「Zoom」で参加者のときに、自分らしきアカウントが2つまたはそれ以上、あるいは自分が主催者のときに、同一の参加者アカウントらしきものが2つまたはそれ以上表示されるというアクシデントがあります。
この記事では、こうした2人以上同一アカウントが表示されたときの原因と対処法について解説していきます。
Contents
ZOOMと複数アカウント・複数デバイス
ZOOMと複数アカウント、ひとつのアカウントを他のデバイスで利用できるかについて解説します。
複数アカウントは可能か
Zoomでは、複数のアカウントを作ることが可能です。ただし、同じメールアドレスで複数アカウントは作れないので気をつけてください。
複数のメールアドレスを用意して、それぞれZoomアカウントを作ることは可能です。
Zoomで複数アカウントを作成する方法と作成出来ない場合の対処法を解説
1人のユーザーが複数のデバイスで使用できるか
ユーザーアカウント1つで1度にコンピューター、タブレット、モバイル1台ずつでサインインできます。
同じ種類の別デバイスでログインしているときに別のデバイスにサインインしようとすると、最初にサインインしていたデバイスから自動的にログアウトされます。
ココに注意
1人で複数のアカウント所持や複数のデバイスで利用することは可ですが、1つのアカウントを複数の個人と共有することはできません。
ZOOMでアカウントが二つあるときの原因【参加者】
Zoomで自分が主催者(ホスト)であるときに、参加者のアカウントが2つあるいはそれ以上あるときの原因は下記の通りです。
- 同じ参加者が複数参加している
- 似たユーザーネームの参加者が複数いる
- Zoomのバグ・不具合
ZOOMでアカウントが二つあるときの対処法【参加者】
Zoomで自分が主催者のとき、参加者の同一アカウントらしきものが2つ表示されるときの対処法について解説します。
削除または整理する
Zoomで主催者をしているときに同じ参加者が2人現れる場合、下記の原因を疑ってください。
- 同じアカウントの人が複数のデバイスなどで参加している
- 似たユーザーネームの人が複数いる
この対処法としては、アカウントの整理か削除をする、またはユーザーネームの変更を行います。
アカウントの整理や削除をするときは、その複数のアカウントが同じユーザー所持のものか、アカウント所持者に訊ねてチェックする必要があるでしょう。
チェック出来て、同一人物のアカウントだった場合、片方のアカウントを削除または退出させるようにしてください。
アカウントが同じユーザー所持のものか、別ユーザー所持のものかチェックするには、チャットが便利です。
実際の使い方については、下記の記事を参考にしてください。
【2020年最新版】ZOOM Cloud Meetingsの使い方を解説!
ユーザーネームを工夫する
同一人物の所持しているアカウントではない場合、非常に似たユーザーネームで登録されているがために、同じアカウントが2人現れているように勘違いしている可能性があります。
そうなった場合は、片方のユーザーネームを変更することで、別人物のアカウントであることを分かるようにすると便利です。
参加者の名前を変更する方法については下記の記事を参考にしてください。
退室して再入室
Zoomの不具合によって、同じアカウントが増殖して見えている可能性もあります。
そうなった場合は、Zoomの部屋から一度退室して再入室することで解決する可能性が高いです。
ログアウトして再ログイン
Zoomの不具合によって、同じアカウントが2つあるように見えてしまっている場合は、ログアウトして再ログインすることで解決することもあります。
ログアウトとサインインの方法については下記を参考にしてください。
「ZOOM Cloud Meetings」にサインイン・ログアウトする方法とサインインできない場合の対処法
ZOOMでアカウントが二つあるときの原因【自分】
Zoomに参加していて、自分のアカウントが2つあるというときの原因と対処法は下記の通りです。
問題のあるところ/項目 | 原因 | 対処法 |
自分 | 複数アカウントでログインしている | 1アカウントに絞る |
【ユーザーネームを工夫する】を参照 | ||
主催者 | 似たユーザーネームの参加者がいる | 【ユーザーネームを工夫する】を参照 |
主催者に複数アカウントを同じまたは似たユーザーネームで登録されている | 【削除または整理する】を参照 | |
Zoom | Zoomのバグ・不具合 | 退室して再入場 |
ログアウトして再ログイン |
さらに詳しく
分かりにくいものだけ個別で解説していきます。
ZOOMでアカウントが二つあるときの対処法【自分】
Zoomで自分が参加者の立場のとき、自分のアカウントが2つあるように見えるときの対処法を紹介します。
1アカウントに絞る
貴方が複数のアカウントを所持してサインインしている状態であり、その複数のアカウントで同一のミーティングに参加しているとき、このようなことが起こり得ます。
この状況で2つのアカウントを表示させたくないときは、片方を別の名前に自分で変更するか、主催者に変更して貰えば解決します。
また、もう一つの方法として、ひとつのアカウントはサインアウトして、もうひとつのアカウントに絞る方法です。
サインアウトとサインインする方法に関しては下記の記事を参考にしてください。
「ZOOM Cloud Meetings」にサインイン・ログアウトする方法とサインインできない場合の対処法
パスワードを混同しないよう管理
複数のアカウントを所持している場合は、パスワードやメールアドレスが混同しないようにするために、アカウントの情報管理を徹底するようにしましょう。
ココに注意
メールアドレスとパスワードの組み合わせが違うと、もちろんサインインできません。
複数アカウントを切り替える
複数のアカウントを所持している場合は、ひとつのアカウントのみ参加させることで対処することも可能です。
そのとき、残しておきたいアカウントに切り替える方法について解説します。
アプリ版
アプリで切り替えるときは、一度サインアウトして切り替えたいアカウントで再サインインする必要があります。
細かな手順に関しては、下記の記事を参考にしてください。
Zoomで複数アカウントを作成する方法と作成出来ない場合の対処法を解説
ブラウザ版
ブラウザ版でアカウントを切り替えるときも、一度サインアウトして切り替えたいアカウントで再サインインする必要があります。
細かな手順に関しては、下記の記事を参考にしてください。
Zoomで複数アカウントを作成する方法と作成出来ない場合の対処法を解説
ココがポイント
Zoomで同じアカウントが2つ見られるときは、大きく分けて、不具合、複数アカウントで参加している、似たようなユーザーネームである人が複数人いるという状況に分かれます。
このトラブルは、特に致命的な問題ではないため、出席など取っているケースを除いて、そのまま訂正せずにミーティングを続けても問題ありません。
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