「Google Chrome」には、ユーザーネームやメールアドレスとパスワードなどを自動保存しておける便利な機能があります。
この記事では、Chromeにおけるパスワード自動保存機能の使い方と自動保存が出来なかったり、保存したはずのパスワードが表示されない場合の対処法について解説していきます。
Contents
- 1 Chromeでパスワードが自動保存されなくなるトラブルが発生
- 2 Chromeでパスワードを自動保存する方法
- 3 Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の原因
- 4 Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の対処法
- 4.1 シークレットモードを利用している
- 4.2 「自動ログイン」「パスワードを保存できるようにする」をオンにする
- 4.3 Chromeの全ての拡張機能を無効にする
- 4.4 Cookieの設定を確認する
- 4.5 セキュリティ対策ソフトの機能を一時的に停止する
- 4.6 鍵アイコンをクリックして入力する
- 4.7 「ポップアップとリダイレクト」を「許可」にする
- 4.8 「常に保存しないリスト」から外してCookieを削除する
- 4.9 入力されている文字列を消す
- 4.10 もう一度最初からやり直す
- 4.11 Chromeを最新版にアップデートする
- 4.12 アプリとデバイスを再起動する
- 4.13 Chromeが複数導入されている
Chromeでパスワードが自動保存されなくなるトラブルが発生
Google Chrome利用者で、以前はIDやパスワードを入力すると、ポップアップが表示されてパスワードの保存画面が出てきたのに、今は表示されなくなってパスワードが保存できないというトラブルが発生している人がいます。
Chromeでパスワードを自動保存する方法
Chromeでパスワードを自動保存する方法について解説していきます。
パスワードを保存する
スマホ版
パソコン版
「自動ログイン」機能がオンになっているなど、パスワードの自動保存機能が有効になっている状態であれば、そのサイトにパスワードを入力してログインしたときに表示されるChrome側のポップアップの保存をタップすれば保存できます。
パソコン版Chromeであれば、ポップアップが表示されるので、そのまま保存をクリックすればOKです。
保存したパスワードでログインする
スマホ版では、ログイン画面のパスワード欄をタップすると、ポップアップが表示されます。
ポップアップの続行を選択すればパスワードが入力されます。
パソコン版Chromeの場合は、ログイン画面にアクセスすると自動的にパスワードが入力されているので、そのままログインしましょう。
保存したパスワードを確認する
保存したパスワードを確認したいときは、アイコンを選択して設定をクリックしてください。
自動入力にあるパスワードをクリックします。
自動保存したサイトとユーザー名・パスワードが表示されます。
保存したパスワードを編集・削除する
保存したパスワードやユーザー名などを編集したいときは、アイコンから設定を選択してパスワードをクリックしてください。
アイコンを選択してパスワードを編集をクリックします。
PINコードを入力すると自動的に次の行程に進みます。
パスワード情報を各種変更可能です。
このとき、保存を押せばそのまま編集したデータが適用されます。
削除したいときは削除をクリックしましょう。
複数のGoogleアカウントを連携してパスワードを一本化する
複数のGoogleアカウントのパスワード自動保存データを連携して1本化することができます。
アイコンを選択して別のアカウントを追加をクリックしてください。
さらに別のアカウントを使用をクリックして、メールアドレスを入力し次へをクリックします。
パスワードを入力して次へをクリックすれば、メインになっているアカウントに連携されます。
Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の原因
Chromeでパスワードが自動保存されなくなったときの原因は下記の通り。
自動保存にしているのに保存されていない場合
次の見出しから、Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の対処法について触れていきます。
自動保存しているのに保存されていないというケースでは下記の項目をよくチェックしてみましょう。
自動保存にしているのに保存されていない場合の対処法
- 「常に保存しないリスト」から外してCookieを削除する
- 拡張機能を無効にする
- セキュリティ対策ソフトを一時的に停止する
- 入力されている文字列を消す
- もう一度最初からやり直す
- Chromeを最新版にアップデートする
- アプリとデバイスを再起動する
- Chromeが複数導入されているときは片方消す
再起動・キャッシュクリアしても保存されなくなった場合
デバイスやChromeアプリを再起動したり、キャッシュをクリアしたりしても保存されないというときは、下記の対処法について良くチェックしてみると良いでしょう。
再起動・キャッシュクリアしても保存されなくなったときの対処法
- 鍵アイコンをクリックしてパスワードを保存する
- 保存したいページに問題がある
- シークレットモードを利用しない
- 「自動ログイン」「パスワードを保存できるようにする」をオンにする
- Chromeの拡張機能を無効にする
- Cookieの設定を確認する
- セキュリティ対策ソフトの機能を一時的に停止する
- 「ポップアップとリダイレクト」を許可する
- 「常に保存しないリスト」から外してCookieを削除する
- 入力されている文字列を消す
- もう一度最初からやり直す
- Chromeを最新版にアップデートする
- Chromeが複数導入されているときは片方消す
Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の対処法
Chromeでパスワードが自動保存されなくなった場合の対処法について解説していきます。
シークレットモードを利用している
通常、シークレットモードではパスワードなどが記録されません。
また、パスワードを自動保存していても、シークレットモードでは利用できません。
貴方が「自動ログイン」などの設定をオンにしていたとしても、シークレットモードでは除外されます。
そのため、通常のブラウザモードを使ってパスワード自動保存機能を使うようにしましょう。
「自動ログイン」「パスワードを保存できるようにする」をオンにする
Chromeの設定でパスワードの自動保存が出来ないようになっている可能性もあります。
これが原因のときは、アイコンから設定を選択してパスワードを保存できるようにする自動ログインをオンにすると良いでしょう。
Chromeの全ての拡張機能を無効にする
Chromeには拡張機能というものがあり、拡張機能によって様々な機能があってChromeをより便利に利用できるようになります。
しかし、拡張機能同士の相性が悪かったり、Chromeの一部機能やサイトによって相性が悪かったりして一部の機能に支障をきたす場合があります。
拡張機能と自動保存機能の相性や一部サイトで相性が悪いことが原因で、パスワードが保存されなかったり、保存したはずなのに表示されなかったりといった現象が起こる可能性があるということです。
すべての拡張機能を無効にしてみることで、拡張機能が原因かチェックすることができます。
拡張機能を無効にする方法に関しては下記の記事をご覧ください。
Cookieの設定を確認する
Chromeの設定でCookieの受け入れが有効状態になっていない状態であることが原因でパスワードが保存できていない可能性もあります。
これが原因のときは、アイコンから設定を選択してCookieと他のサイトデータをクリックしてください。
Cookieをすべて受け入れるまたはシークレットモードでサードパーティのCookieをブロックするをクリックしましょう。
セキュリティ対策ソフトの機能を一時的に停止する
セキュリティ対策ソフトを入れているという人は、セキュリティ対策ソフトの設定が原因でパスワードを保存できなかったり、保存したパスワードが呼び出せなくなっていたりする可能性もあります。
一時的にセキュリティ対策ソフトを切ってみて自動保存機能が使えるようになったら、セキュリティ対策ソフトが原因である可能性が高いです。
セキュリティ対策ソフトが原因のときは、セキュリティ対策ソフトとの相性が悪いか、セキュリティレベルを強くしすぎている可能性があります。
ソフトを変更するか、引っかからないようにするために設定を弄ってみると良いでしょう。
鍵アイコンをクリックして入力する
パスワードを保存したいけれど保存画面が表示されないというときは、鍵アイコンを押して保存するをクリックすることでパスワードを保存できます。
「ポップアップとリダイレクト」を「許可」にする
「ポップアップとリダイレクト」をオフにすると、パスワードが保存できません。
これをオンにするには、アイコンから設定を選択してサイトの設定をクリックしてください。
ポップアップとリダイレクトを選択してポップアップとリダイレクトを許可状態にしましょう。
「常に保存しないリスト」から外してCookieを削除する
貴方がパスワードを自動保存しようとしたサイトが「常に保存しないリスト」に入っている可能性があります。
これが原因のときは、「常に保存しないリスト」からパスワードを保存しようとしたサイトを見つけ削除すると良いでしょう。
まずアイコンから設定を選択してパスワードをクリックしてください。
「常に保存しないリスト」から消したいデータの横にある×アイコンをクリックすればOKです。
この作業が終わったら、Cookieの削除を行います。
詳しい手順については下記の記事をご覧ください。
楽天市場で「Cookie(クッキー)が受け付けられない」と表示される問題の詳細と対処法
入力されている文字列を消す
自動保存機能でパスワードを保存したはずなのに、そのパスワードが表示されないというケースで複数のアカウントを連携させているときは、メールアドレスやIDを消すことでパスワードの候補が表示されるケースもあります。
もう一度最初からやり直す
パスワード欄をクリックまたはタップすることにより、Chromeに自動保存されたパスワードを入力するポップアップが表示されます。
しかし、これを1度キャンセルしたり、ポップアップ外をタップ・クリックしたりすると、再度パスワード欄を押してもポップアップが表示されなくなるケースがあるため注意しましょう。
ポップアップが表示されなくなったときは、もう一度ログイン画面の前から作業をやり直すことでポップアップが再度表示されるようになります。
Chromeを最新版にアップデートする
Chromeのバージョンが古いことで不具合が発生している可能性があります。
Chromeが最新版でない場合、最新版にアップデートすることで解決する可能性があります。
アプリとデバイスを再起動する
Chromeでパスワード保存や呼び出しのポップアップが表示されないとき、アプリとデバイスを再起動することに解決する可能性があります。
これは、Chromeというより、デバイスのCPUに負担がかかっていることが原因でChromeアプリにも障害が発生したことが原因と言えるでしょう。
また、単純にChromeアプリの不具合が発生したことで起こったとしても、アプリの再起動で解決するケースが多いです。
CPUの問題であれば、バッググラウンドアプリの強制終了や不要なブラウザページを閉じるなどでも改善される可能性があります。
Chromeが複数導入されている
貴方のデバイスに複数の別のデータを持ったChromeが導入されていることがあります。
もし、貴方がChrome AとB(便宜上A、Bと表記する)をデバイスに入れている状態で、Aでパスワード保存し、AとBを同時に開いた状態でBを開くと、パスワードが表示されなくなります。
これが原因のときは、片方のChromeをアンインストールしてリトライすると良いでしょう。
Chromeの確認方法
検索して探す
ショートカットから探す
Chromeが複数導入されているかチェックするためには、大きく分けて2つの方法があります。
一つ目は検索にかけることです。
検索範囲を「PC」に指定して、検索ボックスに「Chrome」と入力して検索にかけてください。
複数のChromeフォルダやアプリケーションが表示されるなら、複数導入されている可能性が高いです。
ショートカットから探したいときは、デスクトップやフォルダ内にあるChromeのショートカットアイコンを右クリックしてプロパティをクリックします。
「リンク先」をチェックして、そのフォルダを手動で辿るか、フォルダの場所を開くをクリックしてください。
Chromeをアンインストールする
Chromeが複数導入されているときに余分なものをアンインストールしたい場合は、Windowsアイコンを選択して適当なソフトウェアにカーソルをあわせて右クリックしアンインストールをクリックしましょう。
Google Chromeにカーソルをあわせてアンインストールをクリックすれば削除されます。
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