Skypeは無料で音声・ビデオ通話ができるアプリケーションで、ビデオ通話に関しては会議を行うことも可能です。
しかし、ビデオ通話には時間制限が設けられており、制限なしで利用できないというデメリットがあります。今回はSkypeのビデオ通話の時間制限はどれくらいなのかについて解説していきます。
Skypeのビデオ通話には時間制限がある！
Skypeのビデオ通話には時間制限が設けられています。
以下に時間制限について表でまとめてみました。
| 期間 | 時間制限 |
| 1日 | 1日最長10時間 最長4時間（ビデオ通話ごと） |
| 1ヶ月 | 100時間まで |
1日10時間以上の会議を考えているという方からすれば短い時間制限になっています。
ただし、1ヶ月あたりで見ると100時間も無料で利用できるので、他の無料ビデオ通話に比べると利用できる時間は多いように感じます。
ビデオ通話で最長4時間に達するとビデオ通話が終わり自動的に音声通話に切り替わります。
時間制限に到達した場合はどうすればいい？
ビデオ通話の時間制限に到達した場合の対処法については以下にわかりやすくまとめました。
1日最長10時間の場合
Skypeのビデオ通話では1回のビデオ通話ごとに最長4時間、1日のトータルでのビデオ通話が最長10時間と制限されています。
■最長4時間の場合■
1回のビデオで4時間を超えてしまうと、音声通話になってしまうので、一度通話を切り再度、ビデオ通話を開始しましょう。
トータルで10時間を超えなければ、複数回ビデオ通話を行うことができます。
■1日最長10時間の場合■
1日で10時間ビデオ通話を行ってしまった場合には、次の日まで待つしか対処法がありません。
次の日になれば、時間制限はリセットされるので再度ビデオ通話を行うことが可能です。
- 1回目：4時間
- 2回目：4時間
- 3回目：2時間
- 合計10時間
1回の通話時間制限で最大4時間と1日の時間制限で最大10時間という制限をフルで利用した場合には3回のビデオ通話が可能です。
1ヶ月100時間の場合
1ヶ月で100時間ビデオ通話をしてしまったという場合には、対処法はありません。
なので、翌月になり時間制限がリセットされるまで待つしかありません。
既に制限に達している場合は、ビデオ通話を利用せず、音声通話に切り替えるなどして対処しましょう。
時間制限がある理由
Skypeではビデオ通話に時間制限が設けられている理由は以下の通りです。
Skypeはマイクロソフトが提供しているアプリケーションです。
そのため、マイクロソフトで提供しているアプリケーションなどの不正利用・濫用などを防ぐという意図からSkypeでは時間制限を設けています。
もし、不正利用などをした場合にはSkypeの利用を制限されるでしょう。
Zoomとの時間制限を比較
ここからは、最近利用者も増えてきたZoomとの時間制限について比較をしていきます。
どちらが時間制限を気にせず便利に利用できるのか検証していきましょう。
| Skype | Zoom | |
| 1日 | 1日最長10時間 最長4時間（ビデオ通話ごと） | 1回40分（1日や1ヶ月の制限なし） |
| 1ヶ月 | 100時間 | |
| 最大同時通話人数 | 最大50人まで | 最大100人まで |
※どちらも無料で利用した場合の時間制限比較にしています。
※Zoomは3人以上の場合に時間制限あり、1対1は無制限。
ZoomはSkypeに比べ1日や1ヶ月の時間制限などはありません。
ただし、1回40分までしかビデオ通話できないように制限されています。この40分も1回通話を切れば再度ビデオ通話が可能です。
それに比べSkypeは1日や1ヶ月の時間制限が設けられている上に最大同時通話人数もZoomに比べ少ないです。
比較結果
■Skypeがおすすめな人■
- 長時間の会議を行う
- 人数は50人以下で利用する
- いちいち時間制限がきて、通話を切るのが面倒な人
■Zoomがおすすめな人■
- 会議人数は多め
- 1日や1ヶ月の時間制限を気にしたくない人
長時間の会議は参加する人には辛い部分もあります。
なので、SkypeやZoomの時間制限を利用して休憩などを設けるようにするといいでしょう。
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