iPhoneの天気アプリは、毎日の生活において非常に便利なツールとなっています。しかし、iOS 16.4アップデート後から、天気が表示されないという問題が発生しています。
本記事では、iPhone天気アプリで天気が表示できない原因とその対処法を詳しく解説します。
Contents
iOS 16.4アップデートが登場
このアップデートには、以下の機能強化とバグ修正が含まれます:
絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21個の新しい絵文字を使用可能
ホーム画面に追加したWeb Appの通知
セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能
“写真”の“重複項目”アルバムで、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオの検出にも対応
VoiceOverが天気Appの地図に対応
光の点滅やストロボ効果がビデオで検知された場合に、表示を自動的に暗くするアクセシビリティ設定を追加
お子様用の“コミュニケーションの安全性”で、お子様がヌードを含む写真を送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能
お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応
iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
2023年3月27日にAppleは「iOS 16.4」の配信が開始しました。このアップデートの詳細に関しては下記記事をご覧下さい。
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない不具合が一部ユーザーで発生しています。
場所も天気も温度も全て表示されないようになっています。この不具合はアップデート以前からも一部ユーザーで発生していました。
iOS 16.4では他にも不具合が発生していますので、他の不具合に関しては下記記事を参考にしてみて下さい。
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない原因
原因
・インターネット接続の問題
iPhoneの天気アプリが天気情報を表示できない最も一般的な原因は、インターネット接続の問題です。Wi-Fiやモバイルデータ通信が不安定だったり、オフになっていることが考えられます。
・位置情報サービスの設定
天気アプリは、位置情報サービスを利用して現在地の天気情報を取得します。しかし、位置情報サービスがオフになっているか、アプリが位置情報を使用する権限が与えられていない場合、天気情報が表示されません。
・アプリの不具合
時々、アプリ自体に不具合が発生することがあります。これにより、一時的に天気情報が表示されなくなることがあります。
・システムの問題
iOSのバージョンが古い場合や、システムに何らかの問題が発生していると、天気アプリが正常に機能しなくなることがあります。
・天気情報提供サービスの障害
天気アプリは、サードパーティの天気情報提供サービスから情報を取得して表示しています。そのサービス側に障害が発生した場合、アプリに影響が出ることがあります。
など
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない基本的な原因は上記になっています。
特に不具合が主な原因となっています。
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない場合の対処法
対処法
・インターネット接続の確認
まず、Wi-Fiやモバイルデータ通信がオンになっていることを確認しましょう。また、接続が不安定な場合は、別のWi-Fiネットワークに接続するか、一度機内モードに切り替えてから再度モバイルデータ通信をオンにすることで、接続が回復することがあります。
・位置情報サービスの設定確認
設定アプリを開き、「プライバシー」>「位置情報サービス」へ進み、位置情報サービスがオンになっていることを確認しましょう。また、天気アプリが位置情報を使用する権限が与えられていることも確認してください。
・アプリの再起動・再インストール
天気アプリに不具合がある場合、アプリを一度終了してから再起動することで問題が解決することがあります。それでも解決しない場合は、アプリをアンインストールしてから再インストールしてみましょう。
・iOSのアップデート
システムの問題が原因である可能性がある場合、iOSのアップデートを試みることで解決することがあります。設定アプリの「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から、最新バージョンにアップデートしてください。
・天気情報提供サービスの状況確認
サードパーティの天気情報提供サービスに問題がある場合は、他の天気アプリやウェブサイトで天気情報を確認することができます。問題が解決するまで、一時的に別の情報源を利用しましょう。
・Appleサポートへの問い合わせ
上記の対処法で問題が解決しない場合は、Appleサポートに問い合わせて、専門家の助けを得ましょう。サポート担当者が適切なアドバイスや解決策を提案してくれます。
など
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない場合の基本的な対処法は上記になります。
後半では解決しやすい対処法を順番に解説していきます。最初の2つの対処法で解説しますので、試してみて下さい。
位置情報を常にオンにする
今までは位置情報を常にオンにしていなくとも天気アプリを利用出来ていましたが、不具合が発生してしまっている場合は位置情報を常にオンにすることにより改善します。
位置情報がオフになっていたり、アプリを開いた時のみになっていると不具合が発生しやすいです。
設定から天気をタップして位置情報をタップしましょう。
常にをタップしましょう。しばらくすると天気が表示されるようになります。
正確な位置情報をオンにする
上記と併せて正確な位置情報をオンにすると更に改善します。
設定から天気をタップして位置情報をタップしましょう。
正確な位置情報をオンにしましょう。
問題を報告する
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない場合は、まず問題報告してみましょう。
問題報告することによって改善される場合もあります。
まず天気アプリを開き、右上の・・・をタップしましょう。次に問題を報告をタップしましょう。
問題に関して該当のものを入力していきます。
最後に送信を押して完了です。
地域を一旦削除する
天気予報に登録している地域が多い場合不具合が発生しやすくなりますので、左にスライドして一旦天気を消していきましょう。
セキュリティ対策・広告対策アプリの設定解除
セキュリティ対策・広告対策アプリが本体に入っていると、マルチ接続が遮断されることがあるようです。
そのようなアプリを入れているのであれば、それぞれアプリごとに設定を確認してみてください。
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない場合には、セキュリティ対策・広告対策アプリの設定を解除すれば開きやすくなります。
時間を置く
iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない場合は、時間を置くこともオススメです。特にアプリ側の不具合の場合は、不具合が改善するまで何も対策がない場合もありますので、しばらく様子をみましょう。
そしてアクセスが集中している場合もエラーが発生しやすいので時間を置きましょう。
通信環境を確認
・通信制限がかかっている
・フリーWi-Fiに繋がっている
・機内モードになっている
・モバイル通信のON、OFF確認
・4G、5Gを試す
・Wi-Fiが弱い
Wi-Fiの接続が弱かったり、フリーWi-Fiに繋がっていると、不具合が発生する場合があります。そして外や電車でプレイしている場合は、気づかないうちに公共のWi-Fiに繋がっている場合もありますのでよく確認しましょう。
Wi-Fiは設定→Wi-Fiから確認出来ます。モバイル通信のON・OFFは下にスワイプすると左側の画像が表示されますので電波マークから設定できます。
4G、5Gでも不具合が起きる場合は通信制限がかかっていないか確認しましょう。
バックグラウンドのアプリを消す
バックグラウンドで複数のアプリを起動している場合は、iOS 16.4アップデート後からiPhoneの天気アプリで天気が表示されない不具合が発生しやすくなってしまいます。上に一度スワイプすると、バックグラウンドで起動しているアプリが表示されますので更に上にスワイプしてアプリを削除しましょう。
バックグラウンドのアプリを削除したら再度アプリを開いてみましょう。
アプリのキャッシュとデータを削除
アプリのキャッシュやデータが原因で不具合が発生している可能性があります。
これが原因であるときは、アプリのキャッシュとデータを削除することで解決する可能性が高いです。
詳しい手順に関しては下記の記事をご覧ください。
ストレージの確保
不具合が発生しない為には、本体のストレージが必要です。
本体のストレージが足りないと、不具合が起きる場合があります。
不要なアプリや写真などのデータを削除することで、ストレージを開けることが可能です。
iPhoneの場合、本体設定から現在利用中ストレージ容量の確認ができます。
設定の一般を開き、iPhoneストレージを押してください。
確認できること
・利用中のストレージ数
・空いているストレージ数
・iCloudに写真を預ける設定のオン/オフ
・非使用のAppを取り除く設定のオン/オフ
・インストールしているアプリの利用ストレージ数
非使用のAppを取り除くを有効にしておくと、自動的に使用していないAppを取り除き、ストレージを確保してくれます。
OSのアップデートをする
OSのバージョンが古いことで、様々な不具合が起こるケースもあります。
OSのバージョンが古い場合でアップデート出来る状態であればアップデートすると良いでしょう
スマホやアプリの再起動・アップデートを試してみる
スマホやアプリで一時的に不具合が発生している場合、以下の対処法を試すと不具合が解消される場合があります。
対処法
- スマホOSやアプリをアップデートする
- スマホやアプリを再起動する
- 不要なアプリは閉じる
- アプリを再インストールしてみる
iPhone天気アプリで天気が表示されない原因として、インターネット接続の問題、位置情報サービスの設定、アプリやシステムの不具合、天気情報提供サービスの障害などが考えられます。それぞれの原因に対して適切な対処法を試すことで、問題が解決することが期待できます
最適な解決策が見つかることで、iPhoneの天気アプリを引き続き便利に活用していただけることを期待しています。何か問題が解決しない場合や、疑問があれば、Appleサポートにお問い合わせください。