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Microsoft EdgeからChromeがダウンロードできない場合の原因と対処法

Edgeを利用してChromeがダウンロードできないという状況が一部のユーザーに発生しています。

今回はなぜEdgeからChromeがダウンロードできないのか、そして対処法について解説していきます。

Contents

EdgeからChromeがダウンロードできない現象の詳細

EdgeからChromeがダウンロードできない現象には以下のような特徴があるようです。

ダウンロードできない状況の特徴

  • 全てのユーザーではなく一部のユーザーがダウンロードできない
  • Windows10のユーザーがEdgeからChromeをダウンロードできない
  • Chromeのダウンロードを試みるも「ダウンロードできませんでした」と表示される

なお、Windows11でEdgeからChromeをダウンロードできるのか試したところ、正常に動作しました。

ですので、今回の問題はWindows10でのみ発生している可能性が高いです。

EdgeからChromeがダウンロードできない現象の原因とは

EdgeからChromeがダウンロードできない現象の原因をまとめてみると、以下の通りとなります。

原因

  • Edge自体の不具合
  • 自動ダウンロードがブロックになっている
  • ポップアップブロックなどが原因
  • キャッシュやCookieが影響
  • ダウンロード先のフォルダ設定がおかしい
  • ウイルスソフトが影響
  • 管理者権限が原因
  • 通信環境が悪い

Edge自体の不具合

EdgeからChromeをダウンロードできない場合、Edgeで何らかの不具合が発生している可能性があります。

  • 古いバージョンのEdgeにダウンロード関連のバグが発見された
  • 起動させた際に一時的にバグが発生した

上記のようなことが原因でEdgeからChromeを正常にダウンロードできない状況が起きているかもしれません。

自動ダウンロードがブロックになっている

Edgeの自動ダウンロードの設定が「ブロック」の設定になっている場合、Chromeをダウンロードしても、ブロックされるので正常にダウンロードできない状況が発生します。

もし、ブロックの設定になっている場合は、何度ダウンロードしてもブロックされます。

また、Chromeだけでなく、他のファイルをダウンロードしようと試みてもブロックされてしまいます。

ポップアップブロックやJavascriptが原因

ポップアップブロックやJavascript無効化が原因でEdgeが正常に動作していない場合があります。

ポップアップブロックやJavascriptがどのような機能なのか以下に分かりやすくまとめてみました。

豆知識

  • ポップアップブロック:ブラウザとは別に表示される広告などをブロックする機能
  • Javascript:サイトのデザインを担っているプログラミング言語

ポップアップブロックが有効になっていると、ブラウザが制限されてしまうのでダウンロードできなくなる可能性があります。

また、Javascriptを無効化にすると、ページデザインが崩れる可能性があり、ダウンロードボタンが押せないといった状況も起きるでしょう。

というようにポップアップブロックをオンにしたり、Javascriptを無効化にしたりするとブラウザに制限が生まれ、正常にダウンロードできなくなる場合があるということです。

ブラウザのキャッシュ・Cookieが原因

Edgeに溜まるキャッシュやCookieが原因で、正常にChromeをダウンロードできない状況も発生します。

豆知識

  • キャッシュ:サイトの情報を一時的に保存しておく
  • Cookie:ウェブサーバーから発行される小さいテキストファイルが一時的に保存される

キャッシュやCookieはサイトの情報を一時的に保存することで、同じサイトを開く時間を短縮するというメリットがあります。

ただし、データを一時的に保存しているのでブラウザ自体が重くなり、正常にChromeがダウンロードできない状況へ繋がっている可能性があります。

ダウンロード先のフォルダ設定がおかしい

EdgeからChromeをダウンロードした際の保存先フォルダの設定がおかしい状態だと、ダウンロードが失敗します。

  • ダウンロード先のフォルダが既に消えていた
  • ダウンロード先のフォルダの場所を変えてしまった

上記のような操作をダウンロード前に行っていた場合はダウンロードできないでしょう。

ウイルスソフトが影響している可能性がある

利用しているウイルスソフトのセキュリティが高く、EdgeからChromeがダウンロードできない、ブロックされている可能性があります。

管理者権限が原因

EdgeからChromeのダウンロードを試みるもエラーメッセージで「管理者権限が必要です」と表示された場合はインストールできません。

というのも、利用しているパソコンに権限がなく、ダウンロードできない状況だからです。

例えば、会社や学校などのパソコンなど多くの人が利用しているパソコンでは、管理者が設定されており、利用者は勝手にダウンロードできないように設定されている可能性があります。

通信環境が悪い

通信環境が悪い場合、ダウンロードが進まず、その結果エラーが発生する場合もあるでしょう。

例えば利用しているWi-Fiの調子が悪い、公共のWi-Fiを利用しているなど、電波が不安定な状態でChromeをダウンロードしても、途中でエラーが発生する原因になります。

EdgeからChromeがダウンロードできない場合の対処法

ここからはEdgeからChromeがダウンロードできない場合の対処法を解説していきます。

Windowsターミナルを利用する(おすすめの対処法)

Windowsターミナルを利用すれば、Chromeを直接パソコンにダウンロードできます。Edgeを使う必要もありません。

まず、パソコンの下部メニューからホームボタンを右クリックします。Windowsターミナルをクリックしましょう。

ターミナル内に次のコマンドを入力します。

winget install --id Google.Chrome --force --silent

コマンドを入力後エンターキーを押します。

次にYを入力してください。するとChromeのダウンロードが開始されます。

「ダウンロードが完了しました」と表示されれば、Chromeを使えるようになります。

自動ダウンロードがオンになっているか確認する

Edgeの自動ダウンロードがオンになっているか確認していきます。

Edgeを起動させ右上にある・・・をクリックします。次に設定をクリックします。設定メニューからCookieとサイトアクセス許可をクリックします。

自動ダウンロードをクリックします。「サイトが複数のファイルを自動的にダウンロードしようとした場合に確認する」がオンになっているか確認してください。

オフになっている場合、ダウンロードを試みてもブロックされてしまいます。

Edgeを再起動してみる

Edgeで正常にChromeをダウンロードできない場合、Edgeを再起動することで解決する場合もあります。

Edgeの右上にあるをクリックするとEdgeが閉じるので、再度起動させてみましょう。

パソコンを再起動してみる

Edgeを再起動してもChromeがダウンロードできない場合、パソコンが一時的に不具合を起こしている可能性もあります。

ですので、一度パソコンを再起動してから、Edgeから再度Chromeをダウンロードしてみましょう。

Edgeを最新バージョンへアップデートする

Edgeが最新バージョンの状態か確認するには、まず、以下の順番でクリックをしましょう。

ポイント

①:Edgeの右上の・・・をクリックします。

②:ヘルプとフィードバックにカーソルを合わせる

Microsoft Edgeについてをクリックします。

バージョン情報が表示されます。

もし、「Microsoft Edgeは最新です。」という表記がでれば、特に何もすることはありませんが、最新版ではない場合はその場でアップデートしましょう。

FirefoxからChromeをインストールする

EdgeでChromeができないという場合は、EdgeからFirefoxをダウンロードして、FirefoxからChromeをダウンロードする方法もおすすめです。

ココに注意

Edgeで全てのファイルがダウンロードできない状況であればFirefoxもダウンロードできません。

ポップアップブロックをオフにする

ポップアップブロックをオフにするために、まずEdge起動後、右上の・・・設定の順番でクリックします。次のメニューからCookieとサイトのアクセス許可をクリックします。

次にポップアップとリダイレクトをクリックしてください。ブロックの部分がオンになっている場合はオフにしておきましょう。

Chromeをダウンロードした後は、必ずポップアップとリダイレクトをオンに戻してください。

キャッシュとCookieを削除してみる

EdgeでキャッシュとCookieを削除する方法については、以下の記事を参考にしてください。

Microsoft edgeで発生する不具合やエラーの詳細や対処法

Javascriptを有効にする

Javascriptを有効にするにはまず、Edgeを起動させ右上の・・・をクリックします。次に設定をクリック。

設定メニューよりCookieとサイトのアクセス許可をクリックします。

Javascriptの項目をクリックします。次のメニューの許可の部分のボタンがオフになっている場合はオンにしましょう。

トラブルシューティングツールで確認する

パソコンのスタートボタンをクリックして、をクリックします。次に検索枠にトラブルと入力してトラブルシューティングの設定をクリックします。

その他のトラブルシューティングをクリックします。次の画面でWindowsストアアプリの項目にある実行をクリックします。

次の画面で次へをクリックするとトラブルシューティングが開始します。

ウイルスソフトのセキュリティレベルを下げてみる

利用しているウイルスソフトのセキュリティレベルを下げると、EdgeからChromeをダウンロードできる可能性があります。

セキュリティレベルを下げたい場合は、利用しているウイルスソフトの公式サイトなどで設定方法を確認してみてください。

ダウンロード先のフォルダを設定しなおす

ダウンロード先のフォルダを再設定する方法については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

Microsoft Edgeの使いにくさを解消!簡単に使えるおすすめ設定・便利機能を紹介

過去にChromeを使っていた人は残っているフォルダも削除する

過去にChromeを使っていたけど、再度ダウンロードしたいという場合は、パソコンに古いファイルが残っていないか確認しておきましょう。

パソコンの下部メニューからフォルダをクリックします。

次にPCWindows(C:)の順番でクリックします。

Program Filesをクリックしてください。

フォルダ内からGoogleを探しクリックします。次のフォルダからChromeを見つけて、右クリックした後、ゴミ箱マークをクリックして削除しましょう。

フォルダがキレイになった状態で再度Chromeをダウンロードしてみてください。

Chromeを手動でダウンロードしてくださいをクリックしてみる

Chromeをダウンロードしても正常にダウンロードされていない場合は、Chromeを手動でダウンロードしてください。をクリックしてみてください。

管理者にChromeをダウンロードしてもらう

EdgeでChromeをダウンロードした際に「管理者の権限が必要です。」と表示された場合は、管理者にChromeのダウンロードを依頼しましょう。

ブラウザの設定をリセットする

Edgeをリセットする場合、Edgeを起動させ・・・設定の順番でクリックします。設定メニューから設定のリセットをクリックします。

設定を復元して既定値に戻しますをクリックしてください。次の画面で注意文言が表示れるので、確認した後リセットをクリックしましょう。

リセット完了後に、再度EdgeからChromeをダウンロードしてみましょう。

smartscreenをオフにする

Edgeを起動させ、右上の・・・をクリックします。次に設定をクリックしましょう。

メニューからプライバシー、検索、サービスの項目をクリックします。

セキュリティの項目にあるMicrosoft Defender SmartScreenをオフにしてください。

この状態で再度Chromeをダウンロードしてみましょう。

ココに注意

ただし、SmartScreenをオフにすると、危険なファイルもダウンロードできてしまいます。

ですので、Chromeをダウンロードした後、すぐにSmartScreenをオンにしましょう。

通信環境を確認する

Edgeを利用してChromeをダウンロードする場合、念のため通信環境が安定するように以下の対処法を試してください。

対処法

  • Wi-Fiのルーターをオンオフしてみる
  • パソコンのWi-Fiをオンオフ切り替えてみる
  • 公共のWi-Fiではなく自宅のWi-Fiを利用する
  • パソコンに有線をつなぐ
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