Zoomでは資料やファイルなどを利用して、ミーティングに参加している人に画面共有することができます。そんな便利なZoomの画面共有について詳しく解説していきます。
Contents
Zoomで画面共有する方法
まず、Zoomで画面共有するために、「新規ミーティング」をクリックします。
ミーティングが始まったら、下メニューより、「画面を共有」をクリック。
共有したい画面の一覧が表示されるので、どれかをクリックしてください。
ZOOMの画面固定に関しては下記の記事をご覧下さい。
コンピュータの音声・全画面ビデオクリップ
共有したい画面をクリックした後、以下の内容にチェックを入れるか、入れないか判断してください。
- コンピューターの音声を共有:YouTubeや音声があるものを共有する場合に、その音声まで共有するか、しないか
- 全画面ビデオクリップ用に最適化:ビデオクリップを全画面で共有するか、しないか
最後に右下にある「共有」をクリックすると画面共有の完了です。
画面共有中に利用できる機能
画面を共有している間は上の画面のように様々なツールを利用することが可能です。
- ミュート:自分の音声のオン/オフ
- ビデオの停止:自分のカメラのオン/オフ
- 参加者の管理:ミーティングに参加している人の確認・管理
- 新しい共有:共有画面の切り替え
- 共有の停止:画面共有を一時的に停止
- コメントを付ける:画面共有の内容に、書き込みやテキスト入力ができる(後ほどさらに詳しく)
- 詳細:その他の設定(後ほどさらに詳しく)
画面共有中に利用できるツールで、「詳細」をクリックすると以下のような内容の設定などを行うことが可能です。
その他のツール
- チャット:ミーティングしている人とチャット
- 招待:他の人をミーティングに呼ぶ
- レコーディング:ミーティング内容を保存
- 参加者の注釈を無効にする:参加者が画面共有に書き込みなどを行えないようにする
- 注釈者の名前を表示:画面共有に書き込む人の名前を表示する
- ビデオパネルの表示:自分を映す画面を表示もしくは非表示にする
- フローティングミーティングコントロールを表示:画面共有中のツールボタンを非表示もしくは表示にする
- コンピューターの音声を共有:画面共有内の音声を共有するか、しないか
- フルスクリーンビデオクリップのための共有を最適化:ビデオクリップを全画面で共有するか、しないか
- ミーティング終了:ミーティングを終わる
注釈ツール(共有画面に書き込み可能)
Zoomで画面共有を行い、ツールバーから「コメントを付け」をクリックすると注釈ツールがたくさん表示されます。
- マウス:
- 選択:
- テキスト
- 絵を描く
- スタンプを押す
- スポットライト
- 消しゴム
- フォーマット:フォーマット変更
- 元に戻す/やり直し
- 消去
- 保存:保存をクリックすると注釈した画面のスクリーンショットができる
別画面に切り替える方法
Zoomで画面共有している画面を変更したい場合は、上のツールバーから「新しい共有」をクリックします。
そうすると、共有したい画面を選択することができるので、選択後、右下にある「共有」をクリックしましょう。
共有停止
画面共有を終了したい場合は上のツールバーにある「共有の停止」をクリックするだけです。
ファイルの共有
Zoomの画面共有機能は(ブラウザ)などを共有する以外にもファイルなども共有することが可能です。
まず、「新規ミーティング」をクリック。
下のメニューから「画面を共有」をクリック。
画面共有を選択する画面、上部にあるメニュー「ファイル」をクリック。
共有したいファイルがあるクラウドサービスをクリックしてください。
今回はGoogle Driveを選びました。
Google Driveを選ぶとZoomと連携するための画面が表示されるので、指示に従い「Connect」をクリック。
次に、お互いのアカウントを繋ぐために「認可」をクリック。
Googleアカウントが表示されるので、Zoomと連携したいアカウントをクリック。
Zoomへの権限について上のような画面が表示されるので「許可」をクリック。
再度、「許可」をクリック。
連携完了後、上の画面のようにGoogle Drive内にあるファイルが表示されるので、画面共有したいファイルをクリック。
最後に、「Share Screen」をクリック。
これで、ファイルの画面共有は完了です。
ホワイトボードも利用できる
Zoomでは、ホワイトボードといって、白い画面を共有することも可能です。
まず、Zoomの「新規ミーティング」をクリック。
下のメニューから「画面を共有」をタップ。
画面共有したい画面が表示されるので、その中から「ホワイトボード」をクリックして、右下の「共有」をクリック。
これで、ホワイトボードの画面共有が完了します。
リモート制御のリクエスト
画面共有は基本的に画面共有している人に操作権限がありますが、画面共有中に「オプションを表示」⇒「リモート制御のリクエスト」をクリックすると、画面共有の操作権限を画面共有者に依頼することが可能です。
リモート制御のリクエストをクリックするとリクエスト画面が表示されるので、「リクエスト」をクリック。
画面共有している人は、上の画面のように参加者から「リクエストが来ています」という通知が表示されるので、画面共有で操作をしても大丈夫という場合には「承認」をクリックしましょう。
他の人には操作を許可しないという場合には「辞退」をクリックしましょう。
PC同士の通話でなければ、リモート制御のリクエストは行えません。
また、参加者しかリモート制御リクエストは行えません。
複数の参加者が同時に画面共有する方法
画面共有は1人だけができるわけではなく、複数人でも行うことも可能です。
まず、「新規ミーティング」をクリック。
画面を共有の右側にある「△」をクリックした後「複数の参加者が同時に共有可能」にチェックを入れます。
そうすることで、ミーティングに参加している人も画面共有ができるようになります。
左右分割する方法(デュアルモニター)
画面共有をしているときは、基本的に共有している画面のみ表示されるのですが、左右表示モードにすることで、画面共有と参加者の画面2つの表示を行うことができます。
左右表示モードを設定する場合は画面共有されている、上部にある「オプションを表示」⇒「左右表示モード」の順でクリックしてください。
そうすると、上の画面のように、左は画面共有の表示、右は参加者の画面(ビデオ)表示になっていることが確認できます。
左右表示モードはミーティング参加者のみ設定が可能です。
パソコンのファイルを開いても共有する画面が引き継がれる方法
Zoomで画面共有をしていて、パソコンにあるファイル(写真や動画など)を開いた際に、そのファイルは画面共有されない(切り替わらない)ということが起きます。
そのような場合には、まず通話中の下メニューより「画面共有」をクリックします。
次に共有したい画面を選び「全画面ビデオ クリップ用に最適化」にチェックを入れて「共有」をクリックしてください。
そうすることで、パソコンの全体の画面が画面共有用に固定され、固定された画面で開くファイルは全て画面共有することが可能になります。
ちなみに、ファイルを開く際に音も一緒に流したい場合は「コンピューターの音声を共有」のチェックも入れてください。
「全画面ビデオ クリップ用に最適化」はパソコンの画面全てを共有してしまうので、見られたくないものまで共有されてしまう危険性があります。
画面共有できない場合の原因と対処法
ミーティングに参加出来ないエラーに関しては下記で解説しています。
【エラー発生】Zoom Cloud Meetingsで招待URLから参加出来ない!原因と対処法
Zoomのソフト・アプリが最新のものになっていない
正常に画面共有ができないという場合にはZoomのソフトやアプリが最新のものになっていない可能性があります。
例えば、古いバージョンのZoomの画面共有機能にバグがあり、その古いバージョンのZoomで画面共有を行おうとしても正常に画面共有することができません。
なので、Zoomのソフト・アプリは常に最新バージョンを保っておきましょう。
ネットワークが異なるものに繋がっている
スマホの画面をPCに共有したいのに、できないという場合にはWi-Fiなどのネットワーク接続違いが原因の可能性があります。
PCとスマホが別々のネットワークに接続している場合、正常に画面共有できないことがあるので、PCもスマホも同じWi-Fiに繋いでいるか確認しておきましょう。
PCは自宅のWi-Fiに繋いでいる、スマホはモバイルWi-Fiに繋いでいる
このようにネットワークの環境が違うと正常に画面共有できない可能性が高いです。
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