現在、Googleマップにてアプリを起動するとすぐに落ちるという不具合が発生しています。
この記事では、Googleマップが落ちる原因や対処法について解説します。
Contents
Googleマップを開いてもすぐに落ちる不具合が発生
Googleマップのアップデートが行われたとの事で、ユーザーの多くがアプリの更新を行いました。その直後から、「Googleマップが落ちる」「開けない」といった声が多くあげられるようになりました。
iPhone・Androidユーザーどちらの間でも不具合は起きている事が発覚しています。Googleマップを開いてすぐに落ちる為、現在地を確認する事すらできない状態にあります。ブラウザを通して検索をかけてアプリを開いた場合も、すぐに落ちてしまいます。
Googleマップが落ちる原因
Googleマップが落ちる原因
・アプリ側の不具合
・スマホ側の不具合
・通信環境の問題
Googleマップでは、これまでにもアプリのアップデート直後に不具合を発生させています。
今回もアップデート直後に不具合が発生した為、アプリ側に問題がある可能性が一番高いでしょう。スマホ側に問題がある場合はスマホを再起動、通信環境に問題がある場合は通信環境を見直す事で修正する場合が高いです。
Googleマップ不具合時の公式推奨の対処法
Googleマップでは、Googleマップにて不具合が起こった際に公式で推奨している対処法があります。
Googleマップをアップデートする
Googleマップ公式では、アプリが不具合を起こした際はまずはアップデートを行う事を推奨しています。
アプリのアップデートは、ユーザー側で行う必要があります。その為、公式でアップデートが行われても実際にユーザーが使用しているアプリそのもののアップデートが行われていなければ、不具合を発生させる可能性が高いです。
Googleマップのアプリで不具合が発生している場合は、今一度、使用しているアプリのアップデートが行われているかの確認をしましょう。
アプリのキャッシュやデータを消去する
アプリのアップデートを行っても不具合が直らない場合は、アプリのキャッシュやスマホのいらないアプリ・データを削除してストレージに空きを作る方法が推奨されています。スマホへの負荷を減らす事で、アプリの動きを改善できる場合があるといいます。
Googleマップのキャッシュ削除は、アプリ内の設定から行えます。まずはマップ画面の右上に表示されているアイコンをタップしましょう。次に表示されたメニューの中から、設定をタップします。
画面を下へスクロールし、サポートの項内にある概要、利用規約、プライバシーをタップ。開かれたメニュー画面の中から、アプリのデータを消去をタップします。
最後に本当に消去するかどうかの確認のメッセージが表示されますので、OKをタップしましょう。これでキャッシュデータの削除は完了です。
ストレージの容量の確認方法は、以下の記事をご一読ください。
公式推奨の対処法を試してもGoogleマップが直らない場合の対処法
公式推奨以外の対処法を紹介します。
公式推奨の対処法を試してもGoogleマップが落ちるという方は、以下の方法を試してみてください。
使っていないウィジェットを削除してみる
画面に表示はしてあるけど特に使っていないウィジェットがある場合は、それを削除してみましょう。不要なウィジェットを削除する事で、スマホにかかる負荷を減らせます。
ウィジェットは、消したいウィジェットを長押しタップする事で可能です。その後、ウィジェット削除をタップします。
ウィジェットを削除するか否かの最終確認のメッセージが表示されるので、削除をタップ。これでウィジェットの削除は完了です。
使用している媒体のバージョンを確認する
Googleマップをアップデートした後に不具合が発生した場合、使用している媒体のバージョンが古い事が原因である可能性があります。
使用している媒体のバージョンが、Googleマップ推奨のものになっているか確認しましょう。古い場合は、最新のバージョンに更新しましょう。
Googleマップ推奨のバージョンは、Googleマップのヘルプセンターにて確認する事ができます。
Googleマップのヘルプセンターはこちらから⇒マップヘルプ
利用しているブラウザの更新をする
ブラウザアプリからGoogleマップを利用している方で、機体の更新をしても不具合が改善しない場合はブラウザアプリの更新を行いましょう。ブラウザアプリのバージョンが古いとマップの読み込みに時間がかかり、アプリを開けなくなる場合が多いです。
Safariを使っている場合
SafariはiOSに付属しているアプリの為、更新をするにはiOSそのものを更新させる必要があります。
まずは設定アプリを起動。その後、画面を下へスクロールして一般をタップします。次にソフトウェアアップデートをタップします。
ソフトウェアのアップデートが行えていない場合はiOSのバージョンが表示されますので、その下にあるダウンロードしてインストールをタップすれば完了です。
Safari以外のブラウザを使っている場合
設定アプリを開いた後、画面を下へスクロールしてApp Storeをタップします。開かれた画面を再び下へスクロールし、「モバイルデータ」の項にある「自動ダウンロード」の横の白丸ボタンをタップ。
緑色に光れば、自動でアプリの更新が始まります。複数のブラウザアプリを併用して使っている場合でも、全てのアプリの更新を同時に行えます。
Windowsを利用している場合はDirectXの最新版を導入する
Windowsの場合、機体やブラウザの再起動以外にもDirectXをインストールする事でGoogleマップの読み込みの速度を上げる事ができます。
ダウンロードセンターを開いたら画面を下へスクロールし、「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」の項にある「言語を選択」が日本語になっている事を確認しましょう。日本語になっていない場合は、言語が書いてある欄をタップすると好きな言語へ変更する事ができます。次に言語の隣にあるダウンロードをタップします。
ダウンロードしたフォルダをタップし、起動。セットアップ開始に関する使用許諾契約が提示されますので、確認後、同意しますにチェックをいれます。
次へをタップ。するとMicrosoftの公式検索バー・Bigバーをインストールするか否かのメッセージが表示されますので、必要な人はBigバーをインストールするにチェックを入れましょう。
最後に次へをタップ。DirectXのインストールが始まります。
Microsoftのダウンロードセンターはこちらから⇒Microsoft ダウンロードセンター
すべての設定をリセットしてみる
iPhoneを利用しているユーザーで、スマホへの負荷を減らしても利用するアプリや機体を変えても不具合が発生する場合は、スマホ内の設定を一度すべてリセットしてみましょう。すべての設定のリセットは、設定アプリから行う事ができます。
設定アプリを起動した後、画面を下へスクロールし一般をタップ。次に開かれたメニューを再び下へスクロールし、転送またはiPhoneをリセットをタップします。
画面下のリセットをタップ。表示された選択の中からすべての設定をリセットをタップします。
最後に設定してあるiPhoneのパスワードを入力すれば、すべての設定のリセットが開始されます。
すべての設定をリセットすると、Apple IDや写真といったデータを除いたスマホの設定を初期化する事ができます。スマホの負荷を格段に減らす事ができる為、アプリでの不具合が改善する可能性がより高くなります。しかし代わりに、それまで設定していたさまざまな機能が初期化されてしまうデメリットがあります。どんな対処法を使っても直らないといった場合に限り、最終手段として使いましょう。
OSの更新かデータ削除を行った後に再起動をする
Androidを利用している場合は、OSの更新かストレージのデータ削除を行った後に再起動をすると、不具合が改善する場合があります。
OSの更新を行った後に再起動をする場合
始めに設定アプリを起動し、システムをタップします。次に開かれたメニューから、システムアップデートをタップ。これでOSの更新は完了です。
次に再起動する前に、Google play ストアを起動させます。その後、画面右上のアイコンをタップして「アプリとデバイスの管理」を開きます。
その後、「利用可能なアップデート」の項の詳細を表示をタップします。
画面右上のすべて更新をタップ。全てのアプリの更新が終わった後に、スマホの再起動を行います。
データ削除を行った後に再起動をする場合
まずは設定アプリを起動。次にアプリをタップします。アプリ一覧の中からマップをタップします。
開かれた「アプリ情報」の画面から、強制停止をタップ。次にストレージをタップします。
最後にデータを消去をタップすれば、Googleマップのデータが削除されます。その後、スマホを再起動してください。
データを削除してもマップに保存したデータはGoogle内に保存されている為、影響は出ません。ログインをし直せば再度確認する事が可能です。
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