Snapchat(スナチャ)は、アメリカ生まれの一風変わったスマホ向け写真共有アプリケーション。日本でのユーザーはまだ少ないですが、最近では有名人で使っているという人もいるなど、知名度が上がってきました。
この記事では、スナチャの基本情報と使い方を徹底解説していきます。
Contents
Snapchatとは
Snapchat(スナチャ)は、アメリカ発のスマホ向け写真共有アプリ。
SnapCameraとの関係
スナチャとSnap Cameraは、同じ会社(Snap, Inc.)が開発しているコンテンツ。同じ会社が開発しているため、アイコンなどのデザインが似通っています。
Snap Cameraについて知りたい場合は下記の記事を参考にしてください。
ZOOMでSnap Cameraと連携する手順と使えるフィルター一覧の詳細を解説!
課金要素
スナチャの課金要素には下記のようなものがあります。
- フィルター
- リプレイ
- レンズ
スナチャでは加工に使えるフィルターをテンプレートから選択し、デザインをカスタマイズできます。カスタマイズしたフィルターをお金で購入することが可能です。
スナチャでは送信された画像や動画は1度しか確認できません。
しかし、課金をすることで繰り返し見ることができる「リプレイ」が可能です。
レンズは写真にエフェクトをかけることができるもの。
日替わりで変わってしまうレンズを課金することで、半永久的に使えるようにします。
さらに詳しく
リプレイは3回分で0.99ドル、レンズはひとつ0.99ドルの課金額です。
ただし、この2つの課金システムは日本ではまだリリースされていません。
他SNSとの違い
スナチャと他SNSの最も大きな違いは、スナチャは投稿した写真やチャットの内容が数秒で消えてしまうこと。
通常、他のSNSだと、投稿した写真や内容はすべて保存されます。
しかし、スナチャでは閲覧時間が最大で10秒になっており、閲覧した後その投稿を見ることができなくなるのです。
スクリーンショットを取っておけば後で確認することもできますが、行わないと再度見ることはできなくなります。
ココがポイント
スナチャでは、閲覧(リプレイ)やスクリーンショットされたときに投稿者に通知されます。
Snapchatの使い方
スナチャを始める前の導入について解説していきます。
インストール~登録
下記のページからスナチャをインストールできます。
インストール出来たら起動してください。
スナチャは電話番号またはメールアドレスで登録することができます。
今回はメールアドレスでの登録手順を解説します。
まずは、スナチャをインストールして起動し、起動した画面で次へをタップしてください。
許可をタップ。
こちらは許可しないを選択しても問題ありません。
どちらを選ぶかによって下記のような違いがあります。
許可しない:連絡先との連携を行わない
許可:連絡先との連携を行う(友達を追加に連絡先からインポートした相手から探せる)
なお、連絡先との連携は後から行うことも可能です。
許可しないをタップします。
こちらは許可でも、登録することが可能です。
ただし、今回電話番号との関連を持たせたくなかったため、「許可しない」としました。
名前を入力し同意して登録をタップ。
生年月日を入力して次へをタップしましょう。
ユーザーIDを変更したいときはユーザーIDを変更をタップしてください。
そのまま決定したいときは次へをタップします。
変更したいIDを入力して次へをタップ。
パスワードを入力して次へをタップします。
許可しないをタップしてください。
メールアドレスで登録するをタップ。
登録したいメールアドレスを入力して次へをタップします。
このとき、フリーメールアドレスでも登録可能です。
スキップをタップ。
さらにスキップを選択します。
オンに設定をタップ。
許可をタップします。
さらに許可をタップ。
これで、スナチャが利用できるようになりました。
電話番号を登録せずに利用するには
スナチャでは、登録するときに電話番号かメールアドレスを必要とします。
メールアドレスは、フリーアドレスであっても登録可です。
そのため、電話番号を登録したくないという方は、フリーメールアドレスを利用すると良いでしょう。
ログイン
○○としてログインをタップすれば、そのままログインすることができます。
ログアウト
ログアウトしたいときは、アイコンをタップしてください。
歯車アイコンをタップ。
「設定」画面を下までスクロールし、ログアウトをタップします。
はいをタップ。
こちらは、「はい」にしておくとログインがワンタッチになって便利です。
ログアウトをタップすればOKです。
プロフィールの設定
プロフィールを編集するには、アイコンをタップしてください。
歯車アイコンをタップ。
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
こちらのページでは上記のような設定を変更することが可能です。
また、通知や2段階認証の設定などもこのページでできます。
変更したい内容のメニューをタップして、新しい情報を入力し保存をタップすればOKです。
ココに注意
ユーザーIDは変更できません。
登録時にしっかり考えて登録するようにしましょう。
Snapchatの使い方【画面】
スナチャはスワイプでページを移動することができます。
それぞれ下記のページに移動可能です。
①ホーム画面
②検索とスナップマップ
③チャット
④メモリーズ
⑤フレンド
①ホーム
ホーム画面では、動画や画像の撮影、加工、他のページへのアクセスが可能です。
具体的にはそれぞれのアイコンから各動作ができます。
①アイコン:各種設定ページへ
②検索:友達などを検索できる
③+アイコン:友達を追加するページへ
④サークルアイコン:フロントカメラとバックカメラの切り替え
⑤電源アイコン:フラッシュ
⑥矢印アイコン
⑦撮影:撮影ボタン
⑧レンズ:エフェクトをかけることができる
⑨チャット:チャットページへ
⑩メモリーズ:メモリーズのページへ
⑪チャット:チャットのページへ
⑨~⑪のページへは、スワイプで移動することもできますが、各アイコンをタップすることで移動することも可能です。
②検索とスナップマップ
フレンドや公開プロフィールなど、スナチャ内の様々な投稿やデータを検索することができます。
また、スナップマップを有効にすることによって、下記のようなことが可能です。
- スポーツの試合のスナップをチェック
- 祝賀イベントのスナップをチェック
- 最新ニュースのスナップをチェック
- 世界中の出来事をチェック
- フレンドと現在地を共有
- 近所のイベントや出来事のチェック
- マップからスナップを検索
- 旅のスナップをシェア
- 現在地を公開
- フレンドの現在地をチェック
- 自分やフレンドの現在地を伝える
- 自分の行動をフレンドに伝える
- フレンドの行動をチェック
ココがポイント
ある機能はオフにしてある機能はオンにするなど、ある程度オンオフの自由が利きます。
③チャット
「チャット」では、フレンドとチャットすることが可能です。
詳しいチャットのやり方に関しては【チャットを送る】で解説しています。
④メモリーズ
スナップ・ストーリーなどを自分用に保存できます。
こちらに一度保存したスナップや、デバイスに保存してある写真を編集してから、フレンドに送信することも可能です。
⑤フレンド(ストーリー)
⑤のページでは、下記のような作業が可能です。
- フレンド一覧の確認
- フレンドのストーリーを閲覧
- ユーザーの検索や追加
ストーリーはフレンドに対して公開することができる、複数のスナップをまとめたもの。
見たいストーリーをタップすることで閲覧することができ、下にスワイプすると閲覧を終了します。
さらに詳しく
過去24時間以内のストーリーであれば、何回でもチェックすることが可能です。
また、パブリッシャー(広告などの会社)やニュースアプリなどのストーリーもチェックできます。
Snapchatの基本的な使い方
スナチャのこれだけは押さえておきたい基本ポイントを紹介します。
スナップを送る/加工する
スナチャでは下記の機能を使って写真を加工することが可能です。
- レンズ
- フィルター
- 文字を入れる
- 落書き
- 絵文字を入れる
なお、アメリカ以外だとレンズは日替わりです。
アメリカであれば課金することで半永久的に使うことができるようになります。
日本ではレンズが日替わりなので、お気に入りのレンズをずっと使うことが難しいです。
また、スナチャで撮影した後、上のような画面に移り、様々な加工を施すことが可能です。
ただし、レンズは撮影時に選択することに注意してください。
スナチャの撮影後の加工ページのアイコンの意味合いは下記の通り。
①今加工している画像を破棄する
②文字入れ
③手書き
④絵文字
⑤範囲を囲んでスタンプを作成
⑥検索/検索で張り付けを行う
⑦タイマー
⑧画像を保存
⑨ストーリーに追加
⑩特定のフレンドに送信する
加工については後述するので、こちらではスナップを送る方法について説明します。
投稿したい画像が仕上がったら、アイコンをタップして追加することでストーリーに追加することが可能です。
また、送信先をタップすることで特定のフレンドに対して画像や動画を送ることもできます。
フレンドから送りたい相手をタップして選択してください。
赤枠をタップすれば送信されます。
スタンプ/テキスト/手書きなど
加工画面では、下記の加工をすることが可能です。
①テキスト:テキストを打つ(文字の加工や色を変更できる)
②手書き:手書きで文字やイラストを入れる
③絵文字:絵文字を入力する
④切り取り:切り取ってスタンプにできる
また、これに加えて、後述するスワイプでのフィルター加工もあります。
テキストでは、画像の中に入れたい文字を入力することができます。
入力した文字は様々な色に変更することができ、エフェクトをかけることも可能です。
設定が出来たらTアイコンをタップ。
出来たテキストは、自由に移動することができます。
好きなところまで引っ張って移動すればOKです。
レンズ
レンズには大きく分けて下記の2種類あります。
ワールドレンズ:周りの風景を加工したり、キャラクターを登場させる
フェイスレンズ:被写体(人)を動物や食べ物などに変身させる
レンズを使って加工したいときは、撮影前に使いたいレンズを選ぶ必要があります。
まずは撮影するときに撮影アイコンを長押ししてください。
長押しするとレンズ一覧が表示されるので、適用したいレンズをタップして選択すればOKです。
さらに詳しく
Snappable(スナッパブル)という特殊なレンズもあり、これを使うことでフレンド一緒に作ったり、競争したりして楽しむこともできます。
また、カスタムレンズを作成して、ユーザーと共有したり、他のユーザーがカスタムしたレンズを使うことも可能です。
フィルター
フィルターで加工したいときは、加工したい写真を撮ったりデバイスから読み込んだりします。
写真を撮るときはここに撮影アイコンをタップしてください。
写真が撮影できたらフィルターをかけてみます。
フィルターをかけると、その写真全体に及ぶようなエフェクト(白黒にする、セピア色にするなど)をかけることができます。
画像や動画にフィルターは、左右へスワイプすることで切り替わるので、加工したいフィルターが見つかるまでスワイプで切り替えていけばOKです。
フィルターを使うために
フィルターを使いたい場合は、「位置情報サービスを有効」にしておかなければ利用できません。
フィルターを有効にするには、まずアイコンをタップしてください。
歯車アイコンをタップ。
「プライバシー」にある権限をタップします。
位置情報の右にあるタップで有効化をタップしてください。
アプリ情報にページが移るので、許可をタップします。
位置情報をタップして有効状態(色付き)にすればOKです。
ココがポイント
位置情報サービスを有効にしないと、フィルターの他、検索機能、Snapマップ、広告などの機能が使えません。
チャットを送る
チャットを送るには、まず③の方向へ移動して(右にスワイプ)「チャット」のページへ移動する必要があります。
または、⑨のチャットアイコンをタップすることで、このページへ移動することも可能です。
フレンド(チャット)のページへ移動したら、チャットしたいフレンドの名前をタップしてください。
あとは画像や動画を添付したり、チャットでやり取りを行ったりなどできます。
チャットをしたいときは赤枠をタップしてください。
キーボードが表示されるので、文字を入力して送信をタップすればチャットが送信できます。
スナチャは他のSNSとは異なり、やり取りしたデータなどが残りません。
送った画像や動画・やり取りなどは、フレンドが一度確認した後、フレンドからはその内容を再度確認することはできなくなります。
逆に、フレンドから送信されてきた画像や動画なども、自分が確認して画面を閉じると、全て消えてしまいます。
そのため、保存しておきたいメッセージがあるときは、「電源ボタン」を長押しして保存するようにしましょう。
ココに注意
相手から送られてきたメッセージや画像をスクショすると、相手にスクショした通知が届きます。
逆に、自分が相手に送ったメッセージや画像も、相手がスクショすると自分にスクショされたという通知が届きます。
フレンドを追加する
フレンドの追加ページへは、アイコンをタップ。
フレンドを追加からアクセス可能です。
また、「⑤フレンド」へ(左にスワイプ)移動し、フレンドを追加をタップすることでアクセスすることもできます。
移動出来たら、下記の方法からフレンドを追加可能です。
- ユーザーIDから追加
- アドレス帳から追加
- スナップコードから追加
- ご近所から追加
さらに詳しく
この中でも特に分かりにくい「アドレス帳から追加」と「スナップコードから追加」について解説していきます。
アドレス帳から追加
アドレス帳から追加したい場合は、アドレス帳との連携が必要です。
アドレス帳と連携したいときは、アイコンをタップしてください。
歯車アイコンをタップ。
「プライバシー」にある連携先の同期をタップします・
連絡先を同期をタップすればOKです。
連携が出来たら、⑤の方向へ移動(左にスワイプ)してください。
またはアイコンをタップし「友達」にあるフレンドを追加からもこのページに移動できます。
移動出来たら、追加したい友達の横にある追加をタップすればOKです。
スナップコードから追加
追加したい友達のスナップコードを撮影してスナチャに取り込むことで、フレンドに追加することも可能です。
この方法で登録したいときは、追加したい友達のスナップコードを知る必要があります。
スナップコードを確認するには、アイコンをタップ。
追加したい相手に、スナップコードを保存したものを電源の長押しでスクショしてもらい、それをLINEやメールなどで送付してもらうことでコードを手に入れることができます。
Snapコードをシェアなら、そのまま簡単にスナップコードを送ることができるため、こちらの方が手軽でおすすめです。
あとは、シェアしたいSNSやメッセージアプリ、メールなどを選択して送ってもらうだけ。
受け取る側は、スナップコードを受け取ったら、そのまま後述する読み込みをすればOKです。
スナップコードを読み込むときは⑤の方向へ移動(左へスワイプ)してフレンドのページへ移動します。
または、アイコンをタップして、「友達」にあるフレンドを追加からもこのページに移動することができます。
移動出来たら、フレンドを追加をタップしてください。
スナチャアイコンをタップします。
フレンドに登録したいユーザーのスナップコードをスキャンすれば、友達追加ができるようになります。
左へスワイプして⑤フレンドのページへ移動します。
または、アイコンをタップして、「友達」にあるフレンドを追加からもこのページに移動することが可能です。
移動出来たら、先ほどスキャンしたスナップコードの持ち主が追加できるようになっています。
追加をタップしてフレンドにすればOKです。
フレンドのストーリーを見る
フレンドのストーリーを見たいときは、右へスワイプして⑤フレンド(ストーリー)ページへ移動することでチェックすることができます。
ストーリーとは複数のスナップのまとめで、過去24時間のものであれば何回でも閲覧することが可能です。
Snapchatの使い方【応用】
スナチャの使い方(応用編)について解説します。
フレンドと一緒にゲームする
フレンドと一緒にゲームをすることもできます。
右スワイプで③チャット画面へ移動してください。
移動出来たら、ゲームをしたいフレンドやグループのチャットを長押してロケットアイコンをタップします。
プレイしたいゲームをタップ。
次へをタップします。
ゲームが始まったら、Playをタップ。
フレンドと様々なパーティーゲームを楽しむことができます。
ゲームで使える特殊な機能は下記の通り。
①ライブ音声チャット:1度タップしてスタート、お喋りが終わったら再度タップすることで音声送信が終了
②チャット:タップするとキーボードが表示されてチャットできる
③退出:ゲームから退出
ココがポイント
チャットや音声チャットをしながら遊べるので、友達とワイワイ盛り上がりながら遊ぶことが可能です。
マークを消すには
スナチャには、様々な通知アイコンがあります。
アイコンマークが消えないときは、自分が受け取ったメッセージであれば、開封すればアイコンマークは消えます。
ただし、自分が送ったメッセージに対するものについては、相手がメッセージを開封しないと消えません。
また、開封されたときも送信したときとは別のアイコンマークが表示されます。
設定
設定へのアクセスは、まずアイコンをタップ。
歯車アイコンをタップすることでアクセス可能です。
- 名前
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
- メールやSNSで共有
- 2段階認証の設定
- 連携アプリ
- 通知
- 言語
- 管理
- 連絡の受信範囲
- マイストーリーの閲覧範囲
- 現在地の設定
- 絵文字のカスタマイズ
- データ節約モード
- 会話の消去
- 検索履歴の消去
- 行きつけスポットの消去
- 連絡先の同期
- 権限
- フィードバック
- キャッシュの削除
- レンズデータの消去
- ブロックしたユーザーの確認
- ログアウト
こちらのページでは上記のように様々な設定を変更したり、作業をしたりすることができます。
ココがポイント
設定に困ったときは、こちらにアクセスすればほとんどの場合解決します。
Snapchatの使い方【その他】
スナチャで他に押さえておきたい使い方について説明します。
連携サービス
スナチャには、公認・非公認のアプリやプラグインがあります。
また、Instagramとの連携も可能です。
ココに注意
様々なチャットツールやコミュニケーションアプリとの共有も可能です。
問い合わせ
スナチャで要望があったり、エラーや不具合などの問題が起こってしまったときは、フィードバックから問い合わせを行うと良いでしょう。
まず、アイコンをタップしてください。
歯車アイコンをタップ。
フィードバックから自分の目的にあわせて項目を選びタップしてフィードバックを送ることができます。
ヘルプが必要なときは、サポートにあるヘルプが必要な場合をタップすることでサポートセンターへアクセス可能です。
様々なケースから対処法をチェックすることができます。
対処法が分からないときは問い合わせるから問い合わせることができます。
ただし、現在英語サポート以外対応していません。
英語でならサポートを受けることができるので、どうしても分からないことがあれば英語で問い合わせてみると良いでしょう。
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