iOS15へのアップデートで、キーボードに郵便番号を入力しても、予測変換に住所が表示されなかったという不具合が発生しています。
住所変換はかなり便利な機能だったことから、一部のユーザーの中では不満の声も報告されています。
郵便番号を入力しても住所変換が出てこない不具合が発生
iOS14までの段階では、iPhoneのキーボードで郵便番号を入力すると、予測変換に住所が表示されていました。
一方でiOS15にアップデートした後から、キーボードで郵便番号を入力しても、予測変換に住所が表示されなくなってしまったという不具合が発生しています。
こちらが原因で住所入力時に全ての住所を入力する必要が出てしまい、一部のユーザーの中では不満の声が上がっています。
不具合の内容
- 郵便番号を入力しても、予測変換に住所が表示されない
- 日付変換(今日、昨日など)に関しては今まで通り利用できる
キーボードで郵便番号を入力しても、数字のみの変換予測
キーボードで郵便番号の7桁の数字を入力した際に、従来では自動的に予測変換欄に住所が表示されていました。
例えば「1600023」と入力すると、予測変換に「東京都新宿区西新宿」が含まれているという状態でした。
一方でiOS15にアップデートしてから7桁の数字を入力しても、予測変換には数字のみしか表示されないという不具合が発生しています。
今日や明日などの日付予測変換は表示される
iPhoneのキーボードでは、住所の予測変換と同様に日付も予測変換が表示される仕組みになっています。
例えば「今日」と入力した場合には「2021年9月26日」、「昨日」と入力した場合には、「2021年9月25日」などの表示が予測変換に出てきます。
こちらの日付変換に関しては、従来同様にiOS15にアップデートした後にも問題なく表示されています。
iOS15で郵便番号から住所変換できなくなった原因
郵便番号から住所が予測変換に表示されなくなったのは、iOS15のアップデートが関連している可能性が高いです。
原因一覧
- iOS15へのアップデートで不具合が発生している
- iOS15へのアップデートでユーザー辞書がリセットされた可能性
また間違えてSimejiなどのキーボードアプリを利用している場合には、アプリの仕様の問題で住所が表示されていない可能性があります。
アップデートで不具合が発生している
iOS15にアップデートしたタイミングで郵便番号から住所変換できなくなった原因として、アップデートの段階で不具合が発生している可能性があります。
現在iOS15では様々な不具合も出ているので、今回の住所変換も不具合の一つの可能性もあります。
その場合には、今後の15.○.○などのアップデートで解消される可能性があります。
アップデートでユーザー辞書がリセットされた可能性がある
住所をユーザー辞書で登録していて、iOS15にアップデートしたタイミングで住所変換ができなくなった場合には、ユーザー辞書がリセットされている可能性があります。
iOS15のアップデートでは、外部アプリから写真アプリへのアクセス許可などがリセットされているケースがありました。
そちらのようにOSをアップデートしたタイミングで、ユーザー辞書に関しても設定内容がリセットされてしまった可能性があります。
Simejiなどで郵便番号を入力している
iOS15のアップデート後に住所変換ができない場合には、iPhoneのデフォルトのキーボードではなく、Simejiなどのキーボードアプリを利用している可能性があります。
こちらのアプリでは、郵便番号を入力しても予測変換に住所が表示されない仕組みになっている可能性があります。
気づかないうちにデフォルトのキーボード以外を利用していることが原因で、住所の予測変換が表示されていない可能性があります。
iOS15で郵便番号から住所変換する方法
iOS15で郵便番号から住所変換を行いたい場合には、まずデフォルトのキーボードで郵便番号の入力ができているか確認しみてください。
またデフォルトのキーボードを利用しているのに変換できないという場合には、キーボードの変換学習をリセットしてみることで利用できるようになる可能性があります。
一方で解消しない場合には、ユーザー辞書やSimejiの定型文機能を利用してみることで、簡単に住所を入力できるようになる可能性があります。
Simejiなどで郵便番号を入力していないか確認する
郵便番号を入力しても住所変換ができない場合には、iPhoneのデフォルトのキーボードを利用しているかを確認してみてください。
もし間違えてSimejiなどで入力を行なっていた場合には、予測変換に住所が表示されない仕組みとなっている可能性があります。
画像のようなキーボードのデザインでない場合には、左下の切り替えアイコンをタップして、デフォルトのキーボードに切り替えてから再度試してみてください。
ユーザー辞書に登録する
iOS15で郵便番号から住所変換ができない場合には、iPhoneのユーザー辞書に住所を登録してみる事をおすすめします。
ユーザー辞書に登録する事で、全ての住所を入力する手間なく住所入力を行う事ができます。
ユーザー辞書への登録方法の手順は、は下記の関連記事に記載しているので、参考にしてみてください。
Spoon(スプーン)の初心者定期とは?おすすめの例文(テンプレ)もご紹介!
キーボードの変換学習をリセットする
iOS15で郵便番号を入力しても、予測変換に住所が表示されない場合には、一度キーボードの変換学習をリセットしてみることもおすすめです。
変換学習をリセットする事で、一度キーボード側で学習した変換結果をリセットし、再度学習し直してくれる可能性があります。
その際に住所変換が表示されなくなった問題も解消する可能性があるので、下記の関連記事を参考に一度リセットを行ってみてください。
Simejiやflickで定型文に住所を追加する
Simejiやflickを利用している場合には、定型文に住所を追加することもおすすめです。
ユーザー辞書とSimejiやflickの変換の両方で住所を保存しておくことで、住所入力のために都度キーボードを切り替える必要がないためです。
以下の関連記事を参考に、Simejiの定型文に住所を追加してみてください。
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