Amazonにログインしようとしたとき、突然パスワードがリセットされ、再設定を要求されるケースが多発しています。
また、アカウントの乗っ取りにより、パスワードやメールアドレスが勝手に変更されるトラブルも起こるなどリセットされるケースは様々です。
この記事では、Amazonアカウントのパスワードがリセットされるときの詳細と対処法について解説していきます。
Amazonで突然パスワードのリセットを要求される事例が発生
Amazonにアクセスすると、自動的にログアウト状態になっていて、パスワードの再設定を要求される事例が発生しています。
Amazon側からパスワード再設定の要求がされたケースでは、手続きを完了させないとログイン出来なくなるため注意が必要です。
セキュリティ上問題のあるサインイン(アカウント乗っ取りの危険性がある)と判断された
Amazonのシステムがセキュリティ上問題のあるアカウントであると判断したときに下記のメッセージが届きます。
パスワードの再設定が必要です
セキュリティ上の理由から、アカウントのパスワードを再設定する必要があります。ご本人確認のため、認証コードをアカウントにご登録のEメールアドレスに送信します。
このメッセージが届いたときは、これから乗っ取り・不正アクセスの危険性があるとAmazon側が判断しているということでもあるため、早急にパスワード変更などの対処を行ってください。
まだ乗っ取りされていない段階
このメッセージが表示されるのは、あくまでセキュリティ上に問題があるため、これからアカウント乗っ取りが発生する可能性が高いという理由からです。
そのため、パスワードの再設定や2段階認証の設定などの対策をすることで十分に対処できます。
実際にアカウント乗っ取りされた事例も
パスワード再設定
メールアドレスの変更
パスワードが勝手にリセットされる事例には、前項のようにセキュリティ上の問題があり、乗っ取りされないためにAmazonが行っているものもあります。
ただし、実際に乗っ取りにあっていて、乗っ取り側がAmazonのアカウントのパスワードを勝手に再設定したという事例も発生しています。
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。お客様のリクエストに沿って、パスワードを再設定いたしましたのでお知らせします。
アカウントサービスでは、登録内容の変更のほか、注文内容の確認および変更ができます。
当サイトにお問い合わせの際は、アカウントにご登録のお名前およびEメールアドレスでお問合せください。他のEメールアドレスや別のお名前でお問い合わせいただいた場合、ご注文内容や登録内容についてお答えできませんので、ご了承ください。Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。このEメールアドレスは配信専用です。このメッセージに返信しないようお願いいたします。
もし、自身が再設定したケースでない場合、このメッセージには要注意です。
貴方のAmazonアカウントが乗っ取りにあっている可能性があります。
このメッセージは、Amazonがセキュリティ上に問題のあるアカウントのパスワードを再設定するものではなく、貴方のふりをした誰かがパスワードの再設定要求を行っています。
そのため、このメッセージが届いたら、不正利用や情報を勝手に変更される前に、Eメールや電話でパスワードを変更し、情報が書き換えられていないかチェックする必要があるでしょう。
Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。ご要望の通り、アカウントに登録されているEメールアドレスを変更いたしました。
ご登録のEメールアドレスは〇〇から○○に変更されました。
アカウントサービスでは、登録内容の変更のほか、注文内容の確認および変更ができます。
当サイトにお問い合わせの際は、アカウントにご登録のお名前およびEメールアドレスでお問合せください。他のEメールアドレスや別のお名前でお問い合わせいただいた場合、ご注文内容や登録内容についてお答えできませんので、ご了承ください。
先ほどのメッセージが届いた後に、第三者によりさらに手続きを進められると、Amazonカスタマーセンターから上記のメッセージが届きます。
このまま放置しておくと、不正利用される可能性が非常に高いため、早めの対処が必要です。
ただし、この場面まで来ると、Amazonは自動的にログアウト状態になり、パスワードやメールアドレスが変更されているためログイン出来なくなっています。
特にクレジットカード情報を入力している、Amazonポイント残高がある、Paidy翌月払いと連携していると、貴方のアカウントから勝手に商品を購入され、支払いも貴方になるというトラブルが発生する可能性が非常に高いです。
早急に、Eメールやチャット、電話で問い合わせをおすすめします。
Amazon公式による要求なので手続きを続けて問題ない
【セキュリティ上問題のあるサインイン(アカウント乗っ取りの危険性がある)と判断された】に関しては、Amazon公式による要求であるため、そのまま指示通りにパスワードの再設定を行って問題ありません。
【実際にアカウント乗っ取りされた事例も】も、Amazon公式によるアナウンスですが、こちらは貴方が操作を行っていないのに来るときがあり、そのときは悪意のある第三者が貴方のアカウント情報を勝手に変更したときに発生します。
そのため、こちらのメッセージが届いたときは、早急に対処する必要があるでしょう。
Amazonで突然パスワードがリセットされる原因
Amazonで突然パスワードがリセットされる原因は下記の通り。
「貴方のアカウントがセキュリティ上問題があると判断された」原因に、Google Chromeでのアクセス、ウイルスへの感染、メールアドレスやパスワードの使いまわしが挙げられます。
Amazonで突然パスワードがリセットされるときの対処法
Amazonで突然パスワードがリセットされるときの対処法について解説します。
パスワードの再設定をする
【セキュリティ上問題のあるサインイン(アカウント乗っ取りの危険性がある)と判断された】ときは、パスワードの再設定を完了しないとAmazonにログイン出来なくなります。
このメッセージが届くケースでは、実際に乗っ取りされたわけではなく、Amazonからその危険性があると指摘されたときであるため、クレジットカード情報や個人情報が漏れた心配はありません。
心当たりがないのに【実際にアカウント乗っ取りされた事例も】のメッセージが届いたときは、アカウント乗っ取りされているケースです。
こちらのメッセージが届いたときは、パスワードの再設定に加え、情報の書き換えがないかチェック、クレジットカード情報を入力しているときは不正利用がないかチェックするなどの対処が必要となります。
どちらの事例にしろ、パスワードの再設定をしないと利用できなくなる、不正利用の心配があるため、早急に再設定を行うようにしましょう。
パスワード再設定の手順
パスワードのリセット要求がされたり、アカウント乗っ取りの可能性があったりするときは、パスワードの再設定をするようにしましょう。
詳しい手順に関しては下記の記事をご覧ください。
【危険】LINEにAmazonからクリスマスプレゼントとして500ドル分のAmazonギフトカードが当たるというスパム流行!詳細や対処法を解説
電話で変更する
Amazonのシステムによるパスワードリセットの要求に関しては、前項の方法でパスワードを変更できます。
ただし、アカウント乗っ取りにあっているときは、この方法ではパスワードの再設定が行えません。
そのため、Amazonカスタマーサービスのチャットでの相談やEメール、電話での問い合わせが必要になります。
ただし、Eメールでの問い合わせは時間がかかるため、電話でのパスワード再設定がおすすめです。
電話での問い合わせは、AmazonカスタマーサービスのAmazon.co.jpから電話いたしますから行えます。
また、すでにアカウントが乗っ取られて不正利用されてしまったというケースであれば、クレジットカード情報を登録している際は、クレジットカード会社への連絡で利用停止してもらう必要があるでしょう。
サイバー警察への相談やクレジットカードの利用停止については下記の記事をご覧ください。
危険【親愛なるChromeユーザー様】ビジターアンケート詐欺の詳細と対処法を解説!
クレジットカードの連携解除については下記の記事をご覧ください。
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Google Chromeでアクセスしない
Google ChromeでAmazonにアクセスすると、セキュリティ上問題があると判断されるケースがあります。
そのため、Amazon ショッピングアプリや他のブラウザを利用してアクセスすることを心掛けるようにすると良いでしょう。
ウイルス対策ソフトでスキャンする
Amazonにアクセスしているデバイスがウイルスに感染していることが原因で、Amazonのシステムによってセキュリティ上問題があると判断されている可能性があります。
ウイルス対策ソフトでスキャンしてウイルスを除去してください。
なお、1度除去したとしても、再度感染してその状態でAmazonにアクセスすると再度パスワードの再設定を行わなくてはいけない可能性もあります。
そのため、ウイルス対策ソフトのスキャンを定期的に行うようにすると良いでしょう。
パスワードをAmazon以外で使いまわししない
パスワードをAmazon以外で使いまわしすると、Amazonのシステムによってセキュリティ上問題があると判断されるケースがあります。
また、単純にパスワードを使いまわすことで、他のサービスで情報が漏れたり、乗っ取りされたりしたときに、Amazonのパスワードがバレてしまうことになります。
Amazonに登録するメールアドレスはなるべくAmazon専用にする
メールアドレスをAmazon以外でも使いまわしすると、Amazonのシステムによってセキュリティ上問題があると判断されるケースがあります。
Amazonはメールアドレスとパスワードでログインできるため、Amazonに登録しているメールアドレスがバレるということは、ログイン情報2つ中1つがバレてしまうということです。
なるべくなら、Amazon専用のメールアドレスを作成することをおすすめします。
Amazonアカウント乗っ取りを防ぐ方法
パスワードが突然リセットされ再設定を求められたり、勝手に変更されたりするときは、セキュリティ上に問題がある、実際に乗っ取りが発生している2つのケースがあります。
この項目では、実際に乗っ取りに遭わないようにする対処法をメインに解説していきます。
怪しいメールやメッセージに反応しない
昨今、Amazonに限らず多くの大手ネット通販や大手サービスを騙る詐欺が横行しています。
Amazon公式によるアカウントが乗っ取られたという警告メールが詐欺だったというケース(上記の画像)もあるため、Amazon公式から本当に送られたものかチェックする必要があるでしょう。
スパムメッセージかの見極めについては下記の記事をご覧ください。
Amazonで「あなたのアカウントは停止してます」「あなたのアカウントは停止されました」というスパムメールの詳細と対処法を解説!
スパムメール/メッセージの例として下記の記事をご覧ください。
Amazonで「あなたのアカウントは停止してます」「あなたのアカウントは停止されました」というスパムメールの詳細と対処法を解説!
【危険】LINEにAmazonからクリスマスプレゼントとして500ドル分のAmazonギフトカードが当たるというスパム流行!詳細や対処法を解説
こうした、Amazonのふりをしたスパムメッセージからログイン情報が漏れ、アカウント乗っ取りにあうケースは珍しくありません。
怪しいメッセージが来たら、本当にAmazonによるものかチェックすることをおすすめします。
定期的にパスワードを変更する
Amazonのパスワードは定期的に変更をおすすめします。
パスワードの変更手順に関しては下記の記事をご覧ください。
【危険】LINEにAmazonからクリスマスプレゼントとして500ドル分のAmazonギフトカードが当たるというスパム流行!詳細や対処法を解説
パスワードは複雑なもので使いまわしは避ける
パスワードは、誕生日や名前などを避け、分かりにくいものを使うと良いでしょう。
それに加え、文字数をある程度多くして、数字とアルファベットの小文字と大文字を組み合わせるなど複雑であるほど良いです。
2段階認証の設定
Amazonには、2段階認証を導入できます。
2段階認証を導入すれば、ログイン時にメールアドレスとパスワードに加え、コードの入力が必要となり、グッと安全性がアップします。
2段階認証を設定するには、Amazonアプリを起動しメニューアイコンをタップしてください。
アカウントサービスをタップします。
ログインとセキュリティを選択し承認または否認してくださいをタップしましょう。
ブラウザ(URL)接続を選択し承認をタップします。
アカウントデータアクセスの試行が承認されました。
Amazonアプリに移動し、2段階認証の設定の右にある編集をタップしてください。
開始方法を選択し、必要事項の選択や入力をしたら続行をタップします。
入力した電話番号宛に届いたコードを入力し続行をタップしましょう。
わかりました。2段階認証を有効にするをタップします。
2段階認証が有効になりました。
フリーWi-Fi使用中にパスワードを入力しない
暗号化されていないフリーWi-Fiを利用すると、インターネット通信が第三者に覗き見される可能性があります。
第三者が覗き見している中で、Amazonのログイン情報を入力すると、不正利用される可能性があり大変危険です。
フリーWi-Fiの利用時は、Amazonにログインしないようにしましょう。
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