Microsoft社が提供しているオンラインストレージサービスOneDriveで『エラーが発生しました』と表示されて、アクセスできない不具合が発生しています。
本記事では、OneDriveでエラーが発生する不具合の詳細や対処法について解説します。
Contents
OneDriveで様々なエラーが発生している
2023年1月12日8時頃からOneDriveを利用している一部ユーザーの間で様々なエラーが発生しました。
Sorry, an error has occurred.
エラーが発生しました
問題が発生しました
接続されていません
もう一度やり直すか、ページを更新してください。
このファイルのアップロード中に問題が発生しました
ファイルをアップデートできませんでした
自動的に保存できませんでした
変更内容は保存されているため、サーバーに接続されれば自動的にアップロードされます。問題がなければ、ファイルを閉じてください。
アップロード保留中 サーバーがビジー状態のため、変更内容は保存されましたが、アップロードできませんでした。
上記のエラーが表示されて、OneDriveの利用ができない状態となっています。
さらに詳しく
・OneDriveにサインインできない
・ファイルが表示されない、ファイルが全て消えてしまった
・データの同期ができない
・エラーコードが頻繁に出る
・データを編集してもOneDriveに保存できない
・ファイルの共有ができない
など
OneDriveで障害が発生している
2023年1月12日8時頃から、OneDriveのシステム障害が発生しました。
突然OneDriveにアクセスできなくなったという問題です。
OneDriveを提供するMicrosoft社によると、この障害は最新のアップデートに含まれていたコードに問題があったことが原因とのことです。
この障害が原因で、OneDriveを普段から利用しているユーザーからは不満の声が多く上がっています。
復旧日時
2023年1月12日15時5分にシステム障害の問題が解決されたと、Microsoft社の公式Twitterで報告されました。
2023年1月12日16時現在は、OneDriveが通常通り利用できるとのことです。
サービスの障害や復旧情報をいち早く知りたい方は、Microsoft公式のサービス正常性サイトをご覧ください。
その他に考えられる原因
システム障害以外にも、OneDriveでエラーが発生する原因はいくつかあります。
その他に考えられる原因は、以下の通りです。
その他に考えられる原因
・通信状況が悪い
・キャッシュの蓄積
・データ容量不足
・ブラウザの不具合
・OneDriveのバーションが古い
OneDriveでエラーが発生する原因の対処法
ここからは、OneDriveでエラーが発生する原因の対処法について解説します。
OneDriveをリセットする
OneDriveのリセットを実行すると、同期の問題を解決できる場合があります。
OneDriveの設定がリセットされて同期が全て解除されますが、データが失われることはありません。
リセットの方法は以下の通りです。
キーボードのWindowsキーを押しながらRキーを押します。
ファイル名を指定して実行ウィンドウが開くので、名前の欄に%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /resetと入力して、OKをクリックします。
※上記のコマンドを入力してエラーが出る場合は、C:\Program Files\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /resetと入力して、OKをクリックしてください。
※それでもエラーが出る場合はC:\Program Files (x86)\Microsoft OneDrive\onedrive.exe /resetを入力して、OKをクリックしてください。
Windowsキーを押して、左下に表示される検索ボックスにOneDriveと入力します。
OneDriveを再起動させると、リセット完了です。
OneDriveをアップデート
以前のバージョンのOneDriveを使っている場合は、何かしらのエラーが起こりうる可能性があります。
バージョンを更新していない場合は、OneDriveを最新版にアップデートをしてください。
アップデートする際に、以前のバージョンはアンインストールする必要がありません。
また、最新版にアップデートしたからと言って、以前のバーションで使っていたファイルやデータが消えることはありません。
最新バージョンをダウンロードする方法は、以下の通りです。
公式のOneDriveリリースノートからダウンロードをクリックします。
お使いのプラットフォームを選び、ダウンロードをクリックします。
エクスプローラーが開くので、右下の保存をクリックします。
同期の一時停止をしてみる
様々なエラーの解決方法がある中で、同期を一時停止するとエラーが発生しなくなったとの報告がSNS上で多く見かけます。
特に同期の問題でエラーが発生した場合は、まずは同期を一時停止を試してみるのをおすすめします。
同期の一時停止のやり方は以下の通りです。
タスクバーからOneDriveのアイコンをクリックします。
OneDriveが開くので、右上の歯車マークをクリックします。
同期の一時停止をクリックします。同期を一時停止したら、数分待ちます。
歯車マークから同期の再開をクリックします。
この手順で同期の一時停止をしてみましょう。
一時的に他のオンラインストレージサービスを使ってみる
OneDriveが利用できない間は、OneDriveと同じオンラインストレージサービスであるGoogleDriveやDropboxを使ってみるのをおすすめします。
GoogleDriveやDropboxもサーバー上にファイルをアップロードして管理や共有をすることができます。
もしOneDriveが使えなくなってしまった場合やシステム障害で復旧を待っている間などは、他のオンラインストレージサービスを使ってみましょう。
GoogleDriveは、こちらの公式サイトからダウンロードできます。
Dropboxは、こちらの公式サイトからダウンロードできます。
バックアップをしておく
OneDriveで突然システム障害が起こった場合のために、普段からOneDriveだけではなく、DropboxやGoogleDriveにもバックアップを取っておくのをおすすめします。
OneDriveのみにバックアップを取っていると、大きな障害が発生した場合に大事なファイルやデータが確認できずに消えてしまう可能性もあります。
システム障害は突然起こってしまうものなので、事前にファイルやデータの移動などが出来ません。
そうならないためにも、普段から他のオンラインストレージサービスでもバックアップは取っておきましょう。
GoogleDriveでバックアップをする方法は、以下の通りです。
WEBサイトからGoogleアカウントにログインし、右上のメニューをクリックします。
メニューからドライブをクリックします。
バックアップしたいファイルやフォルダを選択して、右クリックします。
※複数選択したい場合は、Ctrllキーを押しながらファイルやフォルダをクリックします。
ダウンロードをクリックして、保存をクリックします。
Dropboxでバックアップをする方法は、以下の通りです。
タスクバーからDropboxを開き、右上にある自分のアイコンをクリックします。
基本設定をクリックします。
基本設定画面からバックアップを選択します。
バックアップを管理をクリックします。
設定をクリックします。
しばらく経つと、バックアップが開始されます。
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