Skypeではビデオ通話が可能ですが、ビデオ通話で背景をあまり見られたくないという方もいるでしょう。
そこで、今回はSkypeのバーチャル背景などについて詳しく解説していきます。
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Skypeでバーチャル背景を使うには
Skypeにバーチャル背景が実装されました。他にも、背景ぼかしという機能が利用できます。
背景ぼかしという設定をオンにするだけで、背景のみをぼかし部屋の状態などを霞んだように見せてくれます。
Skypeにバーチャル背景が実装された!
以前、Skypeのビデオ通話ではぼかし背景しか利用できなかったのですが、ついにバーチャル背景も利用可能になりました。
バーチャル背景はZoomのバーチャル背景よりも高機能で、人物に背景が被る可能性がとても低いです。
全てのパソコンで利用できるわけではない!
Skypeの背景ぼかし・バーチャル背景は全てのパソコンで利用できるわけではありません。
背景ぼかし・バーチャル背景が利用できるOSなどを以下にまとめました。
- Windows
- Mac
※Windowsに関してはWindows10のバージョン14から利用可能
※WindowsのストアにあるSkype(バージョン14)はバーチャル背景の利用不可
WindowsでもWindows10より前のOSを利用している場合には背景ぼかし・バーチャル背景を行うことができません。
Windows10にしても背景ぼかし・バーチャル背景ができない、Macでも背景ぼかし・バーチャル背景ができない場合にはコンピューターのプロセッサが Advanced Vector Extensions 2 (AVX2)のサポート外の場合があります。
背景をぼかす方法
Skypeの背景をぼかすには「通話中にぼかす」「設定からぼかす」2つの方法があります。
ここからは、その2つのぼかし方法を別々に紹介します。
通話中にぼかす方法
通話中にぼかす方法に関してはまず、通話がかかってきたら、「ビデオマーク」「受話器マーク(緑)」どちらかをクリックしましょう。
※ビデオ通話を発信した場合でも設定可能です。
通話に出た後、カーソルを「ビデオカメラマーク」の部分にもっていきます。
そうすると、上の画面のように「背景効果を選択する」という設定ボタンが表示されるのでクリックしましょう。
上の画像のような設定画面が表示されるので「ぼかし」をクリックすると設定完了です。
設定からぼかす方法
設定からあらかじめ背景をぼかす方法についてはまず、Skypeを開きアイコン右側にある「・・・」をクリックします。
次にメニューが表示されるので「設定」をクリックしてください。
設定メニューが表示されるので「音声/ビデオ」をクリックします。
そうすると、自分の画像下に「ぼかし」の背景効果が表示されるのでそれをクリックしてください。
これで、ビデオ通話に出てもすぐに背景がぼかされた状態で開始されます。
ぼかしのあり/なしを比較
背景ぼかしなしの画像
背景ぼかしありの画像
ちなみに、「背景ぼかしあり」と「背景ぼかしなし」どれくらい差があるのか、検証してみました。
ぼかしの強さはかなり強いというわけではないので、間取りなどは完全にわかってしまうでしょう。
部屋の汚さを隠すには少し物足りないぼかし加減ですが、どうしようもないときには利用してみる価値はあります。
バーチャル背景を設定する方法
バーチャル背景に変更する方法について解説していきます。
通話中にバーチャル背景にする方法
まず、通話が来たら、「ビデオカメラマーク」もしくは「受話器マーク」をクリックします。
※ビデオ通話を発信した場合でも設定可能です。
ビデオ通話が始まったら、カーソルを「ビデオカメラマーク」の部分にもっていきます。
そうすると、上のような画像が表示されるので「背景効果を選択する」をクリックしてください。
背景効果を選択する画面が表示されるので、バーチャル背景を選びクリックしてください。
この設定を行うことで通話中でもバーチャル背景に変更することが可能です。
※通話中からでもバーチャル背景の画像追加は可能となっています。
設定からバーチャル背景にする方法
設定からバーチャル背景にするにはまず、Skypeを開きアイコン右側に表示される「・・・」⇒「設定」の順番でクリックしましょう。
次に、メニューから「音声/ビデオ」をクリックします。
そうすると、背景効果の設定画面が表示されるので、「画像を追加」をクリックしてください。
パソコンのファイルが開くので、バーチャル背景にしたい画像を選び「開く」をクリックしましょう。
登録した画像が反映され、自分の映像の背景にバーチャル背景が表示されます。
Skypeの背景ぼかしやバーチャル背景が機能がない場合の対処法
先ほどもお伝えしたようにSkypeの背景ぼかし・バーチャル背景機能を利用するにはOSがWindows10以上でなければ、利用できません。
なので、Windows10でない方で背景を変更したい場合は、何か他の方法で対処することが必要です。
ここからは背景ぼかし・バーチャル背景が使えない場合の対処法について解説します。
XSplit VCamを利用する
まず、XSplit Vcamの公式サイトにアクセスして、「Vcamをダウンロードする」をクリックします。
※今回はChromeで操作しています。
XSplitとは?
XsplitはZoomのバーチャル背景のように、背景を簡単に変更できるソフトです。
Skypeで背景ぼかし・バーチャル背景が利用できなくても、Xsplitを利用することでバーチャル背景を楽しむことができます。
ダウンロード完了後、左下にファイルが表示されるので、クリックしてください。
メニューが表示されるので「開く」をクリックします。
インストーラーが起動されるので、利用する言語は合っているか確認後、右下の「次へ」をクリックします。
「利用規約」「プライバシーポリシー」にチェックを入れた後、「次へ」をクリックしましょう。
インストールを本当に行うのか、確認されるので大丈夫であれば、右下にある「次へ」をクリックします。
次に、インストール先のフォルダ選択をする画面が表示されるので、設定後「次へ」をクリックしてください。
ショートカットの設定が表示されるので、「デスクトップ」や「スタートメニュー」ですぐ開けるように設定したい場合は、チェックを入れて「次へ」をクリックしましょう。
準備が完了されると、右下に「インストール」ボタンが表示されるのでクリックしてください。
インストールが完了すると、上のような画面が表示されるので、「XSplit Vcamを起動する」にチェックを入れて「完了」をクリックしましょう。
インストールされたXSplit Vcamが起動するので、右下にある「続行」をクリックしてください。
カメラに自分が映し出され、バーチャル背景を設定できるようになります。
右側に様々な背景が表示されるので、クリックすると上の画像のようにバーチャル背景が設定されます。
- 画像下にあるバーはぼかし機能で0にすると完全にぼかしがなくなる
- 「背景を追加する」から画像をアップロードすれば、自分の好きな画像を背景にできる
XSplit Vcamの設定が完了したら、Skypeを開き設定を行っていきます。
まず、アイコン右側にある「・・・」をクリックしてメニューを表示させた後「設定」をクリックしましょう。
設定メニューが表示されるので「音声/ビデオ」をクリックしてください。
自分が映し出される画像右上にある「▽」をクリックして、メニューから「XSplit Vcam」を選択しましょう。
そうすると、先ほどXSplit Vcamで設定したバーチャル背景をSkypeに呼び出すことができます。
設定後、ビデオ通話を行うと上の画像のようにバーチャル背景が表示されます。
無料版の場合はXSplit Vcamのロゴがバーチャル背景の部分に表示されます。
ロゴを消したい場合には有料版に登録する必要があります。
通話する場所を変える
Skypeの背景ぼかし・バーチャル背景を利用できない場合で、ビデオ通話で部屋を映したくないという方は、通話する場所を変更するという方法があります。
- 窓の前でビデオ通話をする
- なるべく何も物がない場所を探して通話をする
とにかく、背景が気にならないような場所に移動してSkypeのビデオ通話を始めることをおすすめします。
なるべく背景が映らないように自分をアップにする
Skypeの背景ぼかしを利用できない場合で、絶対に背景を映したくないという方は、以下の方法がおすすめです。
- 背景が映らないようにパソコンを自分に近づけ自分をアップで映す(パソコンにカメラが内蔵している場合)
- カメラのズーム機能を利用して自分をアップで映す(パソコン内蔵以外のカメラを利用している場合)
背景に物が多い場合は大きな布をかぶせて対処する
Skypeで背景ぼかしが利用できないという方で、部屋が汚くて映したくない場合には何か大きな布やバスタオルなどで隠すという方法もあります。
この方法であれば、すぐに試すことができるのでおすすめの方法です。
Skypeでビデオ会議する際には時間制限を気にしなければいけないので、以下の記事も参考にしてみてください。
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