Twitterの「ブロック」機能は、自身のアカウントと関りを持たせたくないユーザーに対して、ツイートの閲覧やDMの送信をシャットアウトしてくれます。
本記事では、Twitterの「ブロック」機能について徹底的に解説します。
Twitterでブロックされているかどうか確認する方法
自身のTwitterアカウントが、ブロックされているかを確認する場合は、「自身がブロックされているかもしれない相手のアカウントにアクセス」してみましょう。
虫眼鏡マークの「検索」から相手の名前またはIDを入力してサーチ出来ます。
もし、対象のアカウントがあなたをブロックしていた場合「相手のアカウントがあなたをブロックしました」という表示がされて、アカウントの閲覧やDMの送信が出来ない状態になっています。
仮に、他のアカウントをブロックしても、相手に通知はされず、相互フォローは強制的に解除となります。
各種ツールを使う
また、「ひすったー」というツールを導入していれば、リアルタイムでブロックしてきた相手を知ることができます。
「ひすったー」とは、Twitter内での「フォローまたは被フォローの整理・管理」を一括して行えるサービスです。
具体的に「ひすったー」を使えば、以下のような調査が可能です。
ポイント
・自身が他のアカウントをフォローを解除した
・他のアカウントにフォローを解除された
・自身が他のアカウントをフォローした
・他のアカウントからフォローされた
・他のアカウントをブロックした
・以前ブロックしていたアカウントのブロック解除した
・他のアカウントにブロックされた可能性
・ひすったーを利用して・フォロー・フォロワー・ブロック等の変動履歴の確認を行う手順
1.ひっすたーをTwitterと連動させると、上記のようなマイページが表示されます。
2.マイページから赤枠で囲ってある、「フォロー・フォロワー・ブロック等の変動履歴」の「履歴を確認」をタップしましょう。
3.「フォロー・フォロワー・ブロック等の変動履歴」では、ブロックされている数や、フレンドデータ最終更新日時まで確認することが出来ます。
またTwitterでは、「ひすったー」の他にもTwitterで自身のアカウント調査がおこなえるツールは複数あります。
ポイント
・えごったー
・ぶろるっく
・そしてあなたは去っていくのね
ただし「そしてあなたは去っていくのね」については、「リムーブ」として報告されます。
ブロックされているかいないかについては、適宜相手のアカウントへアクセスして確認することが必要です。
Twitterでブロックされた場合、何が起こるのか
自身のTwitterアカウントが、他のユーザーからブロックされた場合は、閲覧やその他機能に変化が起こります。
相手のツイートは一切見られなくなる
当然ですが、ブロックしてきた相手のツイートは閲覧出来無くなります。
また、リツイートやリプライなども表示されない為、ブロックされたアカウントから相手へのコンタクトは不可能になります。
残念ですが、以降ブロックしてきた相手と交流を持つことは諦めざるを得ません。
ただし、別のアカウントを作成すれば、相手のツイートは見られるようになります。
仮にブロックしてきた相手が鍵付きアカウントだった場合は、別のアカウントをフォローしてもらう(相互フォロー)必要があります。
表示はどのように変わるのか?
ブロックされてしまった場合、相手のアカウントにアクセスすると、上の画像のような表示となり、閲覧することが出来ません。
逆を言えば、自分が誰かをブロックした場合も、相手が自身のアカウントにアクセスすれば、ブロックしたことが認知されます。
プロフィールも見られなくなる
あまり知られていませんが、ブロックされた場合、相手のプロフィールも閲覧出来無くなります。
具体的には、相手アカウント情報に対して以下のポイントが確認不可になります。
ポイント
・フォロー数
・フォロワー数
・自己紹介文
・リンク
「パーソナリティーの表出は、全て確認出来無くなる」と覚えておきましょう。
ダイレクトメールが送信出来無くなる
また、ダイレクトメール(DM)も送信出来無くなります。
ただし過去ダイレクトメッセージを交わしていた場合、ログは消去されません。
新規のダイレクトメッセージは送信出来無くなります。
フォロー関係もなくなる
フォローやフォロワー関係にあったアカウント同士であろうと、片方がアカウントのブロックをおこなえば、強制的に相互フォローは解除されてしまいます。
自身がフォローしていただけのアカウントであろうと、以降ブロックされたアカウントへのアクセスは出来なくなります。
「タグ付け」ができなくなる
Twitterにアップする写真には、人の名前をタグ付けできますが、ブロックされている人をタグ付けする事はできません。
上記画像のように、写真とアカウントに紐づけて投稿が出来ません。
相手をフォローできなくなる
自身のアカウントが、相手のアカウントからブロックされてしまった場合、相互フォローが強制解除されて、以降ブロック解除がされるまでは、フォローがおこなえません。
また、相手からフォローされる可能性も低いので、コンタクトを取りたい場合は、別アカウントの作成か、Twitter以外からメッセージを送るしか方法はありません。
これまでもらった「いいね」が全て消滅する
これまでにもらった、ブロックされた相手からの「いいね」は全て消滅します。
もし、自分のツイートに対するいいねの数が減った場合は、他のアカウントから自身のアカウントがブロックされた可能性があります。
その他、細かい変化
自身のアカウントがブロックされた場合、相手のアカウントに紐づけた下記の動作が制限されます。
ポイント
・リストに追加できなくなる
・写真にタグつけができなくなる
・相手の投稿に対し、「いいね」や「リツイート」の操作ができなくなる
・ブックマークできなくなる(既にブックマークしているのであれば、そこから消える)
相手にアカウントをブロックされると、DMやリプなどでコンタクトをとったり、Twitter上での交流はほぼ不可能になります。
Twitterにおける、ブロックとミュートの違いについて
Twitterには「ミュート」という機能が存在し、自身の見たいアカウントを限定することが出来ます。
ブロックのように、Twitter上の交流が無くなるわけでは無く、「ミュート」している事が相手にばれる心配もありません。
ミュートをすると、以下のような状況になります。
・こちらから相手のツイート、プロフィールは確認できる ・相手にこちらのツイートは通知されない ・ミュートされたことは認知できない ・ダイレクトメッセージは送れる
ツイートの表示が相手に届かなくなるだけで「完全に縁切り」というわけではありません。
ブロックにおける、その他注意点
Twitterにおける「ブロック」は、他にも注意しておきたいことがあります。
下記のことを理解しておけば、より快適にTwitterが利用出来るようになります。
ブロックは解除はできる
自身をブロックした側が、ブロックした相手のアカウントを見ると上のような表示され、画面下部「ブロック解除」をしてもらえれば、ブロック関係は解除されます。
ブロックを解除してもらえれば、再びTwitter上での交流が可能になります。
しかし、一度ブロックされてしまった相手から「ブロックを解除」してもらえること自体が非常に稀な事なので、過度な期待は持たないようにしましょう。
自分が誰かをブロックしていた場合でも、ブロックを解除すれば通常の交流が出来るようになります。
相手からこちらのツイートは確認できる
自身が他のアカウントをブロックした場合でも、ブロックしたアカウントのツイートを確認出来ます。
つまりブロックされた相手のことに言及していたのなら、それも筒抜けになります。
もしブロックされた相手から自身のツイートを見られたくないのであれば、鍵付きアカウントにしておきましょう。
また、こちらかも相手をブロックして、「相互ブロック」にする方法もあります。
ブロックを解除した後、自動フォローは機能しない
フォロー関係があったのちにブロックし、その後でブロックを解除した場合は注意が必要です。
一度ブロックをしてしまうとブロックを解除しても、自動的にフォロー関係は回復されません。
新たにもう一度、フォローする必要があります。
お互いが鍵付きアカウント状態だと、Twitter上での関係修復は困難です
自分が相手をブロックした場合、バレてしまうのか?
あなたが他のユーザーをブロックした場合、ブロックした相手からは「ブロックされている」事がバレてしまいます。
相手があなたのアカウントを閲覧しようとすれば、相手にはあなたからブロックされている状態である事が表示されます。
Twitterでブロックを行うのであれば、相手にブロックしている事が表示されるのを覚悟して行いましょう。
Twitterでブロックされていても、相手のツイートを見る裏技について
ただし、ブロックされていても、相手のツイートを見る裏技はいくつかあります。
どうしても相手のツイートを確認したければ、以下のような方法が有効です。
ただし、相手が鍵付きアカウントであった場合、いずれの方法でもツイートは確認できません。
あくまでツイート自体を開放している場合にのみ使える裏技です。
別のアカウントを使う
ブロックされたアカウント以外のアカウントを使えば、簡単に相手のアカウントを見る事が可能です。
Twitterでのブロックは画像のとおり、あくまでアカウントに対しておこなわれます。
端末からのアクセスを制限しているわけではありません。
従って、ブロックされたアカウント以外のアカウントからなら、ツイートを確認できます。
もちろん、リツイートやリプライを送ることも可能です。
また、フォローしてもらえたのであれば、ダイレクトメッセージも送信できます。
ただし注意したいのは、頻繁にアカウントへアクセスしていると、相手にバレてしまうことがあるので注意が必要です。
アクセス回数が多いと、相手の画面で、こちらのアカウントが「おすすめユーザー」としてサジェストされます。
アクセス頻度を落とすか、「誰だか全くわからない」ようなアカウント設定にしておくことが重要です。
PCのブラウザから閲覧する
ブラウザから、見たいTwitterのユーザー名を検索すれば、相手のアカウントを確認出来ます。
画像のように検索すれば、トップに相手のTwitterが表示されます。
隠すべきところが多いのでわかりづらいですが、右上にTwitterとの表記が出ていれば、それは相手のTwitterアカウントです。
ただし、他の検索ワードと被っていたりして、検索の上位表示がされないアカウントだと、うまくアクセス出来無い場合があります。
また、この方法はパソコンからアクセスする必要があります。
スマホでTwitterをPCビューするという方法もありますが、不安定であるケースが多いため、あまりおすすめしません。
ログアウトする
ログアウトした状態で、相手のアカウントを開けば、ブロックされたTwitterアカウントを確認出来ます。
ログアウトは、「画面左メニュー→もっと見る」からできます。
ただしログアウトしている状態では、リツイートやリプライはできません。
もちろんダイレクトメッセージの送信も不可能です。
また、iPhoneやスマートフォンを使う場合、この方法が使えない場合があります。
なぜなら、ログアウトしている状態でTwitterにアクセスすると、ログイン画面に飛ばされることが多いからです。
特にiPhoneの場合、ほぼ確実にログイン画面へ飛ばされてしまいます。
ログイン画面が表示された場合は、ログインを完了しないとツイートを確認することはできません。
また、Twitterをアプリとしてインストールしている場合、基本的には自動的にログイン画面へ飛ばされるようになっています。
ログアウトしている状態で相手のツイートを確認したいときは、基本的にはパソコンが必要であると考えてください。
パソコンからアクセスすれば、検索結果から相手のアカウントを見る事が可能です。
ブロックされにくいアカウントを作るには
Twitterアカウントをブロックされてしまう原因は、プライベートの事情を除け、自身のツイート内容やTwitterの利用方法に問題がある場合が多いです。
アカウントをブロックされてしまう理由としては、以下の原因が考えられます。
ポイント
1.ネガティブな発言や、暴言をツイートしている
2.趣味や、アカウントの方向性が全く違う
3.ユーザー同士の仲が悪い
4.プライベートの繋がりを避けられている
3.4の事情に関しては、Twitter上では解決しない可能性が高く、直接会って話し合うなどの処置が必要です。
しかし、「1.ネガティブな発言や、暴言をツイートしている」は自身の利用方法を改善するだけで、ブロックされにくいアカウントになります。
自身のSNSは、何を発言しても自己責任です。
特にTwitterは「独り言をつぶやける場所」なので、ネガティブツイートや愚痴などを書いてしまうユーザーも多くいます。
しかし、フォロワーからすれば、ネガティブツイートばかりを発信しているアカウントなど、見たいはずがありません。
フォロワーの事情や、ブロックされてもなんとも思わないのであれば、好きなものを発信すれば良いです。
ですが、フォロワーを減らしたくない方やブロックされたくないのであれば、自身のツイートを見ている人にも配慮したツイートをするべきです。
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