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【Safari】「問題が繰り返し起きました」のエラーの原因や対処法を解説!

iPhoneやiPadなどで利用頻度が高いインターネットブラウザSafari(サファリ)を利用していると、突然「問題が繰り返し起きました」と表示され、画面が真っ白になっていしまう不具合が起こることがあります。

この表示だけでは何の問題なのかがサッパリわからないため、ホームページ側の問題なのかデバイスが悪いのか原因の特定が難しく、驚く利用者が後を絶ちません。

今回はこの「問題が繰り返し起きました」と表示される原因や対処法をまとめてご紹介していきます。

Safariで「問題が繰り返し起きました」のエラーが表示される原因

https://~…で問題が繰り返し起きました

ブラウザでホームページを閲覧していると、稀にこのような表示が出て利用者を驚かせることがあります。

「もしかして悪質なサイトを閲覧して、ウィルス感染した?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、その心配はありません。

エラーの原因

  • 閲覧しているサイトの仕組みや使われている画像の問題
  • エラーが多発しやすいiOSを使っている
  • デバイスの劣化で処理速度不足が起こっている

閲覧しているホームページに問題がある可能性が高い

エラーが表示されてるホームページそのものに問題がある場合も少なくありません。

例えば、デザインに使用されているテンプレートテーマに原因があったり、デバイスの表示処理速度が追い付かないほど大きな画像を使用しているなどが挙げられます。

これらが原因の場合は閲覧者側の操作で解決することはできません。

他のデバイスでは表示される場合

ただし、自分以外のデバイスが問題なくサイトを閲覧できている場合は、サイト自体に問題がある可能性が低いと判断でき、下記で挙げる原因が当てはまる可能性が上がります。

このようなエラーの場合は、一つずつ予測し、原因の候補を潰して判断していくしか方法がありません。

デバイスのOSバージョンが古い

以前リリースされていたiOSの一部で、この「問題が繰り返し起きました」とエラー表示されやすいバージョンがありました。

今使っているデバイスのOSバージョンが最新になっているか確認してみましょう。

OSのバージョンをアップデートする理由

パソコンやスマホなどに内臓された中枢システムの一つであるOSは、パソコンやスマホを制御するためになくてはならないシステムの一つです。

OSが無ければスマホもただの箱といってよいほど、重要な役割を果たしています。

それほど大切なOSをアップデートする意味とは、スマホを外的危機から守るためであったり、新機能の追加、そして不具合の改善のためであったりと沢山の理由を包括しています。

快適に、そして安全にスマホを使うならばデバイスのOSは必ず最新バージョンへアップデートしておきましょう。

デバイスの容量不足や劣化による処理速度不足

デバイスの容量不足や端末の劣化がエラー原因の場合、いわゆる処理落ちを起こしている可能性があります。

スマホなどの精密機器は経年劣化があり、時間が経てば経つほど処理速度も落ちていってしまう傾向が強くなります。

購入当初はなんでもなかった処理も2年3年と使うことで劣化が進み、その結果「処理速度が間に合わなず、ページが開けない」ということにも繋がりかねません。

また、新しいデバイスであっても、ストレージ内に自動蓄積さているキャッシュデータやcookieなどが正常な動作を阻害することもあります。

これらはデバイスの蓄積データを削除することで、再びスムーズに動きやすくなります。

Safariで「問題が繰り返し起きました」のエラーが表示されたときの対処手順

Safari閲覧中に「問題が繰り返し起きました」と表示された際、上記で仮定した原因を元に試してほしい手順がいくつかあります。

簡単に試せるものから順に、少しずつ掘り下げていくイメージで対処を繰り返し行ってみましょう。

エラー発生時に行う手順

  • エラーが起こったページを再読み込み
  • インターネットの接続を確認する
  • Safariを再起動する
  • デバイスのOSを最新化にアップデートする
  • デバイスを再起動する
  • 表示言語を日本語以外に変更する
  • JavaScript設定をOFFに一時変更する
  • Webサイトのキャッシュのみを削除する
  • Webサイトの閲覧に関するデータを全て削除する

上記を試しても状況が好転しない場合は、サイト側の不具合や構築内容に問題があると考えられます。

エラーページを再読み込みする

まず試してみたいのが、エラーが表示さえた画面を再読み込みするという簡単な方法です。

とても簡単で日常的に行う動作ですが、意外とこれだけで状況が改善することも少なくありませんから一度試してみましょう。

インターネットの接続状況の確認

予期せぬ理由で、通信が不安定になっている可能性も考えられます。

これを想定して下記の手順を試してみてください。

+ Wi-Fiを利用している場合(詳しくはタップ)

接続していたWi-Fiを一旦切断し、数秒おいてから再度繋ぎ直してみましょう。

「一旦切断し、再度繋ぎ直す」という動作は一種の初期化のようなものなので、一時的に不安定だった回線が安定することがよくあります。

もしくは、現在接続しているWi-Fiとは別の回線につなぎ直すことも有効です。

+ モバイルデータ通信の場合(詳しくはタップ)

コントロールパネルなどから、モバイルデータ通信を一旦OFFにする。

もしくは機内モードに切り替えるなどして一旦モバイルデータ通信との接続を断ってみましょう。

再度繋ぎ直す際に、不安定化していた通信を断ち、一から繋ぎ直させることができます。

Safariを再起動する

問題が起きているページを落とし、Safariを再起動してみましょう。

デバイスの不具合時と同様に「再起動」はエラー発生時の対処としては基本となります。

再起動することにより、不具合も含めて一旦初期化されるため、次回立ち上げ時には問題が起こらずスルーされることも少なくありません。

閲覧したいサイトのURLをコピーして残した上でアプリを落とし、再度改めてアクセスしてみましょう。

デバイスのOSを最新へアップデートできているか確認する

今使用しているデバイスのiOSバージョンが最新化されているか確認しましょう。

前述で触れた考えられる原因にも明記した通り、過去のiOSの一部バージョンにおいて「問題が繰り返し起きました」のエラーが表示される不具合が多発しました。

今リリースされているOSでは改善されたものの、あなたが今使用しているデバイスのOSはアップデートされていないのかもしれません。

デバイスのiOSを最新化することで不具合の解消が見込めます。

エラーが多発したOSとは

ここで記したWebサイトが開かなくなる不具合を起こしたiOSは、2020年1月頃に登場したiOS13.3です。

次期OS登場と共にエラーが表示されることも減ったようなので、旧バージョンOSを利用している場合は一先ずOSを最新へとアップデートしておきましょう。

デバイスを再起動する

スマホを始めとする精密機器が不安定な動きを繰り返すときは、デバイスの再起動を行ってみましょう。

とてもシンプルかつ簡単な対処法ですが、一時的な不具合であれば再起動を行うだけで改善するケースがよく見られます。

よく再起動が推奨される理由は

再起動を行うことで不具合が発生した箇所も含め一旦初期化されます。

そのため、一時的なエラーが原因だった場合は、次回再度プログラムが走った際引っ掛かりを起こしていた問題に邪魔されることがなくなり、スムーズに動作を行えるようになることが多いのです。

これはスマホだけにとどまらず、幅広い精密機器に対して同じことがいえます。

表示言語を英語に変えてみる

同様の不具合が発生した際、有効だといわれた対処法にiPhoneの言語設定を日本語以外に切り替えるというものです。

これはいわゆる2バイト言語と呼ばれる「1文字に2バイトを要する用字形」を使う言語圏にエラーが発生している際に有効な対処法になります。

つまり、表示言語を変更する際は日本語と同様の2バイト言語に設定変更してしまうと意味がないので気をつけてください。

日本語以外の2バイト言語とは

2バイト言語は世界的に見ても非常に少なく、日本語の他にメジャーな言語は中国語・韓国語です。

エラー改善のために試すなら英語やフランス語などの1バイト言語で試してみましょう。

表示言語を変更する手順

設定Appから一般をタップし、言語と地域を選びます。

次にiPhoneの使用言語を選び、iPhoneの表示言語を選びます。

今回は1バイト言語のEnglish(英語)を選択してみます。

最終確認のポップアップで英語に変更をタップしたら変更完了です。

JavaScriptをOFFに切り替えてみる

次に試してほしい設定変更はJavaScript機能をOFFにすることです。

ただし、JavaScriptをオフにすることで今まで普通に表示されていたサイトまで正常に表示できなくなる可能性が非常に高くなるため、一時的な変更とした方が無難です。

JavaScriptとは

JavaScriptとは、ホームページを構成するプログラミング言語一種で、最もメジャーなのは動く文字など「動き」にまつわる表現を行うことです。

ブラウザの初期設定ではONになっており、通常はJavaScriptが普通に動作することを前提としてサイトのデザインや構成がされています。

このため、OFFにすると強制的に表示が制限されてしまったり正常な閲覧ができなくなってしまうため、特別な理由がない限りはOFFにしないことを推奨されています。

JavaScriptをOFFにする手順

設定AppからSafariをタップし、ページ下部にある詳細を選択します。

JavaScriptのボタンをグレーに変えることで設定をOFFにできます。

キャッシュデータを削除する

デバイスにはキャッシュデータと呼ばれる、一時的にデータを保存して同じアクションを高速化するというデータが蓄積されています。

キャッシュデータが活躍する場所

一度開いたことがあるホームページを再度開く際、前回開いた際に取得したデータをデバイスに記憶させておくことで2回目は前回より高速で開くことができます。

このキャッシュデータやcookieと呼ばれるプログラムがスピーディーにサイトを開くことを実現させています。

しかしその反面、蓄積されたこれらのデータや履歴がストレージを圧迫し、デバイスの処理を遅らせることがあります。

一つ一つのデータは非常に小さく、通常はデバイスの容量を切迫させる前に自動的に消されていきますが、重くなったストレージが原因で、デバイスの処理速度を落としてしまうケースも十分に考えらるのです。

キャッシュデータを削除する手順

Safariのアプリケーションを立ち上げ、ページ下部にある本のアイコンをタップします。

すると履歴一覧が表示されるので、右下の消去をタップ。

開いたポップアップから削除対象を選択できるので、すべてを選ぶことで履歴削除が完了です。

Webサイトデータを全て削除する

先のキャッシュデータの削除と同様に、圧迫する累積したデータがデバイスのスペックを落としてしまう程邪魔をしている場合、溜まったデータや履歴を一掃してしまうのも改善への有効な手段となります。

またこの手順を行っても、ブックマークやリーディングリストなどが初期化されることはありません。

Webサイトデータデータすべてを削除する手順

設定AppからSafariを選択し、ページ中央にある履歴と履歴とWebサイトデータを消去をタップします。

開いたポップアップの履歴とデータを消去を選ぶことでデータが削除できます。

ウィルスや悪質なサイトが原因である可能性は低い

ネットサーフィンをしていて、今回のような予期せぬエラーや警告が表示されると「詐欺サイト」や「ウィルス」などの悪質なトラブルに巻き込まれたかとヒヤッとしてしまうかと思います。

しかし今回ご紹介した「問題が繰り返し起きました」は、重大なトラブルのサインではありませんので安心してください。

警告が表示された原因は記事トップで紹介した下記が濃厚です。

  • サイト側の不具合や設定が原因
  • デバイスのOSやスペック不足が原因

決してウィルス感染などが理由ではないので、落ち着いて対処していきましょう。

本当に悪質なウィルスや悪用されているときのサイン

iPhoneは独自のセキュリティを構築しているため、比較的ウィルスに感染しにくいといわれていることをご存じの方は多いかと思います。

だからといって100%ウィルスに感染しないという訳ではないことは留意しておきましょう。

デバイスをウィルス感染させることは難しくなく、運悪く悪意あるサイトを閲覧しただけで感染してしまうというケースもあります。

悪用されているときのサイン

  • ダウンロードした覚えのないアプリがインストールされている
  • データ通信量に不自然な増加がみられる
  • 身に覚えのないログイン通知や決済情報が届く
  • AppleIDなどを始めとする情報が変更される …etc

これらの症状がみられた場合、早急にAppleサポートへ相談し解決への糸口を探しましょう。

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