新型コロナウイルス大流行の影響で、日本でも導入する企業が増加してきた「ZOOM」。
この記事では、Zoomのアカウント削除(退会)と、ユーザーを削除・無効化・リンク削除したいときの手順について解説します。
Contents
ZOOMではアカウント削除=退会
他サービスでは、アカウント解除と退会が別扱いであることも多いですが、Zoomではアカウント削除は退会と同じ意味合いになります。
つまり、Zoomではアカウント削除をすると退会することに。
Zoomはアカウントがなくてもミーティングに参加することが出来るため、退会したら会議に参加できなくなる、ということはありません。
ただし、ミーティングを主催することはできなくなります。
アプリ版Zoomから、そのまま退会することはできません。退会したい場合は「Zoom」公式サイトから行うことが可能です。
また、アプリ版Zoomをアンインストールすることでアカウントが削除されるわけではないことに注意してください。
ココがポイント
アカウントを作っていないアプリユーザーは、アンインストールだけでZoomをやめることができます。
アカウントを所持している場合は、アカウント削除をしてからアンインストールすると良いでしょう。
ZOOMでアカウント削除(退会)する手順
Zoomからアカウント削除(退会)する手順について解説していきます。
退会ではなくログアウトの手順について知りたい場合は、下の記事を参考にしてください。
⇒「ZOOM Cloud Meetings」にサインイン・ログアウトする方法とサインインできない場合の対処法
無料版
無料版でアカウント削除(退会)するためには、まずアカウント管理を選択しアカウントプロフィールをクリックしてください。
アカウントを終了するをクリックします。
OKをクリックすればOKです。
スマホ版
スマホでZoomを退会したいときは、ブラウザでアクセスする必要があります。
まずは「Zoom公式サイト」にアクセスしてください。
アクセスしてログイン出来たらハンバーガーメニューをタップします。
マイプロフィールをタップ。
マイプロフィールをタップしましょう。
アカウント管理をタップ。
「アカウント管理」の下に表示されるアカウントプロフィールをタップします。
アカウントを終了するをタップ。
はいをタップすれば退会できます。
有料版
有料版アカウントで退会したい場合は、一度無料版にグレードダウンさせてから退会手続きを取ります。
この作業をするために、まず「https://zoom.us/billing」から「Zoom」にアクセスしてください。
Billing(支払い)からCancel Subscription(登録を中止)を探しクリックします。
Cancel Subscription(登録を中止)をクリック。
有料プランの更新をしない理由をフィードバックで送信することができます。
当て嵌まる項目にチェックを入れてSubmitをクリックすればOKです。
これで、無料プランにダウングレードできました。
ダウングレードが出来たら、後は無料版と同じ手順でアカウント削除をします。
アカウント管理からカウントプロフィールをクリックしましょう。
そこからアカウントを終了するをクリック。
OKをクリックすればOKです。
ZOOMでユーザーアカウントを削除/無効化/リンク解除する手順
Zoomでミーティングを主催しているときに、ユーザー(参加者)を整理したいときに使える機能「削除」「無効化」「リンク解除」のついて解説します。
メンバーを削除や無効化・リンク解除するときはそのまま作業を行えますが、管理者に設定している場合はメンバーに権限を変更してからの作業となることに注意してください。
まず、管理者からメンバーにグレードダウンさせる手順を紹介していきます。
ユーザー管理にある「ユーザー」からグレードダウンしたいユーザーを探します。
ユーザータブを選択してください。
権限を変更したいユーザーの横にある編集をクリックし、ユーザーロールを管理者からメンバーに変更して保存しましょう。
削除
ユーザーを削除すると、削除したユーザーの設定、ミーティング、ウェビナー、録音を含むユーザーがズームから完全にデリートされます。
メンバーまたはメンバーに降格させた管理者を削除するには、消したいユーザーの更にをクリックして削除をクリックします。
ミーティング、ウェビナー、クラウド記録を他のユーザーに移行したい場合は「この処理を実行する前にデータを別のユーザーに移行する」にチェックを入れてください。
この時、移行したいデータの種類にもチェックを入れましょう。
チェックできたら削除をクリックすればOKです。
ココに注意
この作業を行うのにも、送信先のユーザーにも、有料ライセンスが必要です。
なお、送信先のユーザーはウェビナーライセンスも必要となります。
無効化
ユーザーを無効にすると、そのユーザーに関連付けられている全てのライセンスがデリートされることに。
その結果、そのユーザーはZoomアカウントにログイン出来なくなります。
無効は再度有効にすることもできます。
ユーザーを無効にするには、無効にしたいユーザーの横にある更にをクリックし停止を選択すればOKです。
リンク解除
ユーザーのリンクを解除すると、Zoomの無料アカウントが付与されます。
リンクを解除されたユーザーは自分のライセンスを購入することも可能です。
手順としては、リンク削除したいユーザーの名前の横にある更にをクリックし、アカウントからのリンクを解除するをクリックします。
ミーティング、ウェビナー、クラウド記録を他のユーザーに移行したい場合は「この処理を実行する前にデータを別のユーザーに移行する」にチェックを入れてください。
この時、移行したいデータの種類にもチェックを入れます。
設定が出来たら削除をクリックすればOKです。
ココに注意
管理対象ドメインがある場合、管理対象ドメインのユーザーとメールアドレスをリンク解除することができないことに注意してください。
なお、これらの作業には送信者は有料版ライセンスである必要があり、受信側はクラウドレコーディング転送に「Proライセンス」と、ウェビナー転送に「ウェビナーライセンス」が必要になります。
ZOOMでアカウント削除(退会)出来ないときの対処法
アカウントを削除してアプリをアンインストールしても、再度勝手にZoomがインストールされてしまうという事例がありました。
これに関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
⇒Zoomの脆弱性と危険性は?実際にあった危険なバグ事例を紹介!
この事例では、Zoomから退会してアンインストールしたとしても、解決になりませんでした。
そのため、このバグが解消される前まででアップデートが止まっているアプリの場合は、そのまま退会やアンインストールを行っても、完全にアンインストールできないことに。
そのため、古いバージョンからアップデートを行っていない場合は、一度Zoomをアップデートしてから「退会」と「アンインストール」を行うと良いでしょう。
ココに注意
アカウントを持っているアプリユーザーは、アカウント削除、アンインストールの手順で退会するようにしましょう。
アンインストールだけでは、アカウント削除(退会)出来ていません。
Zoom(ズーム)退会、アカウント削除の注意点
アプリからは退会・アカウント削除出来ない
アカウント復元は出来ない
確認フェーズや削除までの猶予期間は無い
Zoom(ズーム)退会、アカウント削除の注意点は上記にまとめています。一度削除したら復元出来ないので注意してください。
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