Skype（スカイプ）の履歴復元のやり方と削除したデータの復旧の方法を解説！

多くのビデオ通話アプリやチャットアプリには、チャットログの保存機能やファイルのバックアップと復元機能があります。

Skypeではあまりバックアップやリカバリーの機能について聞きません。この記事では、Skypeの公式に履歴復元機能があるのかと、復元する方法について解説していきます。

Skype公式に履歴復元機能はあるの？

Skype公式では、履歴復元機能はありません。エクスポート機能でチャット履歴などを保存しておくことは可能です。

Skypeの使い方について知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。

⇒Skypeのビデオ通話のやり方と複数人で会議する方法について解説！

履歴の利用期間

Microsoft公式サイト

履歴のエクスポートや確認できる期間は上記の通り。メッセージ、ビデオ、写真は削除されるか、2017年4月に遡るまで利用できます。

また、チャットタイトルは削除されるかユーザーが会話終了するまで確認可能です。

Skypeの履歴復元のやり方

Skypeの履歴を復元する方法を、手動とバックアップ（リカバリー）アプリに分けて解説します。

最新のバージョンに更新

Skypeを最新のバージョンに更新することで同期され、履歴が復元される可能性もあります。

Skypeを更新するには、「公式サイト」にアクセスし「Skype for Windowsをダウンロード」をクリックしてください。

クリックしてダウンロードファイルを開きます。

「Skype」をクリック。

「インストール」をクリックします。

「はじめる」をクリック。

「サインインまたは作成」をクリック。

復元したいデータのあるSkypeアカウントのSkype IDまたは電話番号、メールアドレスを入力して「次へ」をクリックしましょう。

「パスワード」を入力して「サインイン」。これでSkypeのバージョンが更新されました。

手動でバックアップと復元

手動でバックアップする手順について説明します。

なお、バックアップ作業をする前に、Skypeを一旦終了するようにしてください。

バックアップ

バックアップを取るために、まずはフォルダを探します。

最も簡単なのはWindowsキーとRキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「%AppData%\Skype」と入力して「OK」をクリックしてファイル検索すること。

もしこれで見つからないようなら、手動で探すようにします。

手動で探すには、「PC」を開き、検索窓に「Skype」を入力して検索。

Skypeと名の付くフォルダやファイルが表示されます。

このうち、フォルダをクリックしてさらにいくつかのフォルダが表示されるものがSkypeのインストールフォルダである可能性が高いです。

そのフォルダが上記のようなルート下にあれば、インストールフォルダであると言えるでしょう。

Skypeのインストールフォルダを見つけたら、バックアップ先のフォルダを作成してください。

インストールフォルダの中身を選択します。

右クリックして「コピー」を選択。

バックアップ先のフォルダを開きましょう。

バックアップ先のフォルダにカーソルを合わせて右クリックし「貼り付け」を選択すればOKです。

復元

バックアップしたときの元のデータがあった場所をメモしておくか、WindowsキーとRキーを押して表示された「ファイル名を指定して実行」に「%AppData%\Skype」を入力して「OK」をクリックしてファイルを探します。

もしこれで見つからないようなら、手動で探すようにしてください。

「PC」を開き、検索窓に「Skype」を入力して探していきます。

インストールフォルダが見つかったら、クリックして開きましょう。

バックアップフォルダもクリックして開き、フォルダを全部選択して、右クリック「コピー」を選択します。

インストールフォルダにカーソルを合わせ、右クリックして「貼り付け」を選択すればOKです。

iMyFone D-Back Recovery

「iMyFone D-Back Recovery」という無料でも使えるリカバリーアプリがあります。

このアプリを使えば、Skypeの履歴復元はもちろん、iPhoneの連絡先やフォルダを復元することも可能です。

「iMyFone D-Back Recovery」の操作方法の前に導入手順についてまず説明します。

ダウンロードするために「iMyFone D-Back Recovery」にアクセスしてください。

アクセスできたら「Free Download」にカーソルを合わせて、自分の使っているパソコンのOSバージョンをクリックします。

ダウンロードできたら矢印をクリックして「フォルダを開く」をクリック。

ダウンロードできた「iMyFone D-Back Recovery」をダブルクリックします。

「インスト―ル」をクリック。

インストールが完了しました。

「iMyFone D-Back Recovery」アプリに戻り「スタート」をクリックします。

「お試し」をクリック。

「開始」をクリックすればOKです。

デバイスから復元

iMyFone D-Backユーザーズガイド

「iMyFone D-Back Recovery」を起動してiOSデバイスをUSBケーブルで接続してください。

「iOSデバイスから救出」を選び、「開始」をクリック。

救出するデータを選択します。

アイコン右下のチェックが入っている状態が救出対象です。

Skypeアイコンにチェックを入れて「次へ」をクリック。

接続したデバイスが認識されたら「スキャン」をクリックします。

分析が終わると、救出可能なデータが表示されます。

各数字の部分では上記のことが可能です。

①と②でSkypeの救出したいデータや復元したい削除したデータを選択して「救出」をクリックすれば復元できます。

また、救出するデータのファイル形式と保存先を設定して、「救出」をクリックすれば自分のパソコン内にデータをバックアップできます。

iTunesバックアップから復元

iTunesバックアップから救出したい場合は、「iMyFone D-Back Recovery」を起動します。

「iTunesバックアップから救出」を選択し「開始」をクリック。

Skypeアイコンにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

救出元のバックアップを選択し「次へ」をクリック。

アイコンに鍵が付いているデータはパスワードを必要とするものです。

パスワードが必要な場合は入力して「続行」をクリックします。

分析が終わると、救出可能なデータが表示されます。

各数字の部分では上記のことが可能です。

①と②でSkypeの救出したいデータや削除した復元したいデータを選択して「救出」をクリックすれば復元できます。

また、さらにファイルの保存場所やファイルの形式を選択して「救出」を押せばパソコン上にパックアップを取ることも可能です。

iCloudバックアップから救出

iCloud バックアップから救出したい場合は、「iMyFone D-Back Recovery」を起動してください。

「iCloud バックアップから救出」を選択し「開始」をクリック。

Skypeアイコンにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

AppleIDとパスワードを入力してiCloudにサインイン。

救出元のバックアップを選択して「次へ」をクリックします。

分析が終わると、救出可能なデータが表示されます。

各数字の部分では上記のことが可能です。

①と②でSkypeの救出したいデータや、削除した復元したいデータを選んで「救出」をクリックすれば復元できます。

また、そのままパソコン上にこのデータをバックアップすることも可能です。