Midjourney(ミッドジャーニー)ではbetaコマンドを利用することで、可愛いイラストを生成してくれるようになったと話題になっています。
今回の記事では、Midjourney(ミッドジャーニー)のbetaコマンドの詳細などについてご紹介していきます。
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Midjourney(ミッドジャーニー)で可愛いイラストを作成してくれるようになったと話題に
現在画像作成AIツールのMidjourney(ミッドジャーニー)では、可愛いイラストを作成してくれるようになったと話題になっています。
Midjourney(ミッドジャーニー)は今までも簡単に画像を作成してくれるという点で注目を集めていましたが、今回テスト的に導入されていた「--beta」コマンドを利用することで、より可愛いイラストを作成してくれるようになっています。
「--beta」コマンドを入力することで可愛いイラストを作成してくれる
Midjourney(ミッドジャーニー)では、一時的にテストとして「--beta」コマンドを提供していました。
「--beta」コマンドは作成する画像をより綺麗なものや正確に作成するための補助機能となっており、コマンドなしで画像を作成するよりも綺麗なイラストを作成することができていました。
また「--beta」コマンドを利用することで、より可愛いイラストを作成してくれるようになったという声が上がっています。
注意ポイント
「--beta」コマンドは2022年8月24日の午前9時ごろにテスト導入を停止しています。
二次元のキャラクターに近いイラストを作成してくれる
Midjourney(ミッドジャーニー)では、「--beta」コマンドを入力することで今までよりイラストが可愛くなったという声も上がっています。
また日本の「KAWAII」の概念を理解して、二次元のキャラクターに近いイラストも作成してくれるようになっています。
今までは人物の画像を作成する際には、実写のような画像などで理想から離れた画像を生成していたケースがありました。
一方で「--beta」コマンドをを利用することで、イラストレーターが作成したような可愛い二次元のイラストを作成することも可能となっています。
適当なキーワードでも可愛いイラストを作成してくれる
Midjourney(ミッドジャーニー)の「--beta」コマンドを活用することで、適当なキーワードでも可愛いイラストを作成してくれるようになったという声も上がっています。
今まで可愛い画像を作成するためにキーワードの吟味などを行なっていたユーザーが多い状態でしたが、「--beta」コマンドを活用することで可愛らしい画像が作成されやすくなっています。
ポイント
可愛い画像を作成するには、キーワード指定の冒頭で「kawaii」などを入力することもおすすめです。
今まで意図通りに作成できなかったものができるようになっている
Midjourney(ミッドジャーニー)の「--beta」コマンドを活用することで、今まで意図通りに作成できなかったものが、理想に近い状態で作成できるようになっています。
例えばいちごの画像を作成したい場合に「strawberry」というキーワードを入力しても、赤いいちごに似たものが生成されていました。
一方で「--beta」コマンドを入力することで、入力したキーワードにより近いものを画像として出力してくれるようになっています。
細かいズレなどが調整されている
Midjourney(ミッドジャーニー)の「--beta」コマンドでは、画像内の細かいズレなども調整されています。
例えば人物の画像を作成する際に、以前は顔のパーツの一部が潰れてしまったり、手がないなどの状態で画像が作成されるケースがありました。
一方で「--beta」コマンドを使うことで、パーツが潰れるなどの問題が発生しにくくなり、より理想に近い状態の画像を生成することができるようになっています。
Midjourney(ミッドジャーニー)のbetaコマンドの使い方
Midjourney(ミッドジャーニー)で「--beta」コマンドを利用する方法としては、画像生成時のキーワードの入力に「--beta」を追加するだけとなっています。
Midjourney(ミッドジャーニー)で画像を生成する手順に関しては以下の関連記事でご紹介しているので、確認してみてください。
Midjourney(ミッドジャーニー)の詳細と使い方について解説
上記関連記事の「絵を描いてもらう」の手順を参考に、Discordの入力欄に「/imagine prompt」と表示されている状態まで進めます。
promptの後にキーワードが入力できるようになったら、{画像作成に利用したいキーワード} --betaと入力すれば完了です。
今回の画像では、「kawaii --beta」と入力しています。
こちらでEnterをタップすれば、キーワードに関連するbetaモードの画像生成が開始されます。
Midjourney(ミッドジャーニー)でbetaコマンドを利用する場合のポイントや注意点
ここからは、Midjourney(ミッドジャーニー)では、でbetaコマンドを利用する場合のポイントや注意点についてご紹介していきます。
現在betaモードは利用することができない
2022年8月24日の18時現在、Midjourney(ミッドジャーニー)ではbetaコマンドを利用することができない状態となっています。
現在betaコマンドを入力すると、上記の画像のようなメッセージが表示されるようになっています。
こちらは直訳すると「betaモードは改良のためオフラインになりました。」というメッセージとなっており、サービスの提供を行っていない旨を記載した警告が表示されるようになっています。
改良が完了次第利用できるようになる
Midjourney(ミッドジャーニー)のbetaコマンドは現在利用することができませんが、今後改良が完了次第利用できるようになる可能性があります。
元々betaコマンドは作成する画像をより良いものにするためのオプションとしてテスト的に公開されていました。
現在はテスト導入が終了している状態のため、今後正式にコマンドが提供され次第、再度利用できるようになる可能性が高いです。
作成したイラストを改良することでより理想に近いものができる
Midjourney(ミッドジャーニー)のbetaコマンドを利用しても理想に近い画像が作成できないという場合には、作成したイラストに利用したキーワードを一部改良してみてください。
入力したキーワードに補足のキーワードを加えるなどを行うことで、より理想に近い画像が作成される可能性があります。
また「KAWAII」を認識させるためには、promptの直後にkwaiiを指定した方が認識されやすいという声もあります。
優先度の高いキーワードを上位に移動させるなどして、理想の画像の作成を行なってみてください。
コストが4倍かかる
Midjourney(ミッドジャーニー)のbetaコマンドは、通常の画像生成よりも4倍コストがかかってしまうという点に注意してください。
通常の画像生成では、一度のキーワード指定で4枚の画像を生成することができます。
一方でbetaコマンドを利用すると、キーワードをもとに1枚の画像しか作成されません。
何度もbetaコマンドを利用して理想の画像を作成したいという場合には、30$のリラックスモードのサブスクリプション契約を行うなどを検討することもおすすめです。
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