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Microsoft Teamsをミュートにするとビープ音が聞こえる原因と対処法を解説

リモートワークのオンラインミーティングで利用する企業も多いMicrosoft Teams。

この記事では、Microsoft Teamsでミュートにするとヘッドセットからビープ音が聞こえる現象の詳細と原因・対処法について解説していきます。

Microsoft Teamsでミュートするとビープ音が聞こえる現象が発生

Microsoft Teamsをミュート状態にすると、「ピー」「ピッ」というようなビープ音が10秒置きに何度も鳴る現象が発生しています。

このビープ音はかなり大きく、聞いていて不快だったり、頭に響いたりするものであり、ヘッドセットからビープ音をオンオフ出来ません。

また、勝手にイヤホンがミュートになってビープ音が鳴りだすというケースも報告されています。

一部のイヤホンで発生

Aeropex、OpenCommなどAfterShokz製のイヤホン・ヘッドセットで発生しており、他のメーカーのヘッドセットでは発生していません。

そのため、複数のヘッドセットやイヤホンなどを所持している場合は、そちらを利用することでビープ音を回避出来ます。

AfterShokz利用者は要注意

AfterShokzのヘッドセット利用者は、多くのユーザーがビープ音が聞こえると報告されているため注意が必要です。

他のアプリでもビープ音が鳴るケースも

Teamsだけではなく、Spotifyなどでビープ音が鳴ったという報告もあります。

これに関しては、仕様というよりはそのヘッドセットやイヤホンとデバイスのペアリングが不安定であることが原因である可能性が高いです。

仕様変更によるもの

Shokz(旧AfterShokz)公式によれば、Microsoft Teamsの仕様変更であること、ミュートであることを知らせるためのビープ音であり製品の仕様(AEROPEX)とのことです。

つまり、AfterShokz製のものに関しては、不具合や調子が悪い、相性が悪いことが原因ではなく、仕様によるものなので、ヘッドセットから対策をするといった方法は使えません。

つまり、マイクの切り替えなどを駆使してビープ音を聞こえなくするといった対処法しか効果がないことになります。

Microsoft Teamsでミュートするとビープ音が聞こえる原因

Microsoft Teamsでミュートするとビープ音が聞こえる原因は下記の通りです。

原因

  • 製品の仕様*Shokz(旧AfterShokz製)
  • Teamsの仕様変更
  • ヘッドセット側の不具合、ペアリングが不安定
  • Teams側の不具合
  • ヘッドセットやイヤホンとTeamsの相性が悪い

Microsoft Teamsでミュートするとビープ音が聞こえる場合の対処法

Microsoft Teamsでミュートするとビープ音が聞こえる場合の対処法を解説していきます。

マイクの自動ゲインコントロールを無効にする

Teams利用中に勝手にイヤホンがミュートになってビープ音が鳴るようになるケースでは、Disable Automatic Gain Controlを導入することにより、自動的にミュートになることがなくなります。

拡張機能の導入や有効化に関しては下記の記事をご覧ください。

【完全版】Chrome 拡張機能の設定に関して解説!

ペアリングを外してミュートにする

Bluetooth搭載のヘッドホンでビープ音がする場合は、ペアリングを外してからミュートにし、ミュート解除前に再度ペアリングすることでビープ音が聞こえなくなります。

イヤホン、ヘッドセットを買い替える

Teamsミュート時にビープ音が鳴ることが報告されているのは、Shokz(旧AfterShokz)製のイヤホンやヘッドセットです。

複数のヘッドセットを所持している場合は、Shokz(旧AfterShokz)製のヘッドセットを外して、別のものを接続することでビープ音が鳴らなくなります。

また、使用しているPCがマイク内蔵のものであれば、別のイヤホンやヘッドホンを接続して、内蔵のマイクをそのまま利用することでヘッドセットがない場合も対処が可能です。

もし、替えのヘッドセットやイヤホンを持っていない場合は、Shokz(旧AfterShokz)製以外のものに買い替えるのをお勧めします。

Loop 100 Bluetooth アダプターを刺す

Loop 100 Bluetooth アダプターを刺すことで、コンピューターとヘッドセット間に安定したBluetooth接続が出来るようになります。

これによりビープ音が改善されるという報告もありますが、Loop 100 Bluetooth アダプターは定価6,880円(税込)と7,000円近いこと、仕様変更であると言われているためビープ音が聞こえなくなる保証がないので、あまりお勧め出来る方法ではありません。

仮想オーディオデバイスの導入

仮想オーディオデバイスを導入し、Teams側の設定でマイクをその仮想オーディオに設定することでビープ音が聞こえなくなるケースがあります。

仮想オーディオデバイスを導入したら、初期設定を行い、Teamsのミーティング画面で・・・を選択しデバイスの設定を表示するをクリックしてください。

マイクの設定を仮想オーディオ名に切り替えればOKです。

仮想オーディオについて詳しくは下記の記事をご覧ください。

discord(ディスコード)で録音する方法とおすすめのソフト紹介!

デスクトップアプリ版ではなくブラウザ版Teamsを利用する

デスクトップアプリ版ではビープ音が聞こえたケースでも、ブラウザ版Teamsでは聞こえないという報告がされています。

デスクトップ版Teamsを使っているという人は、ブラウザ版Teamsを利用することで改善される可能性があるでしょう。

デスクトップ版を使っているユーザーは、ブラウザ版Teamsのページでデスクトップ版で使っているアカウント情報を入れることで利用出来るようになります。

サウンドコントロールからヘッドホンを無効にする

サウンドコントロールからヘッドフォンを無効にすることでビープ音が聞こえなくなります。

ただし、ミュート解除後、再度ペアリングしたり、同様の手順でヘッドホンを有効化したりしないとマイクやイヤホンが反応しなくなるため、いちいち有効・無効の切り替えが面倒くさいというデメリットがあります。

サウンドコントロールからヘッドホンやイヤホンなどを無効にするには、Windowsボタンからメニューを表示し、歯車アイコンをクリックしてください。

システムをクリックします。

サウンドを選択しサウンドコントロールパネルをクリックしましょう。

サウンドが表示されるので、ビープ音がなるヘッドホンやイヤホンにカーソルを合わせ右クリックをし、無効化をクリックします。

無効状態になっていればOKです。

なお、ミュートを解除した後は、無効にしたオーディオにカーソルを合わせて右クリックし有効を押しましょう。

Ctrl+Shift+Mでミュートにする

Microsoft Teamsでは、Ctrl+Shift+Mによってミュートに切り替えることも可能です。

以前不具合によってビープ音が発生した時は、ミュートボタンを押してミュートにした際はビープ音がするのに、Ctrl+Shift+Mでした際は音がしなかったというユーザーもいました。

しかし、この時にCtrl+Shift+Mでミュートにしたにも関わらずビープ音がしたというユーザーもいたため、環境によってかなり左右されると考えられます。

Teamsでマイクを内蔵のものに切り替える

ミュートにする前にTeamsでマイクを内蔵のものに切り替え、ミュートを解除する前に外部のマイクに切り替えることにより、ビープ音がしなくなります。

マイクの切り替え手順に関しては【仮想オーディオデバイスの導入】をご覧ください。

デバイスの設定を開いたままミュートにする

デバイスの設定を開いたままミュートにすることでビープ音がしなくなるという報告もあります。

ただし、この対処法はユーザーの環境や仕様しているイヤホンなどによってもかなり左右される点に注意しましょう。

デバイスの設定の開き方に関しては【仮想オーディオデバイスの導入】をご覧ください。

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