Gmailで送信したメールが送信済みメールフォルダに入らないというエラーが2020年5月下旬から頻発しています。
送信済みフォルダに入らず、さらに送信先に届かないこともある不具合です。今回はGmailで送信したメールが送信済みにならない原因と対処法を解説していきます。
Contents
送信済みフォルダに表示されない原因
送信済みフィルダに表示されない原因として以下のことが挙げられます。
送信済みにならない原因
・ブラウザのエラー
・Gmailのエラー
・ミュート設定が有効になっている
・Gmail以外のメールプラットフォームを使っている
・送信済みフォルダ表示設定がオフ
・送信結果が反映される時間が長い
ブラウザのエラー
Gmailでサポートされていないブラウザを使って利用すると不具合が起きることがあります。
またIE(インターネット・エクスプローラー)はGmailのサポート対象ですが開発元のマイクロソフトがサポートを停止しているため不具合の頻発が考えられます。
早急にサポートされていて動作が安定しているブラウザでGmailを利用しましょう。
Gmailのエラー
考えられる不具合で最も多いのがGmailのエラーです。Gmailそのもののエラーは現在Googleが不具合情報を収集して修正にあたっています。
Gmail自体の不具合である場合、自分で解決することは難しいためGoogleの対応完了まで待つ必要があります。
ブラウザのみならず古いバージョンのGmailアプリを更新せずに使っているとこの不具合が起こります。アプリ版であれば再起動・再インストールで解決する場合もあります。
送信先のアドレス
送信先のアドレスがdocomoやauなどのEメールであった場合、そのアドレスに「..」や「.@」などの文字列が含まれていると届きません。
またアドレス入力時に間違えていた場合、相手先にメールが届かずに送信済みフォルダにも入らないこともあります。
アドレス入力時にアドレスが正しいか、特定の文字列が含まれていないか確認が必要です。
他のメール プラットフォームで Gmail のメールを確認している
Apple MailやWindows Mailなど別のメールプラットフォームを使ってGmailを利用していると正しくメールを送信できず、送信済みフォルダにも保存されない可能性があります。
またGmaiで他のメールプレラットフォームを閲覧したときにも不具合が起きることもあります。
ミュート設定になっている
Gmailには特定のメールを表示させなくするミュート機能があります。メールを選んだ状態でMのキーを押すとそのメールが非表示になります。
Mキーの押し間違えをしただけで起きるためGmailそのもののエラーの次に送信済みにならない原因といえます。
非表示になってしまったメールが「すべてのメール」フォルダを開くと表示されます。
送信済みフォルダの表示がオフになっている
Gmailの送信済みフォルダの表示がオフになっていると送信済みメールが表示されなくなります。ラベル設定で表示をオンにする必要があります。
反映に時間がかかる
Gmailでメール送信した結果の反映に時間がかかりすぎた場合、送信済みフォルダに入らないことがあります。
ネット接続が不安定なときに起きやすい不具合です。通信状況を改善することで不具合の発生を防ぐことができます。
送信済み表示と表示されないときの対処法
Gmailで送信済みにならないとき、以下に記述する対処法を試してみてください。不具合が解消する場合があります。
それらの対処法で解決しない場合、不具合の情報を収集しているに問い合わせることを推奨します。
また他のメールプラットフォームでGmailを利用している場合には、正規のを利用してメールを確認してみてください。
ブラウザをGoogle Chromeにする
Gmailと最も相性が良いブラウザは開発元が同じGoogle Chromeであるといえます。開発元が同じ企業であれば不具合が出にくいため、今IE(インターネット・エクスプローラー)を使っているユーザにChromeへの乗り換えを推奨します。
Chromeでなくとも動作の安定したメジャーなブラウザ(SafariやFirefoxなど)でGmailを使う事でブラウザに起因する不具合を減らすことができます。
ココに注意
ブラウザのバージョンが古い場合にはアップデートしておきましょう。
ブラウザのクッキー・キャッシュクリアを行う
ブラウザのクッキーやキャッシュをクリアすることで予期せぬ不具合が解消することもあります。今回はGoogle Chromeでキャッシュクリアを行う方法を紹介します。
Google Chrome左上の・・・を選択してクリックします。
メニューに一覧から設定を選びます。
「設定」ページが表示されます。下にスクロールします。
閲覧履歴データの削除を選択してクリックします。
削除メニューでクッキーとキャッシュの項目にチェックを入れます。
期間を選択します。今回は過去7日間を選びます。
データを削除を選択してクリックします。これでクッキーとキャッシュのクリアが完了します。
Gmailアプリを再起動・再インストールする
アプリ版Gmailの場合アプリを再起動すると不具合が解消されること場合があります。
ホームボタンを2回押してアプリ一覧を表示させます。Gmailのタブを上にスクロールするとアプリを停止させることができます。再びGmail アプリを開いて再起動させましょう。
再起動で不具合が直らない場合にはGmail アプリを再インストールする必要があります。再インストールすることでキャッシュクリアでき、かつアプリが最新版になるため不具合を解消させることができます。
まず設定アプリを開きます。
設定一覧から一般を選択してタップします。
iPhoneストレージを選択してタップします。
アプリの一覧からGmailを選びます。
アプリ詳細からAppを取り除くを選択してタップします。
確認画面が表示されます。再度Appを取り除くをタップします。
ホーム画面のGmailアプリをタップすると再インストールが始まります。インストール終了後にアプリを開いて送信済みにならない不具合が解消しているか確認してください。
「すべてのメール」から検索する
送信したメールをミュートにしてしまったり何らかの不具合・設定で非表示になっている場合には「すべてのメール」から検索することで送信済みメールを表示させることができます。
PCでの手順
Gmail左側のツールバーにあるもっと見るを選択してクリックします。
すべてのメールを選択してクリックします。これで送信したメールを含めたすべてのメールが表示されます。
スマホ・タブレットでの手順
画面左上のアイコンを選択してタップします。
すべてのメールをタップすると送信済みメールを含めたすべてのメールが表示されます。
送信済みメールフォルダを表示する
Gmailの送信済みメールのフォルダが非表示になっていると
PCでの手順
左側のツールバーからもっと見るを選択してクリックします。
ラベルの管理を選びます。
ラベルリストの一覧から送信済みの項目の表示を選択してクリックします。
画像のホップアップが表示され、送信済みフォルダの表示設定がオンになります。
スマホ・タブレットでの手順
スマホ・タブレットのGmailアプリでは送信済みフォルダのオンオフを切り替えることはできません。したがってフォルダの表示設定が原因で送信済みメールが見れなくなる
通信環境を改善する
ネットとの通信が不安定だとメール送信後の情報の反映が遅れ、送信済みにならない不具合が起きる可能性が高まります。送信時にはネットの回線速度が遅くならないように注意しましょう。
WiFiルーターの近くにPCやスマホ・タブレットを移動させる、メールのサイズが大きい場合ネット利用者の多い時間帯(夕食前後)を避けて送受信を行いましょう。
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