新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が可能となりました。
今回の記事では3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種についてや、ワクチン接種券がいつ届くのか、届かない場合などについてご紹介していきます。
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が決定
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が決定となりました。
対象者は2回目のワクチン接種を受けた18歳以上の方で、2022年9月末までの間に接種を受ける事が可能です。
また3回目の接種では、2回目の接種を受けて一定期間が経過した方に向けて、市区町村からワクチン接種券が発送される仕組みになっています。
接種を受けられる時期
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける事ができる時期としては、2021年12月1日〜2022年9月30日までとなっています。
一方でこちらは2022年1月時点での接種可能時期なので、今後の予約状況によっては時期が変動する可能性があります。
対象者
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種の対象者は、以下の条件を満たした方です。
対象者
- 日本で初回接種(1回目と2回目の接種)又は初回接種に相当する接種がを受けた方
- 2回目の接種を行ってから、一定期間が経過した方
- 18歳以上の方
一定期間に関しては、年齢や職業、接種時期によって異なります。
対象者 | 3回目接種時期 | ||
2022年1月 | 2022年2月 | 2022年3月以降 | |
医療従事者等や高年齢施設などの入所者 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
上記以外の65以上の方 | 8ヶ月 | 7ヶ月 | 6ヶ月 |
64歳以下 | 8ヶ月 | 8ヶ月 | 7ヶ月 |
例えば2022年1月に3回目の接種を受ける医療従事者ではない50歳の方の場合には、初回接種(1回目・2回目接種)から8ヶ月経過している事が接種の条件となります。
自身の状況やワクチン接種状況に応じて、3回目のワクチン接種可能時期を確認してください。
発送される順番の年齢や地域
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券が優先的に発送される順番としては、地域によって異なりますが以下に該当する方が優先される傾向にあります。
優先者
- 医療従事者、高齢者施設入所者・従事者等
- 60歳以上の方
- 市の独自優先接種に該当する方
また2回目のワクチン摂取が早かった方に関しても、ワクチン接種券が早めに発送されるケースがあります。
一方で地域によっては60歳未満の方に関しては、申請しないとワクチン接種券が発送されないケースもあるようです。
2回目の接種を受けて8ヶ月経過しているにも関わらずワクチン接種券が届かない場合には、この後ご紹介する「新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種券が届かない場合」を確認して、接種券の発送申請を行ってください。
特に接種をおすすめする方
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を特におすすめする方の特徴としては、以下で定義されています。
- 高齢者、基礎疾患を有する方などの「重症化リスクが高い方」
- 重症化リスクが高い方の関係者・介助者(介護従事者など)などの「重症化リスクが高い方との接触が多い方」
- 医療従事者などの「職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い方」
自身が上記に該当する場合には、できるだけ早いタイミングでワクチンの接種をできるように調整を行うことをおすすめします。
接種ワクチン
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種で接種するワクチンは、1回目、2回目で接種したワクチンに関わらずモデルナもしくはファイザーです。
モデルナを接種する場合には、初回接種の半分の量を接種することになります。
接種をすることができる場所
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種をする事ができる場所は、お住まいの市区町村によって変動します。
1回目と2回目同様に区が会場を設置する集団接種と、区内指定医療機関での個別接種で接種を行う事ができます。
それぞれの予約に関しては、3回目のワクチン接種券で予約方法が記載されているので、希望の接種方法を選んでください。
また医療従事者などの場合には、勤務先の医療機関で受ける事ができる可能性があるので、一度確認を行ってみてください。
無料で接種する事ができる
3回目の新型コロナウイルスのワクチンは、公費で支払われます。
そのため1回目2回目同様に、無料で接種を受ける事ができます。
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種券はいつ届くのか
ここからは3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券はいつ届くのかについてご紹介していきます。
2回目の接種から6〜8ヶ月後
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種は、2回目のワクチン接種後から6〜8ヶ月後に受ける事ができます。
ご自身の年齢や職業などによって接種可能時期は変動するので、当記事の「対象者」の項目を参考にしてみてください。
2回目の接種後に住民票を移動した場合などは申請が必要
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券は、日本国内で2回目のワクチン接種を受けた市区町村に住民票がある方に向けて発送されます。
そのため2回目のワクチン接種後に住民票を移動した場合や、海外で2回ワクチンを接種した場合などには、3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券の発行の申請を行う必要があります。
新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種券が届かない場合
ここからは3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券が届かない場合についてご紹介していきます。
厚生労働省のHPから接種券発行申請を行う
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種券が届かない場合には、厚生労働省のHPから接種券発行申請を行う事ができます。
手順としては厚生労働省のHPにアクセスして、住民票の市町村の下にある都道府県選択をタップします。
こちらでお住まいの都道府県を選択してください。
都道府県を選択した後に、市町村選択をタップします。
こちらからお住まいの市町村を選択してください。
発行可能な市町村の場合であれば、個人情報や接種状況の入力画面が表示されます。
こちらで全ての項目を入力し、利用規約とプライバシーポリシーに同意するにチェックを入れます。
入力内容の確認をタップしてください。
下にスクロールしながら入力内容に間違いがないことを確認したら、申請するをタップして完了です。
注意ポイント
厚生労働省のHPでは、3回目のワクチン接種券を申請する事ができない市区町村も存在します。
お住まいの市区町村のHPから接種券発行申請を行う
厚生労働省のHPから3回目のワクチン接種券を申請する事ができない市区町村の場合には、お住まいの市区町村のHPから接種券の発行申請を行う事ができるケースがあります。
申請方法は住んでいる市区町村によって異なるので、役所のHPを確認して申請を行ってください。
接種のためには接種券が必要なので必ず確認する
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるためには、接種券が必要になります。
そのため3回目のワクチンを接種したい場合には、接種券の申請を必ず事前に行ってください。
また申請から接種券の発行には時間がかかる可能性があるので、余裕を持って申請を行うことをおすすめします。
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