Microsoft Teamsでは時々、繋がらない・繋がりにくいことがあります。
今回はMicrosoft Teamsが繋がらないという方のために原因や対処法について解説していきます。
Microsoft Teamsが繋がらない場合の詳細と原因
Microsoft Teamsが繋がらない詳細と原因について解説します。
【全般】Microsoft Teamsが繋がらないときの詳細や原因
Microsoft Teamsの通話や会議などが繋がらないときの詳細や原因について以下にまとめてみました。
原因
- Microsoft Teamsで障害が発生している
- Microsoft Teamsのマイクがミュートになっている
- Microsoft Teamsの設定でビデオをオフにしている
- パソコン側の設定でカメラやマイクをオフにしている
- ファイヤーウォールがオンになっている
- ウイルスソフトが影響している
- 通信環境が悪い
VPN接続できない不具合が発生していた
実は以前、MicrosoftのWindows10のバグでMicrosoft Teamsがアクセスできないというバグが発生していました。
どのような状況で発生する?
OSがWindows10でVPN(仮想プライベートネットワーク)を利用しているもしくは手動/自動構成のプロキシを利用している場合に発生していたバグです。
VPNを接続もしくは切断など変更による状況が発生したときにネットワークのエラーが発生して、Microsoft Teamsも繋がらないという状況になります。
このWindows10のバグはすぐに緊急アップデートが行われ、現在は修正されています。
ただし、それを知らずにまだ古いバージョンのWindows10を利用しているとなれば、Microsoft Teamsに繋がらない原因になるでしょう。
Twitterが繋がらないときの原因
以前はMicrosoft TeamsとTwitterを連携させて、チャット内にTwitterを表示させることが可能でした。
ただし、2020年2月21日にTwitterとの連携が廃止になったことをMicrosoft Teamsから公式でアナウンスしています。
繋がらない状況になっている
このTwitterと接続するサービスが廃止になったことで、Twitterも繋がらず内容もチャットに表示されません。
繋がらない場合の対処法
ここからはMicrosoft Teamsに繋がらない場合の対処法について詳しく解説していきます。
Microsoft Teamsで障害が発生している場合は待つしかない
様々な対処法を試した上で、どうしてもMicrosoft Teamsに繋がらない場合は障害が発生している可能性が高いです。
障害が発生している場合にはどのような対処法を試しても意味がないので、修正されるまで気長に待ちましょう。
ちなみに、以下のサイトではMicrosoft Teamsが正常に利用できるか確認することができます。
急ぎで通話などをしなければいけない場合は他のアプリを利用しましょう。
【2020年最新】大人数でビデオ通話がしやすいアプリ40選完全一覧表まとめ!!
ミュートになっていないか確認する
Microsoft Teamsで通話/ビデオ通話をしているのに音声が繋がらないという場合には、ミュートになっていないか確認しましょう。
上の画像のようにマイクのマークに斜線が入っている状態だと、通話に参加することができませんので、クリックしてミュートを解除してください。
ミュート解除しても会議主催者や他の参加者にミュートにされてしまう可能性もあります。
その場合は自分でミュート解除しましょう。
※ただし、会議や授業で迷惑がかからないように、発言してもよい状況のときのみミュートを解除してください。
ビデオがオフになっていないか確認する
Microsoft Teamsでビデオ通話が繋がらない場合、ビデオがオンになっているか確認しましょう。
上の画像のようにビデオマークに斜線が入っている場合は相手に自分の映像が映りません。
ちなみに、ビデオが相手に受信されない、相手のビデオが受信されない場合は、ビデオの着信をオフにするが設定されている可能性があります。
会議中の画面にある・・・⇒ビデオの着信をオンにするをクリックしてみましょう。
そうすることで、ビデオをオンにしている方の映像を受信することができます。
ファイアウォールを無効にする
ファイアウォールが有効になっているとMicrosoft Teamsが繋がらない原因にもなるので、Microsoft Teamsを利用するときにだけ無効の設定にしてみましょう。
真ん中の下部にあるWindowsマークをクリックします。上部の検索枠にファイアウォールと入力して、Windows Defender ファイアウォールをクリックしましょう。
次に、左側のメニューからWindowsファイアウォールの有効化または無効化をクリックしましょう。
「プライベートネットワークの設定」と「パブリックネットワークの設定」のWindowsファイアウォールを無効にするをクリックして、最後にOKをクリックして無効化しましょう。
ファイアウォールの無効化は推奨されていないので、Microsoft Teamsを利用するときだけ試しましょう。
Microsoft Teamsの利用が終わった後はすぐに有効化に戻してください。
※この操作方法は利用しているOSによって違う可能性があります。
ウイルスのソフトをオフにする
引用:ウイルスバスター
Microsoft Teamsが繋がらない場合は利用しているウイルスソフトが反応して繋がらなくなっている可能性があります。
利用しているウイルスソフトの説明を確認してウイルスソフトを一旦オフにしてみましょう。
ウイルスソフトをオフにする手段はMicrosoft Teamsを利用するときだけにしましょう。
Microsoft Teamsの利用が終わり次第すぐにウイルスソフトをオンにしてください。
デバイスの設定を確認・テストする(Windows10の場合)
Microsoft Teamsが繋がらない場合デバイスが繋がっているか確認しましょう。
Microsoft Teamsにはデバイスが正常に利用できるかテストする機能があります。
テスト機能を利用するにはまず、右上に表示されるアイコン⇒設定の順番でクリックしましょう。
次に左のメニューよりデバイスをクリックします。
現在繋がっているマイクやスピーカなどが表示されるので、設定が合っているか確認してから、テスト通話を開始をクリックしましょう。
テストが開始されると、Microsoft Teamsからのテスト通話が来るので、音声に従ってテストしてください。
※40秒程度で終了します。
テストが終了すると自動的に通話が切れ、テスト結果が表示されます。
ここで、全てにチェックマークが付いていれば問題なくMicrosoft Teamsが利用できますが、もしチェックマークがない場合はデバイス設定に移動するをクリックして再度、利用するマイクやスピーカ、カメラなどの設定を確認しましょう。
デバイスの設定を確認・テストする(Windows11の場合)
Windows11の場合は、会議を開始することでデバイス設定が確認できます。
まず、左側のメニューから会議をクリックして、今すぐ会議をクリックしましょう。
右上のメニューにある・・・をクリックしてデバイスの設定をクリックします。
以下の項目が利用しているものであっているか確認しましょう。
- オーディオデバイス
- スピーカー
- マイク
- ビデオ
もし違うという場合は、それぞれの項目の▽をクリックして利用しているデバイスを設定しましょう。
パソコンのカメラ・マイクのオンオフも確認する
真ん中の下部にあるWindowsマークをクリックして、⚙(設定)をクリックします。メニューからプライバシーとセキュリティをクリックした後、カメラをタップしましょう。
カメラがオンになっているか確認しましょう。さらに下にスクロールして、Microsoft Teamsの部分もオンになっているか確認してください。
一つ前の画面に戻り、次はマイクをクリックします。マイクの項目がオンになっているか確認しましょう。さらに下にスクロールして、Microsoft Teamsの部分もオンになっているか確認してください。
この操作方法はパソコンのOSによって違う可能性があります。
繋がらない場合は、ブラウザやスマホから試してみる
Microsoft Teamsが繋がらない場合はブラウザ版やスマホアプリで試してみることをおすすめします。
また、ブラウザ版でも繋がらない場合は以下の記事を参考にしてください。
Microsoft Teamsが開けない時の原因と対処法について解説!
会議に参加できない場合
Microsoft Teamsで会議に参加できない、繋がらないという場合には以下の記事を参考にしてください。
Microsoft Teamsに入れない原因と対処法について解説!
通信環境の確認をする
Microsoft Teamsに繋がらない場合は通信環境が安定しているか確認しておきましょう。
対処法
- Wi-Fiのルーターを再起動して、Microsoft Teamsに接続してみる
- ポケットWi-Fiなどを利用している場合は一度再起動してみる
- 公共の電波ではなく、自宅のWi-Fiを利用する
デスクトップアプリを再起動や再インストール・更新など試してみる
Microsoft Teamsのデスクトップアプリを利用していて繋がらない場合は、以下の対処法を試してください。
対処法
- デスクトップアプリの再起動
- パソコンの再起動
- デスクトップアプリを再インストール
- デスクトップアプリの更新
先ほど繋がらない原因で紹介したWindows10が原因のVPNバグに関してはWindows10を更新することで解消されるので、Windows10の更新も試してみましょう。