Amazonは通常の通販に加え、様々なサービスを展開しています。
この記事では、そうしたAmazonの展開するサービス「フレッシュ」「パントリー」の違いについて解説。
Contents
Amazonパントリーとフレッシュの違いまとめ
Amazonのサービスを見ていくと、「パントリー」や「フレッシュ」というサービスがあることが分かります。
項目/サービス種類 | Amazonパントリー | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | 通常会員 | プライム会員 | フレッシュ会員 |
会費 | 無料 | 月額税込500円(年会費(1年まとめ払い):税込4900円:ひと月408円) | 月額500円(税込) |
最低注文金額 | なし | 4,000円 | 4,000円 |
送料 | 指定の段ボール1箱390円 | 390円(10,000円以上無料) | 無料 |
商品の割引とセール・クーポン | 〇 | 〇 | 〇 |
通常のAmazonと比較した価格 | 安い | 同額、ほぼ同じであることが多い | 同額、ほぼ同じであることが多い |
送料割引 | 〇 | △ | ◎ |
商品の種類 | 非常に多い | 多い | 多い |
取り扱い商品 | 生鮮食品以外の食品・日用品など | パントリー+生鮮食品 | パントリー+生鮮食品 |
配送エリア | 一部を除く日本全域 | 東京都、神奈川、千葉の一部エリア | 東京都、神奈川、千葉の一部エリア |
配送時間 | 2~4日 | 最短4時間で配送 | 最短4時間で配送 |
Amazonパントリー
Amazonパントリーは規定の段ボール箱に、好きに商品を詰めて配送してもらえるサービスです。
段ボール1箱(サイズ:52cm × 28cm × 36cm)あたり390円の配送料が発生します。
パントリーに向く注文・ユーザーは下の通り。
- 欲しい物を少しずつ頼みたい
- 嵩張らない物を頼みたい
- なるべく安く頼みたい
Amazonパントリーとフレッシュは、以前はプライム会員のサービスのうちのひとつという共通点がありました。
しかし、Amazonパントリーは通常会員であっても利用できるサービスに変更されたため、プライム会員でなくても利用することができるように。
ココがポイント
パントリーは嵩張らない商品を少数ずつ購入したいときに役立つサービスです。
通常のAmazonやフレッシュより安いことが多いため、なるべく安く購入したいという方にもおすすめ。
Amazonフレッシュ
Amazonフレッシュは、生鮮食品に加え、各種食品・日用品を扱うネットスーパーのこと。
このサービスはプライム会員またはフレッシュ会員であれば利用することができます。
- 配送エリアに在住
- ネットスーパーを探している
- プライム会員またはフレッシュ会員になるつもりがある
- 配送時間に家にいられる
- 早く商品を受け取りたい
- 生鮮食品が欲しい
配送まで最短4時間と非常に早く、フレッシュ会員なら送料無料なため、ネットスーパーを探しているという方におすすめです。
ただし、東京都、神奈川、千葉の一部エリアにしか配送してくれないことに注意してください。
配送エリアについては「Amazonパントリー、フレッシュの配達エリアの違い」で詳しく解説しています。
ココに注意
フレッシュはパントリーと比較すると価格が高めに設定されていることがほとんど。
なるべく安くしたいなら、(段ボールに収まる量で生鮮食品でないとき)パントリーを利用した方が良いでしょう。
Amazonパントリー、フレッシュの利用料金
以前はプライム会員でないとパントリーは利用できませんでした。
しかし、現在ではパントリーはプライム会員でなくても利用することができます。
それに対して、Amazonフレッシュはプライム会員もしくはフレッシュ会員でなくては利用できません。
項目/サービス種類 | Amazonパントリー | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | 通常会員 | パントリー会員 | フレッシュ会員 |
会費 | 無料 | 月額税込500円(年会費:税込4900円:月408円) | 月額500円(税込) |
つまり、パントリー、プライム会員の利用料金(会員料金)は上の表のように言えます。
ココがポイント
どちらの会員になるにしろ、Amazonフレッシュは有料会員でなくては利用できないということになります。
プライム会員とフレッシュ会員
Amazonフレッシュを利用できるユーザーは、プライム会員とフレッシュ会員の2種類。
Amazonプライムでフレッシュを利用する際は下記の条件になります。
- 最低注文金額4,000円
- 送料は1回の注文で390円
- 10,000円以上送料無料
Amazonフレッシュ会員の場合は下記のような条件に。
- 月会費500円
- 最低注文金額4,000円
- 配送料無料
項目/サービス種類 | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | プライム会員 | フレッシュ会員 |
会費 | 月額税込500円(年会費:税込4900円:月408円) | 月額500円(税込) |
最低注文金額 | 4,000円 | 4,000円 |
送料 | 390円(10,000円以上無料) | 無料 |
この表から、4,000円~9,999円の買い物を月に2回以上行う場合は、フレッシュ会員の方がお得だと言えます。
ただし、月2回以上利用するユーザーであっても、1万円以上頼むならフレッシュ会員にならない方がお得に。
ココに注意
プライムとフレッシュ会員両方になると、月1,000円近い会員費がかかることに。
フレッシュ会員だけ利用することもできるので、もしAmazonのネットスーパーだけを使いたいならそちらだけ登録すると良いでしょう。
Amazonパントリー、フレッシュの取り扱い商品の違い
Amazonパントリーとフレッシュで取り扱う商品ジャンルの違いは、下記の通りです。
パントリー:生鮮食品以外の食品・日用品など
フレッシュ:パントリー+生鮮食品
このように、パントリーでは生鮮食品の取り扱いがありません。
ただし、取り扱っている商品の種類についてはパントリーの方が多くなっています。
Amazonパントリー、フレッシュの割引の違い
Amazonパントリーとフレッシュにはそれぞれ割引があります。
項目/サービス種類 | パントリー | フレッシュ |
商品割引 | 〇 | 〇 |
送料割引 | 〇 | △ |
セール・クーポン | 〇 | 〇 |
Amazonパントリーの商品は割引されていることが多いです。
また、セールの実施やクーポンの発行も良くあります。
さらに、該当商品を規定の数以上買うことで、送料が実質無料になったり、非常に安くなったりする機会が多くなっています。
Amazonフレッシュも商品割引やセール・クーポンでお安くなるチャンスが。
ただし、パントリーより割高な賞品も多い印象を受けます。
項目/サービス種類 | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | プライム会員 | フレッシュ会員 |
最低注文金額 | 4,000円 | 4,000円 |
送料 | 390円(10,000円以上無料) | 無料 |
Amazonフレッシュの送料は上の表の通りです。
プライム会員であれば10,000円以上、フレッシュ会員であればいつでも送料無料となるため、条件さえ満たせば送料は安くなると言えるでしょう。
Amazonパントリー、フレッシュの商品価格の違い
Amazon通常価格とパントリー、フレッシュの価格の違いについて紹介します。
今回は「ガルシア エクストラバージンオリーブオイル 1000ml ペット 」を例として考えていきますね。
上の画像はAmazonの通常価格です。
こちらはAmazonフレッシュの価格。
こちらはパントリーです。
このように、通常とフレッシュは845円と同額、パントリーは45円ほど安くなっており800円となっています。
項目/サービス種類 | パントリー | フレッシュ |
Amazon(通常)と比較した商品価格 | 安い | 同額、ほぼ同じであることが多い |
このことから、Amazonの通常価格と比較して、上の表に言うことができます。
Amazonパントリー、フレッシュの配達エリアの違い
パントリーとフレッシュの配送地域には、下の表の通り大きな差があることに注意してください。
項目/サービス種類 | パントリー | フレッシュ |
配送可能エリア | 一部を除く日本全域 | 東京都、神奈川、千葉の一部エリア |
パントリーは下記のエリアの一部(離島)以外であれば配送を受け付けています。
- 北海道
- 東京都
- 島根
- 長崎
- 熊本
- 鹿児島
- 沖縄全域
パントリーの配送不可エリアについて、さらに詳しく知りたい場合はこちらを参考に。
それに対してAmazonフレッシュは東京都、神奈川県、千葉県の一部エリアしか対応していません。
Amazonパントリー、フレッシュの配達時間の違い
Amazonパントリー、フレッシュの配送にかかる時間は下記の通り。
項目/サービス種類 | パントリー | フレッシュ |
配送時間 | 2~4日 | 最短4時間で配送 |
パントリーは2日~4日程度(地域によってはもっとかかる可能性も)受け取りに必要なのに対し、フレッシュは最短4時間で配送されます。
そのため、エリアによっては午前中に頼んで、その日の午後に受けとることも可能です。
ココがポイント
よりフレッシュの方がスピーディーに商品を受け取ることができます。
そのため、ある商品をどうしても早く欲しいというときにフレッシュを利用するのも良いかもしれません。
Amazonパントリー、フレッシュにおける送料の違い
Amazonパントリーとフレッシュの送料の違いを下の表にまとめてみました。
項目/サービス種類 | Amazonパントリー | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | 通常会員 | パントリー会員 | フレッシュ会員 |
料金 | 無料 | 月税込500円(年会費:税込4900円:月408円) | 月500円(税込) |
送料 | 段ボール1箱390円 | 1注文390円(10,000円以上無料) | 無料 |
Amazonパントリーは通常会員であっても利用できるように。
送料は変わらず段ボール1箱あたり390円。
1箱で390円の送料がかかるため、大量に物を頼むのには向きません。
ただし、条件を満たせば、実質送料無料になるキャンペーンを実施していることが多いです。
こうしたキャンペーンを利用すれば、実質パントリーの送料は無料だと言えそうですね。
なお、パントリーを利用する際の各種配送オプションの利用料金は上の通り。
それに対してAmazonフレッシュは、1回あたりの注文で送料が決まります。
項目/サービス種類 | Amazonフレッシュ | |
会員種類 | プライム会員 | フレッシュ会員 |
送料 | 390円(10,000円以上無料) | 無料 |
表にまとめると上のように。
1回あたりの注文につきこの送料なので、大量に購入してもこれだけしかかかりません。
Amazonパントリー、フレッシュに登録する際の注意点
Amazonパントリー、フレッシュに登録する前にいくつか注意することがあります。
パントリーは嵩張る物、大量の注文に向かない
パントリーにおける規定の段ボールサイズは52cm × 28cm × 36cmの大きさ(容量または14kg超過で1箱)。
かなり大きなサイズに思えますが、嵩張るものを入れるとすぐに100%になってしまいます。
例えば、2L3本のペットボトル飲料は、これだけで43.5%にもなってしまいます。
このように、パントリーは大きな物、嵩張る物の購入には向かないのです。
また、大量に購入するのにも向きません。
というのも、段ボール1箱あたり390円の送料がかかることになるため、例えば段ボール10箱分になれば(割引のことを考えないと)、3,900円もの送料が発生することになるからです。
パントリーは段ボールいっぱいではない
パントリーは上のスキマまでびっしり商品が詰まってくるわけではありません。
100%という表示から、限度いっぱいまで詰め込まれてくるという印象ですが、それは異なるのです。
プライム、フレッシュ両方に登録すると大きな出費に
Amazonフレッシュを利用するとき、プライム会員よりフレッシュ会員の方がお得です。
しかし、プライム会員であるのに加えてフレッシュ会員になってしまうと、両方の会員費がかかってしまうことに。
月会員ならふたつ併せるとひと月1,000円(税込)もの出費になってしまいます。
ココがポイント
プライムの特典を使っておらず、フレッシュだけ頻繁に利用していくつもりなら「プライム会員」は辞めて「フレッシュ会員」になることをおすすめします。
ライム会員のままでいたいけれど、フレッシュもお得に使いたいという方は、フレッシュ会員にならず1注文あたり10,000円以上頼むようにすると良いでしょう。
送料が無料になります。
フレッシュは配送エリアが限られる
「Amazonパントリー、フレッシュの配達エリアの違い」でも書いたように、フレッシュは配送エリアが東京都、神奈川、千葉の一部地域だけです。
これらに含まれている地域に在住の方は、フレッシュの利用を検討することができます。
しかし、該当のエリア在住の方以外だと利用することすらできないのです。
ココに注意
該当エリア在住でない場合は、フレッシュ会員に間違えて登録しないようにしましょう。
再配達はない
Amazonフレッシュは再配達をしていません。
指定したお届け時間帯に不在の場合、商品は持ち帰られ、注文代金は返金されます。
宅配ボックス、置き配指定もありません。
そのため、残業やいきなり仕事が入る業種の方は、Amazonフレッシュをうまく活用できない可能性が高いです。
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