詐欺

Amazonで誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしましたという詐欺の詳細と対処法を解説

Amazonを騙る「誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました」という文面から始まるフィッシングメール詐欺が流行しています。

この記事では、こうしたAmazonを騙るフィッシングメールの詳細と原因・対処法について解説していきます。


Amazonを騙る誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしましたという詐欺

Amazonを騙るメッセージの全文は下記の通り。

誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。Amazonの保護におけるセキュリティとの整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。

◆お客様のアカウントは盗難のリスクがあります。この注文を購入したことがない場合。できるだけ早く請求情報を確認してください。システムはこの注文を自動的にキャンセルします。

Amazon.co.jpでのご注文について、くわしくは注文についてのヘルプページをご確認ください。

Dash Button/Dash Replenishmentサービスによるご注文については、Dash Button/サービスデバイスでの対象商品の設定時とご注文時の提供条件(たとえば、商品、価格、税金、入手可能性、送料及び売主)が一部変更されている場合があります。上記「注文内容を十分にご確認ください。ご注文後、一定時間はご注文を変更またはキャンセルすることができます。また、発送後でも商品を返品することができます。詳しくは、Amazon Dash利用規約、注文履歴、Amazon.co.jpの返品ポリシーをご覧ください。

その他ご不明な点がある場合は、ヘルプページをご確認ください。

またのご利用をお待ちしております。

Amazon.co.jp

本メールはAmazon.co.jpでのご注文について、Amazonマーケットプレイス出品者がご注文を受領したことを確認するものにすぎません。Amazon.co.jpが販売する商品については、商品が発送されたことをお知らせするメールを当サイトからお送りした時点で、当該商品のご購入についての契約が成立します。Amazonマーケットプレイス出品者が出品する商品については、商品が発送されたことをお知らせするメールを当サイトからお送りする時点で当該商品のご購入についての契約が成立します。

在庫状況とお届け予定日は、確約されたものではありません。お届け予定日は、在庫状況の変動などにより変更される場合があります。

このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。

テキスト形式でのEメール配信をご希望の場合は、こちらから設定を変更してください。

文面に違和感がある

文章をよく見てみると、ほぼ違和感のない文章になっています。

しかし、良く文章を見てみると、不自然な場所に「。」があることが分かるでしょう。

請求金額が94,500円という共通点も

請求額が94,500円であるという報告が多いです。

ただし、この請求金額は必ずしも同じというわけではなく、62,488円なども報告されています。

フィッシングメール詐欺と考えられる

このメッセージはフィッシングメール詐欺と考えられます。

実際にこのメールが届いたユーザーがメールに添付されているボタンからアクセスしてみたところ、Amazonを装った中国のサーバーで運営されているサイトであったことが分かっています。

情報を入力するとどうなるのか?

情報を入力すると、Amazonのログイン情報が盗まれ、Amazonアカウントが乗っ取りに遭う可能性が高いです。

Amazon Helpも注意喚起している

Amazon Help(カスタマーサービス)」も公式Twitterアカウントで、フィッシング詐欺への注意を呼び掛けています。

詐欺が発生している原因

こうしたメールは、メールアドレスの登録を行った各種サービスから情報が漏れて、詐欺業者にメールアドレスなどの個人情報が回っていることが原因で送られてくると考えられます。

対処法

Amazonを騙るフィッシングメールが来る場合のアドバイスについて解説していきます。

絶対に「注文の詳細を表示する」をタップしてアクセスしない

絶対にフィッシングメールに添付されている「注文の詳細を表示する」ボタンを押さないようにしましょう。

偽サイトにアクセスするだけでも、不正アプリの自動インストールやスパムウェアへの感染のリスクがあります。

アクセス先のURLをチェックするなど

対処法

  • アクセス先のURLをチェックする
  • メールのブロック
  • 発信元の国や団体などを探る調査する

詳しい対処法に関しては下記の記事をご覧ください。

Amazonを騙るご利用の確認お願い致しますという詐欺の原因と対処法を解説

Amazon公式のメールアドレスは決まっている、メッセージセンターの確認をする

Amazonが送ってくるメールは、Amazonのメッセージセンターから全てチェック出来ます。

つまり、メッセージセンターにないメールが届いた場合、それは偽物と言えるでしょう。

詳しい対処法に関しては下記の記事をご覧ください。

Amazonで「あなたのアカウントは停止してます」「あなたのアカウントは停止されました」というスパムメールの詳細と対処法を解説!

AmazonショッピングアプリやAmazon公式から注文履歴をチェックする

Amazonショッピングアプリや検索からAmazon公式サイトにアクセスして、注文履歴をチェックしてみましょう。

本当に不正利用があったら、注文履歴にも反映されるはずです。

詳しい対処法に関しては下記の記事をご覧ください。

Amazonで少額の不正請求される詐欺の詳細と対処法を解説

ウイルススキャンする

偽サイトにアクセスするだけでスパムウェアなどに感染する可能性があるため、アクセスしてしまった場合はウイルススキャンしておきましょう。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

Amazonで突然パスワードがリセットされる原因と対処法を解説

なりすましメールを規制・迷惑メールとして報告

auの詳しい設定手順に関しては下記の記事をご覧ください。

auのなりすまし規制フィルターと迷惑メール報告機能の詳細と設定方法

docomoのブロックや迷惑メールフィルター設定方法については下記の記事をご覧ください。

今後届かないようにするには

Amazonに報告する

Emailを開き、「stop-spoofing@amazon.com」宛にフィッシングメールと疑われるメッセージを添付ファイルとして添付し送信することで、Amazonがフィッシングメールを追跡する手助けになります。

TwitterでAmazon Helpに報告する

Twitterにこのフィッシングメール詐欺についての詳細を書いて呟くことで、自動的にAmazon公式(Amazon Help)がその問題についての対処の案内をしてくれます。

この時、Twitterは新しいフィッシングメール詐欺について把握し、Amazon内部で情報の共有が図られると考えられるため、Twitterで注意喚起だけでもしておくことをおすすめします。

Amazonを騙る誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしましたという詐欺で情報を入力してしまった場合の対処法

Amazonを騙るフィッシングメールが来た場合に情報を入力してしまった場合の対処法について解説していきます。

クレジットカード情報の削除とカードの停止

早急にAmazonに登録してあるカード情報を削除するようにしましょう。

不正アクセスがされていないタイミングならパスワードの変更を行うことで乗っ取りを防げるため、カード会社に停止の電話をする必要はありません。

しかし、すでに乗っ取りに遭ってしまいログイン出来なくなった場合は、すぐにカード会社に電話をかけてカードの停止をお願いしましょう。

Amazonのパスワードを変更する

もし、偽サイトにアクセスしてアカウント情報を入力してしまったら、早急にAmazonのパスワードを変更するようにしましょう。

詳しい対処法に関しては下記の記事をご覧ください。

Amazonで「あなたのアカウントは停止してます」「あなたのアカウントは停止されました」というスパムメールの詳細と対処法を解説!

相談窓口

消費者庁 News Release

もし、Amazonアカウントが乗っ取られてしまったり、クレジットカードを不正利用されてしまったりしたら、警察などに相談することをおすすめします。

詳しい連絡先などに関しては下記の記事をご覧ください。

【注意】Yahoo!Japanから「未納料金を滞納しております。ご連絡なき場合は法的手続に移ります。」という詐欺の詳細と対処法

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