Zoomでは、共有画面にコメントをつけながらミーティングをおこなえます。
この記事では、Zoomのコメント機能で出来る事や、コメントをつける方法を解説していきます。
Contents
Zoomで共有画面にコメントをつける
Zoomでは、ミーティング参加者と画面を共有しながら会議をおこなえます。
実際に会議をおこなう際、ホワイトボードを使って分かりやすくプレゼンしたり、参加者に資料を配布して情報を共有する場面が多くあります。
上記のようなシチュエーションでも、Zoomの共有画面を使えばオンライン上で全て完結します。
そして、参加者全員は共有画面に「コメント」を残す事が可能です。
コメントというと文章を残すというイメージがありますが、Zoomのコメント機能では共有画面に様々な加工を施すことが出来ます。
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コメント機能は共有画面のみで使用できる
画面の加工や書き込みなどが出来る「コメント機能」ですが、Zoom内で使えるシーンは画面を共有した時のみに限られます。
ミーティングチャットや個人チャットでは、コメント機能が無いため画像の加工や書き込みは出来ません。
チャットを使用する際は、「チャット機能」を有効にしておく必要があります。
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ファイルからも画面共有が可能
コメント機能が使える画面共有は、現在開いているウインドウ以外にも「Drop Box」や「Google Drive」から共有が出来ます。
ミーティングで共有したい資料を予めファイルに保存しておけば、会議室を使う事なく参加者とオンライン上で資料やデータ共有、またその場で書き込みや加工も可能です。
資料が手元にない場合でも、PCからデータを受信してファイルに保存しておけば、簡単にデータ共有が可能です。
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Zoomのコメント機能で出来る事
Zoomのコメント機能は、「ホワイトボード」の役割を果たしており、資料などの説明に多く使われています。
「保存」や「マウス機能」といった基本的な動作含め、12種類もの機能が搭載されています。
ビジネスシーンでは、会議やプレゼンで非常によく使われているツールです。
選択
「選択」は、ペイントツールのような役割の機能です。
ホワイトボードに書き込む手間が無いので、強調したい部分などを参加者に分かりやすく簡単に説明する際に便利です。
使用する画像の範囲をピックアップして、コピぺや図の移動などもおこなえます。
テキスト
テキストは、共有画像に文章を書きこむ機能です。
共有資料へ事前に入力しておかなくても、好きなタイミングで任意の文章を追加しながらミーティングがおこなえます。
書き込んだテキストは「消しゴム」などを使っていつでも削除可能です。
絵を描く
共有している画像には、テキスト以外にも「絵を描く」事が出来ます。
マウスでの入力なので複雑な絵は難しいですが、簡単な線やマーキングといった作業が可能です。
絵を描くと言っても基本的には「線を引く」くらいの作業に向いています。
少し正確にマークしたい場合は「ペンタブレット」等を使って作成するのが望ましいです。
また、絵を描く機能には、図形の挿入機能も含まれていて「矢印」「ひし形」「四角形」「丸形」など、大きさや形も自由に変えることが出来ます。
図形の挿入や、四角で枠を作る等の作業はこちらから行いましょう。
スタンプ
スタンプ機能で使えるスタンプは、現在6種類で「矢印」「チェックマーク」「バツ印」「星形」「ハート形」「クエスチョンマーク」です。
画面でタップすれば、小さいスタンプを共有画面内に張り付け出来ます。
スタンプは「絵を描く」のように、上記マークの大きさや形を自由に変える事は出来ません。
スポットライト
スポットライトは、共有画面をホワイトボードやスクリーンに見立てて、強調したい部分をピックアップする際に便利です。
会議やミーティングで使われる「レーザーポインター」と同じ役割で、マウスで自由に移動が出来ます。
また、同項目の「矢印」ボタンを押せば、自身の名前が入った矢印スタンプを挿入できます。
複数人でミーティングをおこなう際など、名前入りのスタンプがあると非常に便利です。
フォーマット
フォーマットは文字の色やテキストの色、文字のサイズやフォントの種類を設定出来ます。
色分けをすることで、より強調したい部分や、それぞれの参加者が書き込んだテキストを見分けやすくなります。
また、フォント変更で字体を変更する事も可能なので、共有した画像の内容に字体に合わせられます。
「絵を描く」や「テキスト」で多く使われる機能で、特に共有画像への書き込み時に相性の良い機能です。
元に戻す
「元に戻す」機能は、Windowsのショートカットキーである「Ctrl+Z」キーと同様の役割を果たします。
書き込んだテキストや、貼り付けたスタンプを戻すことが出来るので、作業の巻き戻しに便利です。
上の画像では、緑の丸印を打ち込んでいますが「元に戻す」を押せば、一つ前の作業に巻き戻されます。
テキストやスタンプなどを「消しゴム」を使う事で消すことも出来ますが、一つ前の作業に戻る「元に戻す」の方が便利な場合もあるので、上手く使い分けましょう。
消去
「消去」の項目には3種類の消去法があります。
ポイント
・すべてのドローイングを消去
書き込まれた全てのコメントが消去されます。
・マイドローイングを消去
、自身が書き込んだコメントのみが消去されます。
・ビューアーを消去
展開しているソフトやブラウザが消去されます。
ミーティング終了時など、画面をリセットしたい場合等に使用されます。
少し消去した場合は「消しゴム」、一つ前の作業を順番に消したい場合は「元に戻す」、大きく消したい場合は消去と使い分けると作業がスムーズです。
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Zoomで共有画面にコメントをつける手順
Zoomの共有画面で、コメントをつける手順を解説していきます。
共有画面のコメント機能を使いこなせるようになると、プレゼンや資料説明などの効率が大きく上がるので、ぜひ活用してください。
まず、ミーティングルームを開催したら、上の画像にある「画面共有」を選択しましょう。
次に、共有したい画像をウインドウで開くか、ファイルから選択しましょう。
すると、メニューバーが現れるので「コメントをつける」を選択してください。
「コメントをつける」を選択すると、コメント機能の一覧が表示されるので、好きな項目から共有画像の加工を行いましょう。
無料版のZoomでは、ミーティングルームの使用時間は1回に40分までと決められています。
時間を過ぎると強制的に退出させられてしまうので注意しましょう。
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