メッセージコミュニケーションツールのLINEに新しく「LINE VOOM」という機能が実装されました。
LINE VOOMでは、従来のメッセージのやり取りだけに収まらず、SNSのような使い方が楽しめます。
このLINE VOOM内での投稿内容の公開設定について、今回は詳しく解説していきます。
Contents
LINE VOOM(ライン ブーム)公開設定とは
LINE VOOMで楽しめる機能の多くは、以前もLINEでも利用できていたものがほとんどです。
そのため、過去に投稿していたものをLINE VOOMに自動で移行しており、変わらず閲覧することもできます。
そしてLINE VOOMでは、過去に投稿した記事や今後投稿する記事に対して、記事ごとに公開する範囲(対象)を定めることが可能となっています。
他のSNSと異なり、プライベートや仕事などでのリアルな知り合いと繋がっていることが多いLINEならではの配慮された機能だといえます。
LINE VOOM(ライン ブーム)の公開範囲の確認方法
LINE VOOMのタイムラインに投稿された記事は、3つの公開範囲の中から自由に選択することができます。
記事単位で公開したい対象を選択でき、リスト管理をすることでさらに自由度が増すため「プライベート用の投稿」と「仕事関係の投稿」など、1つのアカウントの運用であっても、使い分けることが可能です。
LINE VOOMはマルチアカウント対応
通常のLINEでは複数アカウントを作成することが原則できませんが、LINE VOOMは目的や投稿内容の棲み分けができるように複数のアカウントを作ることが可能です。
インスタやTwitterに近いこの機能を活用して、投稿コンテンツを収益化することも可能となっています。
LINE VOOMの公開範囲
- 「全体公開」誰でも投稿を見ることができる。
- 「公開リスト」公開したい対象を自分で選べる。
- 「自分のみ」自分のみに表示される。
公開範囲の確認と変更手順
自分のタイムライン表示上で、確認したい記事で右上に表示されている:をタップして、公開設定を変更を選択します。
すると該当の記事の公開状況が確認できます。
また、ここで変更したい公開範囲を選択し、ウィンドウを閉じることで設定変更も可能となっています。
全体公開
文字通り、全ての人が該当の投稿を閲覧することが可能になります。
LINE VOOMであなたをフォローしている人はもちろん、LINEの友だちでもない人であっても検索から記事を見つけることができ、内容も表示されてしまいます。
投稿記事には個人情報や特定がされてしまうような内容を書かない方が良いでしょう。
全体公開のポイント
- LINEの友だちなら投稿内容が表示される。
- LINE VOOMでフォローしていると投稿内容が表示される。
- 検索などから、全く知らない人が見る可能性もある。
- 埋もれる可能性が高いものの、「全ての人の端末で表示される」と考えておく。
公開リスト
公開リストとは、あらかじめもしくは記事投稿時に任意で閲覧できる人を選ぶことができる機能です。
リストには複数名をリスインでき、リストも複数個作成することが可能です。
公開リスト設定にして投稿した記事は、この選択したリストに含まれる相手にしか投稿した記事が表示されません。
公開リストのポイント
- LINEの友だち・LINE VOOMのフォロワーであっても、リストに含まれていない人には表示されることがない。
- リストは複数作成することができる。
公開リストの作り方
自身のタイムライン画面で右下の投稿をタップします。
投稿画面が開いたら、左上の全体公開をタップ。
公開設定の画面が開いたら、公開リストをタップします。
新しいリストを作りたい場合は、リストを追加を選択してください。
表示されたLINEの友だち一覧から、リストインしたいアカウントを選択して次へをタップ。
リスト名をつけたら保存で完了です。
自分のみ
投稿した記事が自分の端末上でしか表示されない公開範囲が「自分のみ」設定です。
SNSの記事として活用するというより、メモや自分だけの日記として利用するユーザーも多いようです。
自分のみのポイント
- 他の誰からも閲覧することができない。
- 表示上は通常のタイムライン表示と差異は無い。
引き継がれた過去の投稿が勝手に全体公開に変わっているので注意
LINE VOOMがリリースされた際、最も問題視されたのが過去投稿が勝手に「全体公開」に切り替わってしまっていたという点です。
過去の投稿時に公開リスト限定で設定していた記事も等しく「全体公開」に変わっていたことから、冷や汗をかいた利用者も少なくありません。
LINE VOOMを始めた際、記事に公開範囲を定めたい方はすぐに表示設定を見直しましょう。
LINE VOOM(ライン ブーム)の投稿が全体公開になったときの対処法
上記の現象で投稿していた記事が全て「全体公開」に切り替わってしまった場合、記事ひとつひとつの設定を変えていくしか方法がありません。
それというのも、LINE VOOMは記事単位で公開範囲を設定できて便利な反面、公開範囲の一括設定ができる機能が備わっていないからなのです。
過去にいくつも記事を投稿していた方からすれば途方もない作業かもしれませんが、地道に設定変更を行っていきましょう。
まとめて全記事を公開設定を変更することは不可能
前述通り、LINE VOOMに移行した投稿記事は勝手に「全体公開」に切り替わっているものの、記事をまとめて一括設定変更する方法は実装されていません。
投稿数が多い場合は地道な作業になりますが、設定を変更していくしか方法が残されていないのです。
LINE VOOM(ライン ブーム)で友だちをブロックするとどうなる
LINE VOOMの表示対象は、基本的にLINEの友だちが基となっています。
そもそもLINE VOOMの「フォロワー」とLINEの「友だち」は全く異なるものであり、LINE VOOMとLINEも同じアプリに収まっているものの、独立した異なる機能です。
なので、LINE VOOMで友だちを消去したとしても、LINEの友だち設定には影響がありませんのでご安心ください。
ブロックするとできなくなること
LINE VOOM でブロックをすると、下記の設定が適応されます。
- お互いのフォローが解除される。
- お互いにフォローができなくなる。
- お互いの投稿とストーリーが悦単できなくなる。
友だちを削除する手順
LINE VOOMのマイページで、自身のフォロー数の部分をタップします。
するとフォローリストが表示されるので、ブロックしたいアカウントを選択し:をタップします。
相手のタイムラインが表示されたら、画面右上の:をタップし、LINE VOOMでブロックを選択します。
二段階確認のポップアップでブロックを選択すると完了です。
全体公開になっている古い記事が他の端末で表示される可能性
LINE VOOMのタイムライン表示は時系列になっているため、古い記事であればあるほど下位に下がり、発見しにくくなることが予想されます。
しかし「全体公開」になっている場合は、LINEのプロフィールからLINE VOOMのアカウントにジャンプしてしまうとどんなに古い記事であっても閲覧ができてしまいます。
絶対に見られたくない記事の場合は、やはり早いうちに公開設定を制限しておく方が得策です。
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