをしている
- 試験運用版機能の問題
- Google Chrome側の不具合
- 拡張機能との相性が悪い
- 後から自分でインストールしたアプリ
- 自動入力機能にパスワードや住所などを登録していない
後から追加したアプリが原因の可能性
自分で後からインストールしたアプリが原因である可能性もあります。
これが原因である場合は、問題となるアプリを特定してアンインストールすることで解決する可能性が高いです。
拡張機能が原因である可能性も
ブラウザ版Chromeで自動入力が機能しないという場合は、導入している拡張機能が問題である可能性があります。
問題となる拡張機能を特定して無効または削除することで解決する可能性が高いです。
Google Chrome側の不具合の可能性も
Google Chrome側の不具合または仕様変更により自動入力が機能しなくなった可能性があります。
これが原因である場合は、根本的な解決は時間の経過によりChrome側が問題を解決するまで待つしかありません。
Google Chromeで自動入力が機能しない、ダイアログ設定が出来ない場合の対処法
Google Chromeで自動入力が機能しない、ダイアログ設定が出来ない場合の対処法を解説していきます。
セーフモードで問題のアプリを探して対処する
セーフモードを利用することでGoogle Chromeの自動入力が機能しない原因が自身でインストールしたアプリであるか確認することが出来ます。
通常モードで自動入力が出来なかった場面でセーフモードを利用して自動入力が機能するようになった場合、自身で追加したアプリが原因となっている可能性が高いです。
つまり、通常モードで自動入力出来なかった場面をセーフモードで試したら機能するようになった場合は、自分でインストールしたアプリが原因となっている可能性が高く、セーフモードでも自動入力が機能しなかった場合は別の原因で機能しなくなっている可能性が高いと言えるでしょう。
セーフモードの使い方に関しては下記の記事をご覧ください。
Googleアプリの「繰り返し停止しています」というエラーの詳細と対処法を解説!
Google検索の検索フォームで自動入力を試してみる
Google検索の検索フォームで自動入力を試してみて問題なく機能するようなら、Chrome全体の問題ではなくWebサイト固有の問題である可能性もあります。
複数のサービスやサイトで試してみて特定のサイトでのみ機能しないなら、Webサイト固有の問題であると言えるでしょう。
また、Chromeの入力フォームで自動入力出来ずGoogle検索で入力出来るようなら、Chromeでのみ発生している不具合である可能性も高いです。
サイト・サービスの入力フォームで自動入力を試してみる
以前はそのサービスで問題なく機能したのにいきなり機能しなくなったという場合は、Chromeの不具合というよりWebサイト固有の問題で自動入力の認識が上手くされていない可能性があります。
お支払い方法の設定に問題がないかチェックする
支払いの情報を自動入力設定にしている場合で入力が間違っていたり、入力がされなかったりするという場合は、必要な情報が登録されていなかったり、情報が間違っていたりする可能性があります。
Google ChromeでGoogle Payのお支払い方法のページを開き、支払い方法を選択することで入力情報が確認出来ます。
また、お支払い方法を追加から新しい支払い方法を追加することが可能です。
必要情報を入力したら保存をクリックしましょう。
パスワードを確認する
Chromeの自動入力が機能せずサービスのパスワードが分からないという場合は、Chromeの設定からパスワードを確認して自分でパスワードを入力することで解決します。
自動入力機能に保存したパスワードを確認するには、メニューから設定を選択し自動入力タブをクリックしてください。
パスワードを選択しパスワードを確認したいサービスの横にある目玉アイコンをタップすればパスワードを確認出来ます。
候補を連打する
自動入力の候補が表示された時にタップしても入力出来ないという場合は、入力したい候補を何度も連打することで入力出来るようになるという報告もあります。
1度タップするだけではなく連打して認識されるまで押すようにしましょう。
試験運用版機能を初期化する
Chromeで試験運用されている機能が原因で自動入力が機能しなくなっている可能性もあります。
ChromeのURLバーに「chrome://flags」と入力して検索し、表示されたページでReset Allを選択してからRelaunchを押すことで試験運用版機能の設定を初期化することが出来ます。
シークレットモードを利用する
シークレットモードを利用して自動入力が機能するかチェックしてみましょう。
シークレットモード利用時に自動入力が機能する場合は、導入している拡張機能(アドオン)が原因で自動入力が機能していない可能性があります。
シークレットモードをそのまま利用するか、問題のある拡張機能を無効にして利用するようにしましょう。
拡張機能を無効にする
シークレットモードを利用して自動入力が問題なく機能するなら、導入している拡張機能に問題がある可能性があります。
拡張機能を一つずつ無効にして自動入力が機能するかチェックすることで問題のある拡張機能がどれなのかチェックすることが可能です。
問題のある拡張機能が特定出来たら、拡張機能を無効または削除するようにしましょう。
拡張機能の無効化・削除に関しては下記の記事をご覧ください。
セキュリティ対策ソフトで不正なソフトウェアを検出して削除する
デバイス内に不正なソフトウェアがあることで様々な不具合が発生します。
不正なソフトウェアが原因で自動入力が機能しなくなった場合はそのソフトウェアを検出して削除することで解決するでしょう。
不正なソフトウェアを検出して削除するには、セキュリティ対策ソフトでウイルス検索し削除してください。
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