突然YouTubeに書き込まれていたコメント主の名前の一部が、「@マーク」から始まるIDのような表記に変わる症状が確認されました。
この記事では、YouTubeのコメント主の名前がID表記になっている原因と対処法を解説していきます。
Contents
YouTubeのコメ欄がIDになってしまう症状とは
従来のYouTubeコメント欄に表示されるコメント主の名前は、連結しているGoogleアカウントの名前やニックネームが反映されていました。
しかし11月14日を境に一部の利用者の間で、「@マーク」から始まる英数ランダムで組み合わせたIDが表示されるようになっています。
IDの例
例)@youtubecreators
※特に設定をしていないと、最初は「@user-」と自動生成されたランダムな英数の組み合わせで表示されます。
YouTubeのコメ欄がIDになってしまう原因
なぜ突然コメント欄の投稿主の名前がIDとなってしまったのか、原因を解説していきます。
YouTbeの新機能ハンドル機能が実装されたから
今まではGoogleアカウントに準じた名称で表示された名前が、IDに変わったのはYouTube側が「ハンドル」と呼ばれるチャンネル識別子を導入したことが原因です。
そのためアプリ側のバグではなく、今後段階的に拡大していく新しい仕様となっています。
実は11月14日までに任意のハンドルを設定しておかないと、YouTubeが自動生成したランダムなID(ハンドル)が振る分けられて表示されるようになっていました。
YouTbeの新機能ハンドル機能の概要
新しいハンドルには様々な便利な機能やルールが備わっています。
ポイントを押さえて使うと効率よく自身のチャンネルを他者へ共有できますが、匿名性の向上によりコミュニケーションが図りにくいというデメリットもあります。
ハンドルの要点
- 1チャンネルにつき1つのハンドルが振り当てられる
- チャンネルURLにも反映されるので、視聴者から見つけられやすくなる
- 任意の名前に変更が可能
- 今後様々な場面で拡大される予定
チャンネル名とは別物
このIDは、チャンネル名とは別に振り分けられたもので、短いチャンネルの識別IDのようなものです。
そのため、従来のチャンネル名そのものが無くなってしまったわけではありません。
1チャンネルにつき1つだけ設定できる
YouTubeのハンドルはチャンネル1つにつき1つ設定ができます。
今までコメント時などに表示されていたニックネームが、ハンドルと呼ばれるIDに置き換わっただけと考えるとシンプルです。
変わったポイントとしては他SNSのIDと同様に、他のYouTubeユーザーと重複するハンドルにはできないという点です。
ハンドルIDが自動的にチャンネルURLと紐づけられる
振り分けられたハンドルは、自動的に自身のYouTubeチャンネルURLに紐づけられる仕様になりました。
URLに反映される例
ハンドル:@youtubecreators
チャンネルURL:youtube.com/@youtubecreator
このようにハンドルさえ分かっていればチャンネルURLの特定が簡単になるので、YouTubeの外部ユーザーから自分のチャンネルへの誘導が簡単になります。
コメント、メンションなど様々なシーンに反映されていく
ハンドル機能は、今後順次拡大が明言されています。
拡大される対象
- コメント
- ショート動画
- メンション
匿名性は上がったが国内では批判的な意見が多い
従来であればわかりやすい呼びやすいニックネームで配信者たちと交流を取っていましたが、今後は識別がしにくい英数のID表示が当たり前になります。
そうなってくると、コメントでのコミュニケーションが取りにくくなったり、配信者に覚えて貰いにくくなるのではないかという、批判的・ネガティブな声が多くあがっています。
YouTubeのコメ欄がIDになってしまったときの対処法
徐々に拡大中のハンドルID表示について、自分のアカウントが実装されてしまった際、自身で対処できる方法を解説していきます。
実装されたら従来の表示方法と切り替えることは不可
ハンドル表示はこれから拡大・実装される新しい機能です。
現状では一度実装されてしまったら、従来のGoogleアカウント名に準じた表示とハンドルIDとの切り替えができません。
前述通り、ハンドル機能については匿名性向上の代わりにコミュニケーション難しくなるため、「せめて自由に切り替えができるようになってほしい」という意見が多数挙がっています。
今後ハンドルが拡大するとなっても、現状ではネガティブ意見が多いことから切り替えができるようになる可能性もあります。
ID名をわかりやすく変更する
ハンドルは後から任意で変更することができます。
ただし平仮名やカタカナなどの日本語での設定は出来ません。
アルファベットと数字で表記するので限界はありますが、ローマ字読みさせるなど工夫をして読みやすいハンドルに設定しましょう。
IDの変更手順
まずはハンドル設定ページにアクセスし、ハンドルを変更をタップしてください。
次に「ハンドル」の項目にある鉛筆マークをタップします。
任意のハンドルを設定したら✓をタップして完了です。
ハンドルID名を設定する時の注意点
ハンドル名を設定するときには注意しなくてはならない点がいくつかあります。
注意点
- ハンドルに使えるのは3~30文字以内の英数のみ
- 電話番号などの個人情報を含まない
- 他のユーザーと重複するハンドルは設定できない
- コミュニケーションガイドラインを遵守していること
以上の大まかなポイントを押さえて設定しましょう。
使える文字に限りがある
ハンドルの設定には以下のルールを守る必要があります。
ハンドルのルール
- 3~30 文字以内に収める
- 英数字(A~Z、a~z、1~9)一部の記号( _ 、-、.)のみで組む
- URLや電話番号に見える組み合わせ
- 暴力的・性的・不適切な意味合いを含む単語
なお、ハンドルには大文字・小文字の区別はないのでご注意ください。
また他のユーザーがすでに使っているハンドルは設定することが出来ませんので、使いたいワードがある方は早めに設定することをオススメします。
ID変更後も14日間は元に戻せる
ハンドルを新たに変更しても、14日間は旧ハンドルは保持期間なので、元のハンドルURLへ戻すことができます。
またこの14日間は新旧両方のハンドルURLが使用できる状態が続きます。
ハンドル保持の概要
- 変更後14日間は旧ハンドルが保持されている
- 14日間は新旧両方のハンドルURLが使用できる
- 14日を経過後は旧ハンドルに戻せなくなる
- 保持期間を過ぎると他のユーザーが新たに使用できるようになる
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