Google meetには、様々な機能が搭載されていますが、画面共有についてはあまり知られていません。
この記事では、Google meetで画面共有をおこなう方法や、出来ない場合等の解説をしています。
Contents
Google meetでは画面共有が可能
オンライン会議では様々なツールが使用されていますが、最近注目されているツールが「Google meet」です。
基本的にミーティングルームは無料で利用出来るうえ、他のミーティングツール同様に画面共有が可能となっています。
画面表示方法は2種類ある
Google meetでは2つの画面共有方法があり、表示方法を使い分けることが出来ます。
ポイント
・あなたの全画面
自身が開いている画面をそのまま他のユーザーに共有する表示方法です。
PCでは、ディスプレイの全画面が表示されますが、複数のディスプレイを使っていた場合でも表示できる枚数は1枚です。
複数枚数のディスプレイを同時表示させる事は出来ません。
・ウインドウ
自身が開いているウインドウを選択して表示させます。
バックグラウンドで開いているサイトやメモ帳等も表示可能です。
画面を切り替える場合は、再度「今すぐ表示」から再選択しましょう。
無駄な機能やボタンが無いので、操作に迷う事はありません。
対応ブラウザが決まっている
Google meetを使用する際には、自身の利用しているブラウザ環境を確認してみましょう。
ポイント
・Microsoft Edge最新版
・Chrome最新版
・Firefox最新版
・Safari最新版
上記のブラウザ以外で利用すると、エラーや動作不良が発生する可能性があります。
また、ブラウザでSafariを使っている場合、全画面共有のみの利用に限られます。
Google meetで画面共有をおこなう手順
Google meetで画面共有をおこなう手順を紹介します。
利用にはGoogleアカウントの作成が必要なので、まだ持っていない方はそちらの作成から始める必要があります。
まず、上記画像のGoogle meetトップぺージを開き、ミーティングを開始を選択しましょう。
会議準備完了の画面が表示されたら、今すぐ参加または画面を共有するの選択肢が出てきます。
ここで、画面を共有を選択する事も可能ですが、ミーティングルームに参加してからでも画面の共有は可能です。
まずは、今すぐ参加を選択しましょう。
ミーティングルームへの参加が完了したら、メニューバー右下の今すぐ表示を選択してください、
すると、画面を共有するという項目から「あなたの全画面」または「ウインドウ」の2つが選べます。(バージョンによってはchromeタブもある)
今回は、あなたの全画面を選択します。
通常なら、そのまま全画面表示が行われますが、ディスプレイが複数枚ある場合では、上記画像のように表示させたい画面を選びます。
現在画像1をウインドウで展開しているので、上の画像2を選択し画面を共有します。
共有したい画面を選べば自身の全画面が、他のユーザー画面に共有完了となります。
相手ユーザーがスマホを利用していても、上画像のように問題なく画面共有できます。
ウインドウで共有する場合でも手順は同じです。
Google meetで画面共有をする際の注意点
Google meetで画面共有をした際に、エラーや動作不良が起こるケースがあります。
共有をおこなう前や、起動時には動作環境を確認しておきましょう。
ポイント
Google meetでよくあるトラブル
・映像が固まったり途切れる
・ノイズが発生する、または相手の声が聞こえなくなる
・他ツールに比べて安定していない
・アプリ自体が落ちる
発生原因や対処法はユーザーによって異なるので、自身の状況に近い部分から修正していきましょう。
ポイント
Google meetのエラーに対して有効な対処法
・タブを不必要に起動させておかない
・使わないアプリ等は閉じ出来るだけ動作を軽くする
・画質を下げる
・インターネット環境を見直す
・バージョンを更新し最新バージョンに保つ
詳しくは以下のページで記載しているので、Google meetでエラーが発生する方は参考にしてみましょう。
画面共有が出来ない場合
Google meetで、一部のユーザーから「画面共有をおこなえない」という声が挙がっています。
PCが古いなど根本的な原因の可能性もありますが、設定などから改善される場合もあるので一度試してみましょう。
無限ミラーリングが発生する
画面共有の際にウインドウを選択すると、上のような無限ミラーリングが発生する事があります。
この表示が発生する原因は、ウインドウ表示にて、既に表示されているウインドウを選択してしまったからです。
ウインドから画面共有をおこなう場合は、自身が今どの画面をミーティングルームで表示させているかを把握しておく必要があります。
必ず、ミーティングルームで表示していないウインドウを選択しましょう。
誤操作により現在のウインドウを選択してしまうことがあるので、Google meet側から修正が入るのを待ちましょう。
ログイン画面が出る
Google meetのトップ画面にアクセスすると、画面共有ボタンを押す前にログイン画面が表示されることがあります。
Google meetでは、1つのアカウントから複数のミーティングルームへログインすることが出来ません。
この表示は「既にログイン状態である」ということなので、プライベートブラウザを利用して再度アクセスすれば改善されます。
カメラや全画面の固定表示がされない
カメラや画面共有がおこなえない場合は、Google meetにアクセスの許可がされていない可能性があります。
・Google meetにアクセス権限を与える(Windows版)
まずは、左下のwindowsマークを選択し、歯車マークの設定を選択しましょう。
Windowsの設定画面が開くので、プライバシーをクリックします。
プライバシーから、左のカメラを選択しましょう。
そして、赤枠で囲われている「このデバイスのカメラへのアクセスはオンになっています」の部分がオフになっていた場合は、下にある変更ボタンを押してオンにしましょう。
そのまま下へスクロールしていき、「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」の項目でもチェックマークをオンに変更しておきましょう。
以上でカメラへのアクセス許可は完了です。
また、MacOSの Catalinaバージョン 10.15 以降のデバイスを使用している場合は、FirefoxもしくはChromeのブラウザで画面を収録の許可をしておく必要があります。
・Macで画面収録を許可する手順
まずは、システム環境を選択し、セキュリティとプライバシーの項目を開きます。
次に、セキュリティとプライバシーの項目から、タブが4つ並んでいるのでプライバシーを選択しましょう。
そして、左側の一覧に画面収録という項目が出てくるのでクリックします。
最後に、使用しているブラウザのGoogle ChromeかFire foxの選択にチェックを入れれば手続完了です。
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